今月の英語絵本の会は濃かった!
4月の英語絵本の会の報告です。
たくさんの素敵な洋書絵本と出会いました
4月に集まったのは14名でした。うち見学に来られたのは2名でした。近頃は毎月初めての方がいらっしゃいます。
今月は新年度ということで、新しい副館長さんがいらっしゃいました。優しそうな方でホッとしました(笑)
さて、今月読んだ絵本をどんどん紹介していきましょうね。
The Spiffiest Giant in Town
まず1冊目の洋書絵本タイトルは『The Spiffiest Giant in Town』。
とてもかわいらしい絵でした。一人の巨人のお話です。ある日、巨人はぼろ服からきれいな服を着ていい気分になります。その後の展開はあえて書きませんが、韻を踏んでリズムよく、読む人がとても上手なので、聞いていると心地よく、楽しい気持ちになりました。
やはりこの類の絵本は、リズムが大事ですね。
メイシーちゃんのおさんぽ
2冊目の洋書絵本のタイトルは『メイシーちゃんのおさんぽ』。メイシーちゃんのシリーズです。よく見かけるこれもまた人気の絵本ですね。
この絵本は英語の日本語の両方が載っているので、どちらの言語でも楽しめますね。そしてこれはしかけ絵本なのです。
メイシーちゃんがお散歩するのですが、次々と楽しいお友達に出会います。引っ張って楽しむのですが、この日見せていただいた絵本は、もう散々子どもたちが遊んだのでしょう。しかけがあちこち壊れていました。
想像力を働かせながら見るのも楽しかったです。
Harry the Dirty Dog
3冊目の洋書絵本のタイトルは『Harry the Dirty Dog 』。長年愛され続けている名作中の名作です。日本語で読んだという方も多いのではないでしょうか。これを読んでくださった方は、先月初参加の女性。私よりもずっと年上の方で、とてもよい雰囲気の読み聞かせをされました。
年齢を重ねた人の読み聞かせって、声が落ち着いていて私はとても好きなのです。それにもしかして、もう数え切れないほど何度も声に出して読まれたのだろうかと思うほど、素敵な年季の入った読み聞かせでした。作品のイメージにぴったりでした。
The Man Who Walked Between the Towers
4冊目の洋書絵本のタイトルは『The Man Who Walked Between the Towers』。これはすばらしい絵本でした。表紙についたゴールドのコルデコット賞受賞のマークに納得です。読み手は洋書絵本の会初期からのメンバーさんでした。難しい絵本なのですが、あえてやってみたくなるほど魅力を感じたのでしょうね。字も小さいし、そこそこ長いお話。
絵がすごい迫力。ストーリーと絵の構成がすばらしい仕事をして、見るものを圧倒します。その迫力におされつつ、ご自身はうまく読めないとおっしゃっていましたが、なんのなんの、聞いていてもちゃんと意味がわかるというのはすごいですよね!
ちょうどクライマックスあたりで国際交流員さんにバトンタッチ。当然、英語はネイティブなので緊迫感がひしひしと伝わってくる読み方をされていて、聞いているこちらも大興奮でした。
Urashimataro うらしまたろう
5冊目の洋書絵本のタイトルは『Urashimataro うらしまたろう』。これはご夫婦で読んでくださいました。このご夫婦も英語絵本の会が始まって以来ずっと来てくださっている方です。近頃定着した感じのご夫婦での読み聞かせ。なかなか味があっていいです。
お二人で事前に打ち合わせをされていて、ぴったり息が合うときもあれば、あれっ?となるときもあり、そこがまた見ていて楽しいところでもあります。
お話はみんながよく知っているうらしまたろう。いつもいもとようこさんのシリーズの絵本をお選びになるのですが、コンパクトに話がまとめられていて、平易な英語で読みやすく聞きやすいです。それなのに話の展開に無理を感じないのがすばらしいですね。おすすめの昔話シリーズです。日本の昔話と世界の昔話のシリーズがあって、CDもついています。
英語のショートクイズ
ここでホッと一息。雰囲気をがらりと変えて、英語のクイズ。毎月担当してくれているメンバーさん。今回は2問用意してくださっていました。
ちょっと日本人には見慣れない、聞き慣れない英語のフレーズ。けれど英語圏では結構日常に使われているという言葉を選んでくださっています。
みんなはその意味を考えて言ってみる。今回は難しいけれども、いつもよりもすんなり答えがみつかりました。
Pierre
6冊目の洋書絵本のタイトルは、『Pierre』。私が読みました。読んだというか歌いました。
もうそれこそめちゃくちゃ練習しました。それなのに、完璧に歌えない(涙)音はずれるし、メロディ忘れるし。
どうしても思い出せないところは、仕方がないので普通に読みました。ちょうど1ページ分ありました。
私の好きなモーリスセンダック作です。このPierreというお話が歌になっているというのを知ったのは、ぽこすけが視聴覚室で借りてきたDVDでした。
モーリスセンダックの作品ばかりが収められたDVDに、いくつか歌が入っていたのです。この日何を読もうかと思ったのですが、ちょうど絵本を持っているので、Pierreにしました。
歌はYouTubeにありました。これを歌いました。結構難しかったよ~><;
https://youtu.be/_OW0glOkbX0
会の終わりに
今回の洋書絵本の会の終わりに、5月に初の試みである図書館以外での読み聞かせ会について話し合いました。初の試みとは、本屋さんでの洋書読み聞かせです。
洋書絵本の会として書店に進出するわけではないのですが、会のメンバーの中から参加希望者を募り、やってみることになりました。
5月に読み聞かせをさせていただく本屋さんは、このブログで何度か紹介してきました「ひまわり」という子どもの絵本専門店です。みやこ町にある、不思議な魅力にあふれた素敵な本屋さんです。ご好意により、このような場を設けてくださいました。
チラシは作成中、というかほぼ完成しました。最終チェックを済ませてから、また改めて宣伝させていただきます。お近くの方は、参加無料ですのでぜひお気軽に覗きにいらしてください。