1月の英語多読 おすすめの洋書 2016年

2016年になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。Kindle洋書と紙の洋書から特に面白かったものをピックアップしました。

1月のおすすめ洋書。英語初心者向けから中級者向けまで、レベルはいろいろ。ジャンルもいろいろです。Kindle洋書と紙の洋書を紹介しています。今月は易しめの洋書が多いです。
実際に私が読んだ中から、★★★★☆以上の評価をつけた洋書だけを選びます。

本の表紙画像をクリックするとアマゾンで購入できます。お気に入りを見つけたら、忘れないうちにご購入を。

注意:「YL●●●」は絶対的な基準ではありません。参考程度にお考えください。また、総語数できりのよい数字のほとんどは概算です。

YL0.0-1.0 短文で語彙も易しめ、すぐに読み終われる洋書絵本

今回はきれいな写真の洋書絵本、クスリと笑える洋書絵本、こころ温まる洋書絵本を見つけました。

『A Bright Colored Ocean』 Kindle洋書
YL0.3、総語数55
青い海にもぐり、さまざまな生き物が登場します。海の色、カラフルな生き物の写真に癒されます。
『Stuart Little Stuart Sets Sail』 紙の洋書
YL0.5、総語数460
ネズミのStuartが人間の家族と一緒に暮らしています。家族でピクニックに出かけたときに、Stuartはヨットでセイリング。湖と向こう岸まで行きたかったのに、いろんなことが起きてなかなか進めません。暗くなるまでに帰ってきてねというお母さんの言いつけをしっかり守るネズミのStuartがかわいいです。
『The Good Dinosaur The Journey Home』 紙の洋書
YL0.5、総語数226
かわいい恐竜の子ども、Arloの冒険の物語です。恐竜が畑を作っていたり、野生の(?)人間がいたりという設定です。人間の子どもを恐れて逃げているときに、二人とも川に流されてしまいます。人間の子どもが怖かったArloですが、次第に仲良くなっていきます。Disneyのイラスト。とても綺麗でかわいい絵です。
『Underwater: Exploring Rivers and Streams』 Kindle洋書
YL1.0、総語数367
川遊びを一緒にしているような楽しさです。川の中のの生き物やいろんな楽しいことをしている様子を、写真で見ることができます。
『Grandparents’ Day』 Kindle洋書
YL1.0、総語数345
おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊ぶ。かつて私が赤ちゃんだった頃一緒に遊んでくれたように。手を引いて歩く。かつて私がしてもらったように。赤ちゃんのころからずっと世話をし、かわいがってくれた祖父母に、大きくなった孫はお返しに今できることをする。心が温まるストーリー。
『You Got a Rock, Charlie Brown』 紙の洋書
YL1.0、総語数502
スヌーピーのシリーズ。Charlie Brownがハロウィンの衣装を考えます。作るのが楽なお化けにしました。目の穴を二つ作ればいいだけ、と言って出来上がったものを見ると・・・Lucyにいじられます。Trick-or-treatingに出かけた仲間達でしたが、またしてもCharlie Brownだけが不運な目に?!面白かったです。
『My Mother’s Pearls』 Kindle洋書
YL1.0、総語数495
お母さんは綺麗な真珠のネックレスをしています。女の子はお母さんが大好き。けれどお母さん、仕事で何日も家を留守にすることが多いのです。お母さんの職業がまたすごい。女の子は良い子でいるけれど、本当はとてもさびしいのです。それを察しているお母さんは、娘に言葉をかけるのです。可愛らしくてあったかいストーリー。

YL1.1-2.0 「英語なのに笑える」経験をぜひ

気楽に読めて笑える洋書絵本から、シリアスでこころに響く洋書絵本まで、いろいろ選んでみました。

『The Best Mistake Ever! and Other Stories』 紙の洋書
YL1.1、総語数1,082
Richard Scarryの絵本で3話収載。どれも面白いです。どのストーリーも、どこか間違っていたりどこか変だったり。Richard Scarryのイラストのマジックでしょうか、どんなシーンもかわいくておかしくて、かわいらしい。あっという間に読めてしまいます。

『Hot Chocolate for Santa Claus』 Kindle洋書
YL1.1、総語数1,043
クリスマスのお話。とても綺麗なイラストと心温まるストーリーで、クリスマスの雰囲気が楽しめます。サンタさんがある女の子の家に、プレゼントを届けた後、女の子が用意してくれたホットチョコレートを飲みながら、サンタさんはトナカイに、ここの女の子がなぜ自分達にこの温かい飲み物を用意してくれているのかを話して聞かせます。
『The Lonely Christmas Tree』 Kindle洋書
YL1.5、総語数510
モミの木がぽつんと生えていました。周りには他の木や草が生えていません。モミの木は孤独でした。クリスマスの夜だというのに!悲観にくれていると、星がひとつ降りてきました。その星は木に語りかけてきました。クリスマスの絵本の中では、静かで落ち着いたストーリーです。
『We’re Having A Tuesday』 Kindle洋書
YL1.6、総語640
両親が離婚し、二人の子どもは両親の家に交代で暮らします。交代の日は火曜日で、その日からお母さんと過ごすです。お父さんもお母さんも好き。どちらかと一緒にいれば、どちらかが恋しくなる子どもたち。健気でかわいくて、ちょっと心が痛みます。TuesdayになぜAがついているのか、ストーリーを読んで納得。

『The Arnold Lobel Treasury』 紙の洋書
YL1.6、総語3,239
Frog and Toadシリーズの著者、Arnold Lobelの洋書です。短い物語が4話収載。どれも愉快でどこかおかしくて。イラストが細かくて優しいタッチで、見ているだけで癒されます。大型の洋書で、ペーパーバックで1cmほどの厚みがあるわりに、さらりとあっという間に読み終えてしまいます。それがまた快感。達成感あります。
『Olivia the School Carnival』 紙の洋書
YL2.0、総語1,075
ブタのOliviaのシリーズ。もうすぐ学校では、お家の人を招いて、楽しい催しをすることになっています。Oliviaのクラスは、準備に大忙し。Oliviaが持ち前の想像力を生かして、各グループに一言アドバイスをしていきます。当日、どんな楽しいイベントになるかはお楽しみ。
『Harvey Slumfenburger’s Christmas Present』 紙の洋書
YL2.0、総語1,240
クリスマスのプレゼントを配り終え、くたくたになって帰ってきたサンタさんとトナカイ。さて、寝ようかと思ったら、袋の中にもう1つ配り忘れたプレゼント。遠い遠いローリーポーリー山に住んでいる男の子のプレゼントでした。この男の子は貧しくて、サンタさんからのプレゼントだけが楽しみなのです。サンタさんは具合の悪いトナカイに気遣い、一人で寒空の下赤いコートを着て出かけていくのでした。クリスマスの朝までに、男の子にプレゼントを届けるために。優しい絵が好きです。
『Maddie And The Magic Carpet』 Kindle洋書
YL2.0、総語数4,667
幸運にもお母さんが雑誌のコンテストに入賞して、旅行が当たりました。Maddieはお母さんと夢のような休暇を過ごして家に帰ってきました。気分は下がり気味。Maddieの家は裕福ではありません。また現実に戻ってしまったのです。Maddieの部屋には、素晴らしかった旅行先で買ってきたラグが敷いていました。このラグ、ただのラグではなかったのです。とても読みやすい英語でスラスラと。語数の多さを感じさせません。

YL2.1-3.0 少し長めのストーリーはいかが?

このあたりのレベルはチャプターブック(章立ての本)が多く、絵本から児童書へのステップアップになります。

『A Christmas Tree Named Greenie』 Kindle洋書
YL3.0、総語数3,550
クリスマスが終わったある日、まだ5歳だった女の子が、道端に捨てられているモミの木を見つけました。どうしてこんなところにクリスマスツリーが?家に持って帰って庭に置きたいという娘に、始めは反対だったお母さんですが、あまりにも頑固だったので、持ち帰りました。それから長い年月を、この家のモミの木として家族と共に暮らしました。穏やかなストーリーの中に、印象的な思い出がちりばめられています。命はやがて終わりを迎えますが悲しいだけではないという思いと、木への深い愛情が伝わってきます。

YL3.1-4.0 ほとんど字ばかりの洋書

字ばかりですが、子ども向けなのでそれほど難しくはありません。このレベルは大人向けペーパーバックを読むために、通らなければならない道です。どうせなら楽しく♪ 面白い洋書を選びたいですね。

『Fantasia』 Kindle洋書
YL3.2、総語数5,595
2031年の未来を舞台にしたお話しです。科学の発達は、現代の常識を覆すほどのもので、あの有名なウォルト・ディズニーをよみがえらせた科学者がいました。まだ研究途中ですが、ディズニーは死の世界からよみがえりました。自分の身に起こったことや年月の流れを理解することは容易ではありません。けれども次第に自分の置かれた状況を理解するようになるとともに、彼の創作に対する情熱が湧き出てきます。科学者とディズニーは気がつけばよき友になっていました。ディズニーが生き返ったことは世間にはまだ知られていません。実験は公開されていないのです。それにまだ実験段階。これからどうなるのか、科学者にもわからないのです・・・。

YL4.1 以上

今回は★4つ以上のおすすめはありませんでした。

来月もおすすめ★4以上を紹介していきます。お楽しみに!

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