6月の英語多読 おすすめの洋書 2015年

梅雨の季節は、屋内で読書。

今月から、今までサイトで紹介してきた洋書以外に、まだ紹介できていない洋書や最近読んだ洋書の中からおすすめなものを、毎月一度のペースでアップしていきます。実際に私が読んだ中から、★★★★☆以上の評価をつけた洋書だけを選びます。

本の表紙画像をクリックするとアマゾンで購入できます。お気に入りを見つけたら、忘れないうちにご購入を。

注意:「YL●●●」は絶対的な基準ではありません。参考程度にお考えください。

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YL0.0-1.0 一番易しい英語レベル 文字が少ない洋書絵本

シンプルな英語表現で、絵もかわいい。ストーリーが楽しいので、少しくらいわからないところがあっても気になりません。英語を学びたい大人はもちろん、赤ちゃんから楽しめます。お父さんお母さんは、お子さんをひざに乗せて読んであげると喜びますよ。「もっと読んで!」のリクエストに答えて読むのが音読練習になって、一石二鳥どころではありませんね(笑)

『If You Have A Hat』
YL0.3、総語数180
とても易しい英語です。絵がとてもかわいらしく、ページをめくるのが楽しくなります。If…という文章の繰り返しですが、想像がどんどん広がります。
『Time for Bunny』
YL0.4、総語数330
かわいいうさぎちゃんのお話が3話。”Time to Get Ready, Bunny”、”Time to Eat, Bunny!”、”Time for Bed, Bunny”。小さいバニーはなかなかお母さんの言うとおりに行動しません。そういうところが小さな子どもにウケるみたいです。
『Because Dragons Love Milk』
YL0.7、総語数385
なんとかわいいモンスター!絵がとてもかわいらしいです。主人公の小さな男の子が怖がっているモンスターの絵がかわいいので、思わず笑ってしまいます。怖がる男の子をお風呂に入れたり寝かせるお父さんは見事!優しいお父さんです。

YL1.1-2.0 2番目に易しい英語レベル 文字が少ない洋書絵本

ユニークなストーリーが多かったです。ツボにはまればいいけれど、そうでなければ???となるかもしれない洋書が数冊あるかもしれません。そのあたりは好みもありますので、ご容赦を。

『What Happens When a Lion Lies Down?』
YL1.2、総語数825
ライオンらしくないオスのライオンと、ヌーらしくないヌー。この二人がばったり出会いました。すると普通ではありえないことが起こりました。とてもユニークなお話でした。
『The Fish With A Golden Heart』
YL1.2、総語数810
金魚鉢に4匹の金魚とヒトデが住んでいました。ヒトデは自己中で、飼い主が入れてくれた餌を独り占め。そんなヒトデに対抗しようと金魚は立ち上がるのですが、1匹の金魚は他の金魚と意見が違うようです。子どもの教育的な読み物ですが、大人が読んでも面白いです。
『Santa, Are You Ready?』
YL1.2、総語数585
クリスマスイブは大忙しのサンタさん。もう家を出たほうがいいのに、まだ用意ができていない様子のサンタさん。奥さんは気が気ではありません。急いだ方がいいのではと言うと、あれがない、これがないという困ったサンタさん。奥さんの素晴らしいサポートがなければ、毎年良い子にプレゼントが届くのか心配になる物語でした。
『Morkeee! The Mouse Who Munched Too Much』
YL1.2、総語430
一匹のネズミがいました。そのネズミは食いしん坊。毎日毎日たくさん食べているうちに、自分の家の出入り口を通るにも一苦労なサイズになりました。今度は家の中を歩き回り、食べ物を探します。見つけたものをどんどん食べて、また一回り大きくなるのです。自分のテリトリーを出てしまうと、危険がいっぱいなはずなのに、なぜか危ない目に合わないのです。それはなぜなのか・・・読めば納得?納得できる内容なの?これが?!というちょっとおかしくて、笑える物語です。
『Sing-Along Construction Song』
YL1.2、総語450
イラストがかわいいです。工事現場で見かける作業車を英語で覚えましょう。どの作業車がどんな仕事をするのか、彼らが歌いながら教えてくれます。歌は子どもの歌「This is the way」のメロディです。この本では歌は聞けないですが、歌が聞けるサイトのURLが載っています。
『Popcorn』
YL1.6、総語355
ポップコーンが好きな子が、家でポップコーンを作るという話なだけなのに、とても愉快です。ポップコーンに埋もれているネズミがひょっこり顔を出しているのがかわいいです。
『The Great PJ Elf Chase』
YL1.8、総語820
クリスマスイブの夜、エルフたちがパジャマを持っていてくれるのだけど、姿を見たことがない兄弟。今年こそは見つけてエルフを捕まえようと思うのです。去年は作戦を練らずに失敗したから、今年こそは!夢のあるお話です。
『The Hat Maker and the Six Little Statues』
YL1.8、総語1,760
邦題『かさじぞう』。日本の昔話なので、わかりやすいです。かわいらしい絵で楽しめました。英語では日本のことをこんな風に表現するのだという発見が新鮮でした。物語が終わった後に、物語に出てきた日本の文化や風習などについて解説があるので、読んでみると面白いです。語数カウントは、そこの解説も含めています。
『Little One Inch』
YL2.0、総語2,615
邦題『一寸法師』。懐かしい日本の昔話を、英語で読むとわかりやすいです。やはり物語の背景になじみがあったり、あらすじを知っているだけで、これだけ読みやすく感じるのですね。ところでこの物語、こんな終わりかただったかな?と思いましたが、後の解説を読んで納得です。この解説も日本のことについて英語圏の人にわかりやすく書いているので、読むと面白いです。

YL2.1-3.0 英語初級から中級への入り口レベル 絵よりもストーリーが中心

心にじーんとくる感動もの、勇気と元気をくれる洋書を選びました。長い間読み続けられている人気のある洋書は、ぜひ読んでおきたいですね。

『Amazing Matilda』
YL2.2、総語数1,835
芋虫のMarildaは空を飛ぶことを夢見ています。いつかきっと、自分も大空を飛ぶのだと。そんなMatildaに、すずめはじっと待つことをアドバイスします。自分の本能にしたがうのだと。Matildaにはその意味がわかりません。カエルやうさぎは、Matildaの夢を笑います。翼も持っていないのに、跳べるわけがないというのです。Matildaはそれでも夢をあきらめません。結末は容易に察しがつくのですが、この物語の醍醐味は結末そのものにはないため、大人も楽しめます。
『The Gardener』
YL2.4、総語数1,075
Kindle洋書ではなく、紙の洋書です。お父さんの仕事が無くなってしまい、新しい仕事が見つかるまで叔父さんの家で暮らすことになった女の子Lydia。家族を離れて、一人叔父さんの家で暮らすのです。叔父さんは無口な人で笑いません。Lydiaは何とかして叔父さんを笑わせたいと思い、あることを思いつくのです。逆境にあっても、そこから光と楽しみを求めて前向きに暮らすLydia。言葉や笑顔も大事だけど、それがなくてもきちんと伝わることもあるのだということを教えてくれる絵本です。
『The Velveteen Rabbit』
YL2.8、総語3,800
Kindle洋書ではなく、紙の洋書です。イラストはオリジナル版。おもちゃのうさぎと男の子のお話です。うさぎはいつかRealになることを夢見ています。男の子に大切にされて、いつも一緒にいたのですが、ある時男の子が病気になってしまいます。快方に向かいましたが、伝染性があるために医者は男の子が寝室に持ち込んだおもちゃを焼き捨てるように指示します。うさぎは静かに涙を流します。すると不思議なことが起きたのです。ラストはあったかくて少し切ない気持ちになります。
『Badger’s Parting Gifts』
YL3.0、総語900
Kindle洋書ではなく、紙の洋書です。アナグマのBadgerは長老で、森の住人たちから慕われ、尊敬されてきました。Badgerは森のみんなの知恵になり、良き指導者なり、みんなを助けてきたのです。そんなBadgerですが、もうこの命は長くないかもしれないと感じるのです。そしてある寒い日の夜、Badgerは旅立ちました。森の住人たちは皆、悲しみにくれました。本格的な冬が来て、雪の中で寒さに耐えながら、皆はBadgerが去った悲しみにも耐えたのです。やがて春が来て、寒さが和らいだとき、悲しみも和らぎ良い思い出へと変化し始めます。親しい存在がいなくなったとき、人はどう感じるのか、どう変化していくのかを、絵本が見事に表現してくれている気がします。Badgerの最後のメッセージは、残されたものが思い出を飾り付けるために丁度良い空間を残してくれているように感じました。

YL3.1-4.0 英語中級で楽に読めるレベル ストーリーに深みが出てきて面白い

バラエティに富んだストーリーに出会えました。ちょっと怖くてどきどきするストーリー、鳥肌が立つような感動ストーリー、ほのぼのストーリーなど。どの洋書もおすすめです!語数もそこそこあり、読み応えありです。

『Feeding Malachi』
YL3.4、総語数6,340
ある家で飼われているネズミの家族がいました。子ネズミのEveは自分たちの住むケースの外の世界に興味津々。ある日、ケースを抜け出して探検をします。ネコに気を付けて!と言われて見送られます。あちこち探検して遭遇した、自分たちが住んでいるのと同じケースだけれど、それよりも大きなケースの中に住んでいたのは蛇でした。ネズミにとっては危険な動物ですが、Eveは見たことがないために恐れることなく蛇と透明なケースの壁越しに話をします。蛇はMalachiという名前で、二人はいつしか友達になるのでした。けれどもMalachiには、Eveには決して言えない秘密を抱えていたのでした。その秘密を打ち明けると、EveはもうMalachiに会いに来てくれないとわかっていたからでした。二人の友情は本物なのか、真実を知った時に友情はどうなってしまうのか、ハラハラドキドキの物語です。
『The Best Christmas Present in the World』
YL3.5、総語数1,800
Kindle洋書ではなく、紙の洋書です。古い机を購入した男性が、引出しに入っていた手紙を見つけます。その手紙には信じられない奇跡が書かれていたのでした。第一次世界大戦のころ、戦場で戦う兵士たちにもクリスマスが訪れます。しばし停戦・・・そして・・・。いてもたってもいられなくなった男性は、手紙の宛先を訪ねることにしました。そこで目にした光景は、愛と戦争を、今も生きている人でした。実話をもとにした物語だそうです。
『Amanda Grace and Teedie Bear』
YL3.5、総語数6,270
Amandaは変わった女の子。頭の上にアヒルを乗っけて歩きます。でも変わっているのはそれだけではありません。Amandaは不思議な世界へ行くことができるのです。そこである人物に出会います。それだけではなく、クマを狙った銃を持った男たちにも出会います。クマを救いたいAmandaはある男性と協力することにしました。
『Adventurous Week With Grandpa』
YL3.5、総語6,300
双子の男の子は毎年夏休みになると、おじいちゃんの家に滞在します。おじいちゃんは普段一人暮らし。マイペースで静かな暮らしが一転。おじいちゃんは二人の元気な孫が来て、にぎやかになりとても喜びます。二人の孫はおじいちゃんにとても優しく、おじいちゃんのお昼寝の時間に屋根裏の掃除をすることに。そこで不思議な箱を見つけます。おじいちゃんが目を覚ますのを待って、一緒に箱を開けると・・・忘れられない夏の物語。
『Beyond the Lady’s Garden』
YL4.0、総語28,500
Rosalindというとてもきれいで親切で謎めいた女性が住んでしました。街の若い男性は続々と結婚を申し込みますが、断られます。理由は結婚しているから。けれど街の誰も、その女性のだんな様を見たことがないのです。Rosalindは時々、子どもたちを家に招いてお茶会をします。この物語は3話から成っていて、それぞれ話しの中心になる子どもがいます。Rosalindはその子どもと関わるのですが、とても面白くて不思議で少し怖いのです。おすすめしたい1冊。

YL4.1 以上 物語に夢中になって、英語を読んでいることすら忘れそう

ミステリーが一冊ありますが、このレベルぐらいになると大人でもそこそこ楽しめますね。その他の洋書はどれも感動ストーリー。重たいテーマのものもありますが、とても前向きで勇気が出るし共感できます。涙もろい人はハンカチ必須です!

『Cora Flash and the Diamond of Madagascar』
YL4.2、総語数21,330
11歳の女の子Coraの初めての一人旅。それも生まれて初めての列車の旅。その列車の中で盗難事件が起きてしまいます。盗まれたのは非常に高価なダイアモンド。Coraの推理が始まります!怪しい人物はいるものの、謎解きが意外と難しかったです。
『Girl Perfect』
YL4.5、総語数29,000
“cleft lip and palate”(口唇口蓋裂)という生まれつきの障がいを持って生まれたElinは、13歳の女の子。赤ちゃんの頃から手術を繰り返し、裂けた唇と口蓋は閉じられたものの、一目で顔の傷がわかってしまいます。Elinは過酷ないじめや異質なものを見る目に耐えながら、自分を守るために殻に閉じこもります。ところが同じクラスの男の子の酷いいじめに、感情が爆発。そんな毎日に変化が起きます。少しずつElin自身が変わっていきます。Elinの悲しみや苦しみは、家族の悲しみ苦しみでもありました。Elinの閉じていた心の目が開いたときに見えたものとは?「奇形」は誰もが経験として理解できるものではありませんが、テーマは万人に共通するものがあり、十分に感情移入できるストーリーでした。
『Mickey and the Plow Horse』
YL4.5、総語数20,850
喘息の持病があるために、運動をしたことがなく、いつも家に閉じこもって音楽を聞いたり本を読んだりゲームをして過ごしていたMicky。両親がMickyを心配して、もう少し外に出て友だちを作るきっかけになればと思い、嫌がるMickyをキャンプに送り出します。キャンプには同じ年ごとの子ども達がアメリカ各地から集まっていました。Mickyは夏休み中そこで過ごすことに激しく反対し、2週間で切り上げてMickyを迎えに行くという約束をしました。こして嫌々参加したキャンプで、想像もしなかった世界が開けていたのでした。感動のストーリーです。ハンカチのご用意を。

今月は未公開の洋書もあったので、少し数が多かったですが、来月からマイペースで新しく読んだ洋書のうち、おすすめ★4以上を紹介していきます。
来月もお楽しみに!

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