おすすめ洋書Curious Georgeシリーズと朗読CDでリスニング

Curious George オリジナル版は全7冊

Curious Georgeのシリーズは、かなりたくさんあるのです。まずは、オリジナル版7冊をご紹介しましょう。実は著者のH.A.Reyさん没後に書き下ろし版が出版されたようです。こちらの冊数が結構多いのです。それだけ人気があるのですね。こちらの書き下ろしからは何冊か、おすすめのタイトルをご紹介します。英語のレベルはYL0.5-1.5の間にあります。

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おすすめしたい Curious Georgeオリジナル版

第1作目から7作目までと、8冊目に紹介するのはその7作が1冊にまとまって、朗読CDもついたお得な1冊。これはハードカバーで、かなり重いので持ち歩きには不向きです。家に置いて楽しむ絵本ですね。

『Curious George』
YL1.2、総語数927
邦題『ひとまねこざる』で知られるシリーズ第1作目。いろんなことに興味津々なジョージがアフリカで人間に捕まえられ、アメリカに連れてこられました。このシーンを見るのはちょっとフクザツな気持ちではありますが・・・。第2作目以降、ジョージはあちこちで騒動を起こします。ジョージが愛されるのは、騒動の中にユーモアや愛情があり、そして何と言ってもジョージのかわいさでしょうね。
『Curious George Takes a Job』
YL1.5、総語数1,376
ジョージはアフリカからアメリカに連れてこられた後、動物園に入れられました。お話はそこからはじまります。ジョージは動物園の檻の外に興味津々。動物園を抜け出してあちこちに出没し、騒動を起こします。ジョージのあどけない表情がかわいらしいです。
『Curious George Rides a Bike』
YL1.5、総語数1,545
ジョージがアフリカからおじさんの家に来て3年目ということで、ジョージに自転車をプレゼントしてくれました。ジョージは嬉しくて、おじさんが留守の間に自転車で外へ。新聞配達の男の子を手伝ううちに、また他のことに興味津々。気がついたらとんでもないことに。するとサーカスの車が来て、新たな展開が。どんどんシーンが変わるので、読み聞かせしていても子どもが飽きませんね。うちの子(4歳)はこのシリーズが好きで、ゲラゲラ笑います。
『Curious George Gets a Medal』
YL1.5、総語数1,811
なんとジョージにすごい依頼がきました。ロケットに乗って宇宙旅行して欲しいというのです。当時はまだ宇宙開発が今ほど進んでいないため、大変栄誉ある依頼なのですが非常に困難で危険も伴います。しかし何にでも興味津々のジョージですから、二つ返事でイエス。ジョージの宇宙初体験記です。いつも騒動を起こすジョージはこの大きなミッションを遂行できるのでしょうか。
『Curious George Flies a Kite』
YL1.5、総語数2,303
ジョージはお留守番のときに、また外に興味を引かれるものを見つけたようで、さっそく飛び出していきました。大きな庭にぽつんと建っている小さなうさぎ小屋が気になったのです。興味は次から次へと移ります。魚釣りや凧揚げにも興味深々。これ全部、実はString(ひも)つながりなのです。最後はとんでもない事態になります。危うしジョージ!
『Curious George Learns the Alphabet』
YL1.5、総語数1,925
ジョージは黄色い帽子のおじさんが持っている本を引っ張り出してきました。開くと黒いマークがたくさん。これはいったい何?今度は文字に興味津々。おじさんはジョージにアルファベットを教えてくれます。これがまたよくできた絵と文章で、子どもがアルファベットを覚えるときに使うと楽しそうです。Aからzの間に短いお話がいくつかあって、飽きさせない構成になっているのにも感心しました。
『Curious George Goes to the Hospital』
YL1.5、総語数1,991
ジョージは黄色い帽子のおじさんがプレゼントに買ってくれていたジグソーパズルのピースを一つ、お菓子と間違って食べてしまいました。不在にしていたおじさんが何も知らずに帰宅。翌日ジョージの体調がすぐれないので、先生に診てもらいました。検査すると飲み込んだピースが胃の中にあるのが見つかり、それが原因とわかりました。取り除く手術のために入院することに。ジョージは後悔しますが・・・すぐに元気になって病院内で大暴れ。

オリジナル7冊が1冊になったハードカバーと朗読CD

『The Complete Adventure of Curious George』
YL1.5、総語数11,878
上で紹介した7冊の洋書が1冊になっています。ハードカバーで、かなり重いです。すべてに朗読CDがついています。CD1とCD2は2冊分ずつ収録されていて、CD3からCD5までは1冊分が収録されています。1冊を2回朗読しています。1回目の朗読には幼い読者のためにページめくりの合図音が入っていて、2回目の朗読にはページめくりの合図音は入っていません。CDの表にも、ジョージのかわいらしいイラストが描かれていて、5枚のCDは紙製の収納ケースに入っています。プレゼントにも良いですが、ジョージ好きなら手元に置いておきたい1冊です。

Curious George 書き下ろし版のおすすめ

Curious Georgeは先にご紹介した7冊のほか、著者のH.A.Rey没後に出版された描き下ろし版がたくさんあります。比較的英語のレベルが低めで、総語数もオリジナルよりも少ないですので、オリジナル版がまだ少し難しいと感じられる人にもおすすめです。

『Curious George Feeds the Animals』
YL0.7、総語数730
動物園へ行ったジョージは、飼育員がアザラシに魚をあげているのを見て、また興味津々。ジョージも動物に食べ物をあげたくなりました。そして持っていたスナック菓子をあげていると、飼育員に怒られてしまいます。ちょうどその時、オウムが逃げたとの連絡が入ったので、飼育員は立ち去りました。するとジョージのもとに飛んできたのは、逃げたオウム?!ジョージはどうするのでしょうね。
『Curious George Goes to a Chocolate Factory』
YL0.7、総語数661
ジョージは黄色い帽子のおじさんと一緒に、チョコレート工場見学をしました。次から次へと流れてくるチョコレートに興味津々。様々なチョコレートの種類を英語で覚えられます。ジョージはやはり我慢できずに工場内に入ってしまいます。ベルトコンベアーの速さを変えてしまったジョージ。従業員はパニックです。
『Curious George Goes to a Movie』
YL0.7、総語数703
映画館へ行ったジョージ。黄色い帽子のおじさんが、席を確保した後にポップコーンを買いに行きました。その間、座席でジョージはじっとしているはずがありません。スクリーンに映し出される映像の光が後方からきているのを見つけたジョージは、もちろん、その光のもとをたどっていくのです。映画を映しだす部屋の中に入ったジョージを見つけた従業員は大慌てです。
『Curious George Makes Pancakes』
YL0.7、総語数704
「Pancake Breakfast」というイベントを見に来たジョージと黄色い帽子のおじさん。ジョージはおじさんがチケットを買いに行っている間に、パンケーキを焼く美味しい匂いに誘われます。見に行くともちろん、興味津々。ただ見ているだけではありません。パンケーキは大人気で、すぐに売れてしまいます。職人さんがお手伝いしてくれる人を探しに行っている間に、勝手にパンケーキを焼きだしました。
『Curious George’s First Day of School』
YL0.6、総語数542
小学校へお手伝いに行くことになったジョージ。黄色い帽子のおじさんに、学校へ送り届けてもらいます。算数の時間には、上手に教えて先生の助手を立派に務めました。いいぞ、その調子!と思ったら、美術の時間にいつものジョージの暴走が始まります。しかしそんなジョージの行動に、学校の先生や子供たちみんながとても寛大で優しいのには驚きです。心温まるお話です。
『Curious George in the Snow』
YL0.8、総語数736
黄色い帽子のおじさんと、スキー場へやって来ました。冬のスポーツ大会が開かれるのです。雪の中、黄色い帽子のおじさんが暖かい飲み物を買いに行っている間に、ジョージはまた好奇心に任せて勝手な行動を始めます。まずはソリ。面白そうなので勝手に乗り込み、滑っているとまたトラブル発生。それを気にも留めず、ジョージの興味は別のものへと移り変わります。もう止まらない!ジョージの暴走を楽しむしかありませんね。
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