Catwingsシリーズ全4巻・大人も感動できるおすすめ洋書

大人にもおすすめの洋書 Catwings シリーズ(空飛びネコシリーズ)

空を飛ぶネコの物語です。子ネコたち全員が羽を持っていて、空を飛べるのです。お母さんネコは、その姿の珍しさゆえに子どもたちの身の安全のため、人目につかないよう慎重に育てます。しかしすぐに親元を離れるほどに成長し、子ネコたちは自分の世界を求めて羽ばたいていきます。普通のネコとしては生きられない、彼らの過酷でたくましい姿に心打たれます。Catwingsの著者は、『ゲド戦記』の著者アーシュラ・K・ル=グウィンです。

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Catwings シリーズの紹介

『Catwings』
YL4.5、総語数2,912
羽を持って生まれてきた4匹のネコ。お母さんは人間に見つかったらいい見世物にされてしまうだろうと心配し、人目につかないよう慎重に育てます。独り立ちできるまでに育てると、子どもたちは人の少ない田舎で暮らすことになり、お母さんのもとを離れます。危険をはらんだ旅立ちです。
『Catwings Return』
4.5、総語数4,979
翼を持って生まれた4匹のネコは、田舎の牧場で暮らし始めました。そこでの暮らしは幸せでしたが、HarrietとJamesは懐かしいお母さんに会いたくなり、ふるさとの町に向かって出発しました。お母さんを探していると、なんとなんと!ステキな出会いが待っていました。羽のあるネコだから、人目につかないように移動するだけでもハラハラします。
『Wonderful Alexander and the Catwings』
YL4.5、総語数4,155
立派なお家で飼われているAlexanderは、羽のない普通のネコで世間知らずのわんぱくネコ。冒険をしようと思い、外に出たところ犬に追いかけられて登った木から降りれなくなってしまいました。そのAlexanderを助けたのは、羽の生えたネコ、Jane。Janeは過去のトラウマから、口が利けません。Alexanderは自分の愚かさを恥じるとともに、Janeに恩返しをしたいと思うのです。2匹の交流が素敵。
『Jane on Her Own』
YL4.5、総語数3,217
末っ子の黒ネコJaneは、のんびり幸せな農場での暮らしに物足りなさを感じ始めます。Janeは自分らしさを求めて居心地の良い安全な場所を飛び出します。危険な目に遭いながらも、自分を貫こうとする強さを持つJaneに励まされる読者は多いと思います。このシリーズ最終巻です。
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