幸せは内にある Thought Soup

46年間生きてきて、生まれて初めて中耳炎になった~><; 痛いね~痛いね~(涙) 今はほぼ完治しております。けれども聴力が戻りません。中耳炎になったほうの耳の聞こえが悪いです。正常域を下回っているようです。聞き取りにくいですし、結構大きな耳鳴り中。それでも痛みと気分悪いのと、身体のだるさがなくなっただけでハッピーです。数日間は、パソコンの画面を見ると吐き気をもよおしていました。軽いめまいもあり、それは今も続いています。

さて、そんな話ではなく、そんな体調でもKindleは手放せません(苦笑)。何でしょうね。空気みたいな?水みたいな?なかったら死んでしまうような?そんな存在になっていまして。
ほとんどが無料ダウンロードした洋書で楽しんでいます。無料にしては結構いい洋書、探せばある。私が好きなのは、絵本だったら絵が綺麗なもの。ストーリーが美しい、ほのぼのとしているもの。絵本以外であれば、ミステリーとか人の心理をうまく描いたもの。

今日読んだ本、レベルはそんなに高くなくて、総語数3,000語程度で、すぐに読めてしまいました。、結構よかったので、ご紹介します。

Thought Soup

Thought Soup

Lyle Olsen Marnie Webster
B00GW5ER3I

洋書のタイトルは『Thought Soup』。「thought soup」を作るという、見慣れぬ男。街の外からやってきたらしい。街の人々は皆、この男をうさん臭そうに眺めていました。スープに人々の頭の中にある「考え」を入れるというのですから!怪しみつつも、言われるままに頭の中にある「考え」を鍋に放り込んでいきます。そしてお味見。なんとめちゃくちゃまずい!男は拘置所へ入れられますが、男の願いにより、もう一度だけ方にthought soupを作らせてもらうことに。
今度は「おいしい考え」を持ってきてほしい、と人々にお願いするのです。人々はそれぞれ家に帰り、自分の頭の中、心の中を点検し始めるのです。

これを読んで共感すること共感すること。人は頭の中にある考えがどうであるかによって、人生が決まると言っていいと思います。ネガティブな物事にとらわれて心が荒んでいたら、人間関係は上手くいかない。同じ環境にいても、頭の中をネガティブからポジティブに変えるだけでいろんなことが変わっていく。

何が変わる?

まずは自分の感情が変わる。
自分の表情が変わる。
発する言葉が変わる。
それを聞く人の気持ちが変わる。
気が付けば、事態が好転していることに気が付くはず。

幸せ探しに外に出かけていくよりも、自分の中で探す方がいい。そして幸せは自分ひとりで叶うものではない。本当の幸せは、自分自身とその周り、身近なコミュニティから、そして最終的にはこの世のすべてをも包んでくれるものであることを、そっとささやいてくれる。そんな本でした。おすすめです。

YL 2.5
総語数 3,345語(概算)

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