今年の3月25日にTOEICを受けました。
多読100万語でTOEICのスコアはどうなる?
多読を始めてから初めての受験です。たまたまですが、英語の勉強を再開したいな~と思っていた頃、受験したのです。それが2005年7月24日です。多読を知る少し前のときです。
2005年にTOEICを受験したときは、5-6年ぐらい全く英語から離れていたので、過去にとったスコアから激減するであろうことは百も承知でした。それでなんとなく結果を目にしたら凹むだろうな~って思ったので、TOEIC対策を2ヶ月ぐらい?しました。万全というわけではなかったですが、完全に忘れていた英語の感覚をちょっと思い出せたかなぁ、ぐらいにはなっていたと思います。
今回受けたのは100万語通過記念っつーことで、それと、多読だけでどれほどTOEICのスコアが上がるのか、実験もかねていました。
100万語でスコアはどうなった?
気になる結果ですが、スコアは全く変わりませんでした。670点でした。
2005年、多読を始める前の内訳:リスニング390点、リーディング280点
今回100万語通過語の内訳:リスニング370点、リーディング300点
問題を解く時間に変化はあった?
実は今回、全然時間が足らなくなって、最後のパート10~15問ぐらい見てないのです。テキトーにマークしました。それで「文章中の情報をもとに推測できる」というアビリティが平均を少し下回ってしまいました。2005年は時間配分とかきっちり対策してたので、時間が4、5分あまったのです。
受験した感想
受けてみて感じたことは、リスニングもリーディングも、わかるわからないがはっきりとしている部分が増えてる感じがしました。前は何となくこれかな?ってマークする部分がとても多かったのです。
TOEICと多読に関して過去を振り返ってみた
まずは参考までに、これまでの私のTOEIC受験歴とスコアの変化をお披露目しましょ~。
初1994年 415点
1995年 540点
1996年 590点
1997年 665点
1998年 595点
1999年 760点
TOEICは外資系企業に転職してから、毎年受けなければなりませんでした。この間、TOIECの勉強というのは、全くしていません。OJTで培われた英語力と、会社でビジネス用の英語のレッスンが週2回あり、1-2年に1回ぐらい2週間ぐらいの泊まりの英語レッスンがありました。
1994年、入社した年はめちゃくちゃ苦労しました。当時TOEICスコア415ではあっても、実際使える英語力はもっともっとレベル低かったですから(汗)会議の内容とかメールの内容とか理解できないし・・・。でも毎日英語に触れていると、慣れてくるものですね。
この頃はなんというか・・・駅前留学ではないですが、職場留学みたいな感じでした。ビルに入ったら公用語は英語。職場には日本語が通じない人が半数かそれ以上。必然的というか、強制的に使う言語は英語になります。そういう環境にいると、学校でやっていたように、いちいち頭で和訳をしていたら追いつきません。いつの間にか英語をダイレクトに頭に入れるようになっていました。
いくら「英語ができない、苦手」といっても、慣れというか適応というか、生き残るためにはそうするしかなかったというか。もともと英語が超デキナイわれもこですから、退社する年でも普通に学生時代真面目に英語を勉強してきた人が当然知っているような単語とか全然知りませんでした。仕事で使う単語オンリーって感じでした。
私に英語の基礎力があれば、7年近くもそんな環境にいたら、もっと英語が伸びていてもおかしくなかっただろうに。TOEICスコアにもそれが現れていますよね。ま、英語運用力とTOEICスコアは相関性がないかもしれませんが。けれど英語運用力というか英語が自在に使える人は、TOEICは必ずハイスコアを出すはずです。逆にTOEICがハイスコア(あるいは満点)でも、必ずしも英語運用力が高いというわけではない。それはわかるという方は多いですよね。
私は多読に出会ってから、ネイティブが日常生活でよく使う英単語をたくさん覚えました。シャドーイングのおかげで、発音は外資にいて毎日英語を話していたときよりも良くなっていると思います。もっと早く多読を知っていればという思いはありますが、これも運命。この出会いを大切にして、これからどんどん英語の世界に浸りたいと思います。
酒井先生に、TOEICの結果を報告したのですが、なんと多読を始めたときはスコアが下がる場合が多いのだとお聞きしました。もう少し多読を進めて、また受けてみたらどうかとおっしゃっていました。いや~正直、予想外の点数でした。もっとあるかと思ってました・・・。また次回どんなことになるか楽しみに、多読とシャドーイングを続けていきたいと思います♪