スリリングな法廷もの Rainmaker

読み終わった洋書がとても面白かったので、紹介をします。

The Rainmaker

洋書のタイトルは『The Rainmaker』。私は原作ではなく、Retold版を読みました。原作はJohn Grisham著。リトールドですので、語数も原作に比べると格段に少なく、易しい英語に書き直されています。ストーリーもあまり詳しくなく、ざっくりした感じがあります。それでもかなり面白かったです。法廷ものは好きです。John Grishamはもともとは弁護士だったのですよね、確か。だからこの類の小説ばかりなんでしょうね。

新米弁護士が、アメリカでは到底勝ち目ナシと思われる大きな保険会社を相手に、訴訟を起こします。スリリングな展開と、相手との心理的駆け引きともいえるようなやり取り。こちらは貧乏法律事務所の新米弁護士に、相手はお金を持っている大会社で、一流の弁護団。もうこれだけで怖気づきそうですが、気持ちがいい展開に夢中になれました。

これを読んで、ぜひ原作を読むか、映画が観たくなりました。私が読んだこの洋書は、読みやすいのだけどコンパクトにまとめられているから、話の細かいところがよくわからないのです。だから余計に原作が気になります。映画や原作に手を出す前に、どんな物語か知るという意味でもリトールドはいいですね!

こちらのYouTube動画は映画『Rainmaker』の予告編です。

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