やっぱり感動してしまうHeartland

True Enough (Heartland)

洋書のタイトルは『True Enough (Heartland)』の第11巻です。このシリーズは、かなり前からゆっくりゆっくりペースで読んでいます。今回もとても感動しました。

Heartlandに新しくやってきたBoxer(馬の名前)。食事も採らないし、元気がありません。原因がわからず、途方にくれるAmy。ですが次第にBoxerや持ち主、そしてBoxerをHeatlandに託した持ち主の娘が抱える問題が明らかに。

まだ若すぎるAmyには、ストレートに物事を考えることしかできません。持ち主の娘との関係が悪化の一途。Tyがやさしくアドバイスしてくれて、思いもしなかった気遣いを学びます。Amyなりの真剣さが功を奏し、持ち主の心を開かせることができました。

ことの真相が明らかになっていく過程で、読んでいる私も一緒に心が痛くなったり悲しくなったり。電車の中で読んでいても、溢れてくる涙をどうすることもできませんでした。児童書ではありますが、こんなに深くまでいろんな人生を見せてくれて、自分と他人の区別を学び、他人への気遣いを教えてくれるなんて、すごいです。Amyの素直さと強さに、今回も関心してしまうわれもこでした。

Boxerのお話だけではなく、この巻では馬のショーでのStormとAmyの活躍や、わがままで感じの悪いAshleyの意外な一面も見ることができました。Ashleyのことは、なんだか中途半端な状態で終わっているので、次の巻に期待しています。

これまでのところ 3,134,084語
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読んだ洋書の冊数 769冊

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