多読が続かない人がやりがちなこと5つ、これをやめると多読が面白くなる!

英語力を伸ばすには多読が良いと昔から言われていますが、まだまだ世間一般に多読は浸透していないのが現状といえるでしょう。

私は多読にハマって14年目を迎えます。英語が全くダメだった私が、なぜ今も多読を続けられているのか、続けられない人と何が違うのかについて、整理したいと思います。

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英語ができるできないは関係ない

まず初めに明言しておきたいことは、多読が続けられるかどうかに英語力は全く関係ないということです。英語センスゼロだった私が13年以上多読を継続していることが、それを証明しています。

私は正真正銘の英語落ちこぼれで、英語が大嫌いでした。辞書を使っても英文1つまともに訳せなかったし、海外旅行へ行っても英語が怖くて逃げてばかりいました。挙句は泣いて帰る始末。

そんな私でも多読にハマったら、13年間も英語を読み続けることができたのです。13年どころか、きっと私は死ぬまで多読をするでしょう。すでに多読は私の人生の一部になっていますから。

そんな私が「これをしたら多読は続かない」と思うことをまとめてみました。

<必読>これをすると多読が続かない!やってはいけないこと5つ

多読は英語力ゼロでも始めることができます。英語レベルや性格によって気をつけるべき細かい点はありますが、根幹の部分は英語レベルや性格に関係なく同じです。その根幹の部分とは「多読は勉強じゃない」という意識を持つことです。覚えなくちゃいけないとか、調べなくちゃいけないとか、理解しなくちゃいけないとか、通常英語力を伸ばすために良いと考えることは、すべて多読の邪魔になります。それは忘れないでください。

最初に書いた「英語力を伸ばすには多読が良いと昔から言われています」に相反することですね。実はそこが多読の落とし穴とも言えるでしょう。トリッキーな奴なんです、多読って。

ではこれから多読を続けるために、やってはいけないこと5つを紹介します。

わからない英単語があると辞書で調べる

辞書は知らない単語の意味を教えてくれるし、わからないまま放置するのではなく意味を知って語彙を増やしていくものと思うのが当然と、多くの人は考えると思います。でも多読が続かない理由は、皮肉なことにもわからない英単語があると辞書を引いてしまうからです。

わからない英単語があっても辞書で調べずにそのまま放置するなんて、真面目な人ほどできません。真面目に勉強してこなかった私でも、多読を始めたころは罪悪感というか、居心地の悪さ、気持ち悪さを感じました。

それをグッと我慢して放置できるかが、まず一つ目の分岐点になるでしょう。真面目で辛抱強い人は、稀に辞書を引きつつたくさんの洋書を読破していくこともあります。でもそれはごく少数派です。

ほとんどの場合は辞書を引きつつ読んでいると、面倒になってくるし面白くなくなってやめてしまいます。私がもし、誘惑に負けて辞書を引きつつ読んでいたとしたら、今頃はきっと多読とは無縁の生活をしているでしょう。

多読は勉強じゃないと割り切りましょう。わからない英単語があってもほったらかしでいいのです。勉強じゃないんだから。わからないままでいいのです。なぜわからないまま放置したほうが良いかは、後でわかります。

単語帳やフレーズ集を作って覚えようとする

覚えたい単語や使えそうなフレーズを見ると、そのままスルーしたくなくて、どこかに記しておきたくなりますよね。確かにそれも勉強方法の1つだけれど、多読ではやらないようにしましょう。せっかくの読む楽しみが、単語帳やフレーズ集作りに変わってしまったらもったいないです。

多読を続けるコツは、物語を楽しむことです。英語を勉強しているという意識があると、どうしても成果が気になります。そうなると成果を残そうとして、新しく知った言葉を覚えようとしてしまいます。覚える事自体が悪いのではありません。覚えたり知識をまとめる勉強は、多読ではない別の機会にすべきです。

背伸びをして難しい洋書を読む

多読を止めてしまう原因の一つは、読むのが苦痛になることです。難しすぎる洋書を読もうとがんばっていると、意味が解らない部分がたくさんあって、疲れてしまうし面白くないのです。

面白くないことって続かないのは当たり前のことですよね。簡単すぎるのもまた退屈してしまうので、丁度良いレベルの洋書が一番好ましいです。でもこの丁度良いレベルの洋書を選ぶというのが、初めのうちは難しかったりします。

どうやって丁度良いレベルの洋書を見つけていくかは、多読を続けていくために必須の技になってきます。

読めない洋書でもがんばって読んでしまう

「難しい、読めない。でもがんばって最後まで読む!」なんと素晴らしい!大したものです。でも、その努力は多読には無用なのです。必要のない努力はしなくてもよい、というか、しないほうがよいのです。

じゃあ読めない洋書はどうしたらよいのか。答えは「ポイッ」。もう読まない。内容がわからなくて面白くない洋書は、さっさと読むのをやめて他の洋書を読むべきです。これが多読を続けていくために必須の技です。

これを繰り返すことで、自分のレベルに合う洋書に出会える確率がアップします。そのうちにお気に入りの作家と出会えたりして、どんどん多読にハマっていくのです。結局は「この本好き!」という気持ちが、引っ張ってくれます。英語力をアップしたい!という気持ちが引っ張ってくれるわけではありません。

わからないことを気にする

洋書を読んでいてわからない英単語やフレーズが出てきても、辞書は引かないのが多読のルール。でもそれだとわからないまま・・・。それが気になるという人は、多読をやっていても意味があるのか段々心配になってきて、そのうちに多読に対する不信感から続けるのが困難になり、最後にはやめてしまいます。

逆に多読を続けられる人はどうなのでしょう。私の場合は多読を続けていくうちに、わからないことに気づかなくなってきました。わからない英単語やフレーズがあっても、読み飛ばす癖ができて、そのうちにわからない言葉やフレーズがあることにも気づかなくなってきました。

なぜわからないことに気づかなくなると思いますか?

なぜならわからない部分を飛ばして読んでも、文脈からちゃんとその読み飛ばした部分の意味をつかんでいるから(これが推測読み)です。わからない英単語やフレーズを読み飛ばすとか無視するとかいう表現を使っていますが、実はちゃんと目から入ってきています。

多読のすばらしさはそこにあります。

同じ言葉の読み飛ばしを何回、何十回と繰り返すうちに、読み飛ばしていてもその言葉を覚えてしまいます。そしていつしか意味まで理解するようになります。これが多読と推測読みの威力です。

わからない部分は文脈からヒントを得ながら、全体の意味からそのわからない部分の意味を推測していくのですが、そういう読み方(推測読み)が無意識にできるようになると、わからない部分があることにも気がつかなくなるのです。

さらに自分が気づかないうちに、わからなかった言葉もその意味も覚えてしまっているのです。

これはちょっと多読をしたぐらいでは、なかなか身につきません。気が遠くなるほどの繰り返しが必要です。母国語を習得していく過程に近いと思います。気長に続けることが絶対に必要なのです。

だから多読は続けなければ意味がないのです。

これで「わからないまま放置しても良い」という意味を、分かっていただけたと思います。

英語力をアップしたい人へ

英語力をアップしたいから多読に挑戦するのは良い事だと思います。でも多読を続けるためには英語力アップを意識しすぎると、失敗に終わる可能性が高い気がします。

多読は楽しみとして行うのがベストな気がしています。いわば娯楽のようなものですね。多読をすることで、日本に住んでいても毎日英語に触れる環境が簡単に作れます。英語力のアップを目指すなら、多読は生活の一部としておいて、それとは別に英語の勉強をするのが良いと思います。

私は長年、多読しかしてきませんでした。10数年多読だけをしてきて、英語を読む力とリスニング力は伸びました。けれども英語を書く・話すという、アウトプットは伸びませんでした。

数年前から徐々に、英語を話す機会を持つようにしています。それでやっと、長年インプットしてきた英語が生きてきたように感じています。やはり英語を学ぶ一番の喜びは、日本語が通じない人と会話ができることですね。

英語ができれば、確実に世界が広がります。だからみんな、熱心に英語を学んでいるのですよね。ぜひ多読を取入れて、楽しみながら英語を習得していただきたいと思い、記事にしました。

このサイトには、私がこれまで読んだ洋書をたくさん紹介しています。多読用の洋書選びに、活用してください。

最近は下のサイトのほうへ、読んだ洋書のレビューを書くことが多いです。よければ参考にしてください。

英語が苦手な私が、いつの間にか洋書をスラスラ読むようになっていました。洋書を読み始めて10年以上、全く飽きることなく続けてこられたのはなぜか。私の記録を公開しています。
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