英語の本(洋書)の読み方 絶対できる!多読歴12年が教える8つのポイント

英語が苦手、英語の本を1冊読み通したことがないという方に、私がまず伝えたいこと。

それは「この方法で英語が読めないはずはありません。この記事との出会いの日が、英語が読めなかった日々とのお別れの日です!」ということ。

私は以前、英語が全然読めませんでした。でも今は英語を読むことにストレスを感じません。どうすればそうなれたかを、8つのポイントにまとめました。

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簡単な英語の本から読む

まず始めに、多くの人が間違えてしまうのが読む洋書(英語の本)選びです。この間違いをしてしまう人が非常に多いのです。

英語を読めるようになりたいから、簡単すぎる英語の本では勉強にならないとか、大人なのに赤ちゃんや子どもが読む英語の本を読んでも面白くないとか思っていたとしたら、今から考えを改めましょう。

自分が読みたい英語の本を手にとって、それを読破できずに終わるという経験を繰り返している人は、読みたい英語の本ではなく、読める英語の本を手に取ってください。

「読める英語の本を読んだって、勉強にならないじゃないか」「読めない英語の本を読めるようになりたいのに、そんなの意味がない」と思っていませんか?そんな心配は無用です。とにかく読める英語の本から読むのです。

今読める英語の本を読んで、何のためになる?

自分が読みたい英語の本1冊を読み通せた経験がない人は、英文の読み方を訓練することが必要です。いずれ自分の読みたい本を手にとって、ストレスなく辞書も使わずにスラスラ読むための第一歩。それが今読める英語の本を読むことです。

長い英語の文章を、日本語に訳さず、視線を文章の前から後ろへスーッと動かす読み方(返り読みしない読み方)をして意味を理解できますか?

できない場合には短い英語の文章から訓練をすると、自然に簡単に知らぬ間にできるようになります。脳に負荷をかけすぎない方法がよいのです。自分にはかなり難しいと感じる英語の本をがんばって読むよりも、スラスラと英語を読む感覚を掴みながら(これは快感!)英語の本を読むほうが楽しいし、長続きします。

英語学習は効率も大事かもしれませんが、それよりも英語に触れる量のほうが大事です。

今読める英語の絵本で何が学べるか、または何ができるようになるかというと、簡単な単語ばかりでも、知らなかった言い回しを知ったり、知っている単語のも知らなかった意味を学んだり、日本語を介さずに英語を理解する訓練ができるなどです。

ときには見たこともない単語に出会うことがあるかもしれません。でも、知らない単語が一つだけだったら?多分文全体から、前後の関係から、意味がわかるでしょう。知らなかった単語の意味も辞書なしでわかるわけです。

読むときに心の余裕もありますよね。知らない単語が一つ二つ出てきたって、「文脈で意味わかるもん」という余裕が。難しい英語の本を手にとって「読めるかな~」と心配しながら読むよりも、余裕が持ててリラックスした状態で英語を読むという経験は、後々役に立ちます。

簡単な英語の本ってどんな本?

要するに文字がまだ読めない赤ちゃんがお母さんに読んでもらう本や、読むことを覚えるために幼児向けに書かれた絵本のことです。どんなものか全く知らないという人のために、下にそのような英語の絵本を紹介したページをリンクしておきますので、参照してください。

リンクYL0-1.0(ネイティブの赤ちゃんから就学前児童レベル)

いや、いくらなんでもそんな英語の本を読むのは頑として断るとおっしゃる方のために、英語を第二外国語として学ぶ人向けに書かれた英語学習用のレベル別リーダーがあります。下に英語学習用のレベル別リーダーを紹介したページをリンクしておきますので、参照してください。

リンクレベル別リーダー

辞書は使わない

知らない単語が出てきても、辞書は使いません。「え?そんなの、どうやって意味を知ることができるの?」「それじゃあ勉強にならへんやん」と思いますか?

私は昔、英語が全然できませんでした。中学レベルの英語すら、できていませんでした。「文法?何も覚えてないし。」そんなレベル。そんな私が職場で英語の文献を渡されて、これは参考になる文献だから、一読してから実験計画書を作るように言われました。

一生懸命辞書を引きました。ほぼ全ての単語の意味を辞書で調べ上げましたが、さっぱり意味がわかりませんでした。

はっきり言いましょう。英語ができない人は辞書を使っても無駄です。

それよりも、後で説明する推測読みをとことん練習するほうが、英語を読むためには断然役に立ちます。

大事なことなので、もう一度。ちょっと言い方変えますね。辞書は英語が読めるようになってから使おう!

思い出してみてください。私たちが日本語を習得した過程を。小学校へ入学して、あいうえおを学びました。読む練習も、漢字の練習も始めましたよね。いつから国語辞典を使い始めましたか?

時代や家庭環境などに左右されるかもしれませんが、私は小1のときには辞書は使っていなかったと記憶しています。わが息子は現在小学校2年生ですが、国語辞典はまだ買ってもいませんし、学校でも使っていないようです。

それでも読み書きしているのよ。かなり口も達者になってきているし。辞書については、後でもっと詳しく書きます。

和訳しない

英語を読みながら、頭の中で日本語に訳していませんか?訳しちゃだめです。それをやっちゃ、なんとか英語を読めるようになれたとしても、「なんとか読める」のレベルに収まってしまいます。

なぜ訳したらダメかというと、訳していると理解できるまでに時間がかかるから。私が言っている「英語を読めるようになる」とは、日本語のようにスラスラ読めるようになることです。

だから今読める英語の本から始めるのです。訳さなくても意味がわかるレベルの英語の本から始めるのがベストです。1文が2-5語で構成されている文章がいいです。

日本語は使わない!日本語を使わずに、ただ読む。読んで一瞬で理解する。一瞬の理解のためには、英語→映像化→理解がベストです。それを繰り返す。それだけで慣れてきます。慣れがとても大事なんです!

英文は返り読みしない 前から後ろへ読む

日本語に訳さないで理解できるということは、返り読みしないで英語の文章を前から後ろへ読んで理解できるということです。

昔学校の英語の授業って、ひたすら教科書の英文を和訳しましたよね。あれは英語を読めるようになる方法としては、ナンセンスです。

そんなことしなくても英語は読めるようになります。そんなことをしたくても出来ないほどの学校英語落ちこぼれだった私は、英語から日本語に訳す作業をしなくても英語をスラスラ読めるようになりました。

今あなたが、学生時代の英語力を苦にされているのなら、そんなもの全く気にする必要はありません。今から始める訓練で、英語が読めるようになればいいだけです。

返り読みしない訓練も、簡単な英語の本でやりましょう。どうですか?簡単な英語の本を読むメリット、だんだん見えてきましたか?読む技術は基本中の基本ですから、しっかり身につけたいですね。

徐々に長い英文へ

やっぱり大人にすれば、大人が読んでも恥ずかしくない英語の本を早く読めるようになりたいものです。今読める英語の本=簡単な英語の本から始める目的は、知らない単語の意味を推測すること、知っている単語の知らない使い方を知ること、日本語に訳さないで読むため、返り読みせずに読んで理解する練習のためでした。

特に日本語に訳さなくても読めるようになったり、返り読みの頻度が少なくなってきたら、徐々にレベルを上げていきましょう。

レベルはゆっくり上げましょうね!欲張って急に難しい英語の本を読もうとしても、だいたい上手くいきません。それなりに挫折感を味わい、また戻ってくることになります。

イメージとしてはこんな感じです。

それは忍者。忍者はジャンプ力をつけるために、麻の苗木を植えてその上を毎日飛んでいたと言われています。毎日少しずつ伸びる苗木の上を飛ぶ訓練。実際麻は成長が早く、1日に3cmも伸びるそうですし、忍者がその修行をした結果、本当にTVや映画にあるような超人的なジャンプ力を身につけるかどうかは置いといて。

毎日英語の本を読む習慣、そして力がついたと思ったら、少しずつレベルを上げていく。この方法で、自分でも気がつかない間に英語を読む力がついています。

ここで注意点は、ちょっと背伸びしたレベルの英語の本を読むのはかまわないのですが、どーんとレベルを上げるとたちまち読むのが苦しくなります。辛くなったら元のレベルに戻りましょう。体勢を整えて、ちょびっとだけレベルをあげた英語の本で仕切りなおしましょう。

一気にがんばるのではなく、地道な取り組みが功を奏します。

知らない英単語は推測読み

知らない英単語に出会ったら、さらっと飛ばして読みましょう。どんどん先を読んでいきながら、飛ばした単語の意味を文脈から推測します。これが推測読み。

知らない単語の意味の推測は、特別なことではなく、日常の中で(日本語で)しているはずです。「え?そんなことしてるかなぁ?」と一瞬思ってしまうほど、無意識にしているはずです。

この記事は日本語で書いているので、日本語が母語である人が読者という前提で書きますと、私たちは自由に日本語が話せて書けて読めて聞けています。でも、だからと言って日本語の語彙力はどうでしょうか。

普通に生活していても、知らない単語に出会うことはありませんか?そんなとき、会話中なら「え?それどういう意味?」と聞くこともあるでしょうが、さらっと流して話の流れから大体意味を推測して内容を理解すること、ありませんか?

常に国語辞典を携帯し、知らない単語に出会うたびに毎回辞書を引いて意味を調べる人、どれぐらいいますかね。いても極々少数派でしょうね。それでも私たちは日本語を使って、言葉の不自由をほとんど感じることなく生活できているのです。

推測は特別なことではありません。あたりまえのことを、英語でもやりましょう。すぐに辞書に頼るのはやめましょう。

私たちは日本に住み、日本語を毎日使って生きていますが、それでも全ての単語を知っているわけではありません。私なんか、日本語の語彙力すら頼りない状態です(笑)

それでも日本語で、ほとんど不自由なく言葉の理解ができるのは、知らない言葉(または聞き取れなかった言葉)の推測をしているからです。もちろんこれだけが理由ではなく、いろいろある理由の一つです。

推測読みは、語彙力不足を補える頼りになるスキルなので、訓練して上手に推測ができるようになりましょう。推測読みの訓練は、難しい英語の本でするには無理があるので、やはり簡単な英語の本が適しています。

推測できなかったときはどうするのか?

文脈から推測しようと試みたけれど、出来なかった場合はそのまま放置します。

大丈夫です。放置しても、英語の本を毎日開いて読んでいたら必ずまた同じ単語に出会います。

そのときは前のときと違う場面で使われているのです。そのわからない単語の意味を探る、別のヒントが現れたってことですね。それでもわからなければ、また放置します。そんなことを繰り返すたびに、その単語の意味はわからないものの、その単語をすっかり覚えてしまいます。

そういうことをしているうちに、意味はよくわからないけど、見たことある単語というのが増えてくると思います。そういう単語の意味は、ふとしたことで一瞬にしてわかることがあります。そういう瞬間を経験することもまた、楽しいですよ。

一瞬にしてわかるのは、英語の本を読んでいるときとは限りません。言葉は生活の中にあふれています。インターネット、テレビ、新聞など。

私の場合、英語の本の中で意味がわかることが多いですが、こんなこともありました。YouTubeで日本語に英語字幕がついている動画を見ていたときです。当時、admitという単語、知っていたけれど意味がぼんやりとしてよくわからなかったのです。すると見ていた動画の字幕にI don’t admit … が出てきたのに気がつきました。音声を聞いていると「○○××なんて、認めねえからな!」と言っていたのを見て、一瞬で意味がはっきりとわかりました。

このようにいつ何時、ぼやけて意味がわからない英単語が一瞬にしてわかるようになるかわかりません。まったく見たことのない単語に出会い、辞書を引いて覚えようと努力するのは大変ですが、辞書を使わずに英語の本の中などで少しずつ語彙を増やしていくのは努力している意識はなく、楽しいです。

好きなジャンルから読む

英語が上達するために、絶対に必要なことって何だと思いますか?

私なら「好きになること。楽しむこと。続けること。」と答えます。

英語上達のためには、継続は絶対に必要です。継続することは容易ではありませんが、楽しいこと、好きなことなら続けられますね。英語の本を読むことを楽しい、好きだと感じるためには、つまらないと感じる英語の本を読んではいけません。読んでいて楽しいと感じられる英語の本を読んでください。

簡単な英語の本は、探せばたくさんあります。その中から好きな作家、好きなイラストレーター、好きなジャンルなどを見つけてどんどん読んでいきましょう。ひとつでも好きなものが見つけて、そこから世界を広げていけばいいだけです。

面白くないと思ったら読まない

試しに手に取った本が面白くない、難しすぎて理解できないなどの理由で、読むのが苦痛になることがあります。そんなときは、すぱっと潔くあきらめて他の本を探しましょう。

途中で読むのをやめるのは、別に悪いことではありません。無理矢理読むので頭にも残りません。そんな退屈で無駄な時間を過ごすよりも、もっと面白い英語の本を探すべきです。面白い英語の本探しも楽しいです。

私は「洋書 おすすめ」や「洋書 多読」などのキーワードで検索して出てくる、英語の本を読んだ人が感想などを綴っているブログを参考にして本を選んだり、アマゾンでレビューがたくさんついている英語の本を探したりします。

初めのうちは特に、つまらない英語の本を我慢して読まないほうがよいです。ここでは我慢は禁物。さっさと断念するが勝ちです。

おわりに

いかがでしたか?私がしてきた方法は、従来の英語学習から見ると、非常識極まりないです。けれども英語の「勉強」に、どうしても馴染めなかった私でも、すんなりと受け入れられた方法で、ついには英語の本を読むことがライフワークになってしまいました。

そこらへんの英語教師よりは、断然英語の本を読んでいるという自負があります。英語が好きになると、英語を使って何かしたくなるものです。

私がこのサイトを立ち上げたのも、地元で「英語絵本の会」を作ったのも、この方法で英語の本を読み、英語が好きになったからです。「英語絵本の会」は、英語と絵本が好きな大人たちが集まって読み聞かせしあったり、英語の絵本について語り合い、情報交換し、ときには子どもたちや大人たちの前で、英語絵本の読み聞かせ会も行います。とても楽しいですよ。

英語を話す機会が少ないので、これからは話す機会を積極的に作っていきたいと思っています。読むことから始めて、聞く、書く、話すへと興味は広がりました。

アメリカの人気ドラマ『Friends』を英語・日本語字幕いずれもなしで見て、大爆笑できるようにもなりました。興味はどんどん広がるばかりです。それでもやっぱり、英語の本を読むことは一日もやめたことはありません。

難しい英語の本を、辞書を片手に訳しながら読んでいる場合ではないですよ。スラスラ辞書なしで英語を読む訓練を始めましょう。

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