9月26日(木)、リブリオ行橋で英語絵本の会がありました。9月が終わろうとしているのにまだまだお昼間は暑いですね。今月も市内だけではなく豊前や築上町から集まりました。
新しい人が入ってくると楽しみなこと
今月から、行橋の国際交流員、スベディ・サルミラさん(ネパール出身)が来てくれることになりました!19歳という若さ、英語絵本の会の平均年齢をグッと若返らせる存在。これからの交流が楽しみです。
そして先月から会に来てくれるようになった女性が1人います。新しく人を迎えるのは昨年の英語絵本のおはなし会以来のこと。今後少しずつお互いを知っていけたらと思います。
新しい人が来ると何が一番楽しみかというと、その人が持ってくる絵本を選ぶ「目」です。選ぶ絵本は人それぞれ。いろんな「目」があるほど、出会える絵本の幅が広がります。知らなかった絵本に出会えるし、自分では気づかない、手に取らない絵本を読んでもらう機会が増えます。選んだ人に読んでもらうと、わかりにくいストーリーでも解説してもらえます。みんなでワイワイ言いながら読むことが、さらに楽しく感じさせてくれるのかもしれません。同じ絵本を読んでも受け止めの視点が違うときもあり、興味深いです。
読んだ絵本の中から数冊紹介
THE SACIS ARE TEN
THE SACIS ARE TEN(Amazonリンク)
タチアナ ベリンキ (著), ロベルト ヴェイガン (イラスト)
出版社 : 新世研 (1999/4/1)
SACI(サシ)はブラジルにいるイタズラ好きな妖精。足が1本で素早く動き回るそうです。人間だと2人いると足は4本ですが、サシだと2本。この絵本は10人のサシが1人ずついなくなっていくストーリー。楽しく数を学ぶ絵本なのでしょうね。いろんな消え方をするサシの話を聞きながら、私はなんだかちょっと怖くなったのですが、ラストはにっこり安心できる内容です。
Mr. Putter & Tabby Drop the Ball
Mr. Putter & Tabby Drop the Ball(Amazonリンク)
Cynthia Rylant (著), Arthur Howard (イラスト)
出版社 : Clarion Books
Putterさんがグローブをしてボールをキャッチしようとしている表紙を見て、このタイトル。「あ〜、Putterさん試合のいいところでボールを落っことしちゃうんだろな〜」と推測する人は、このシリーズを読み込んでいる人ではないでしょうか。
読んでいくと、”Drop the ball”の真意がわかります。
Kitten’s First Full Moon
Kitten’s First Full Moon(Amazonリンク)
Kevin Henkes (著)
出版社 : Simon & Schuster Children’s (2007/9/3)
9月らしい絵本です。夜空に浮かぶきれいな満月。イラストは黒と白の世界です。ネコが月を追って走り、高い木に登ります。いくら追っても距離は縮まらない。ついに池にボチャン!ずぶ濡れで帰ったネコを待っていたものは?
キッズスペースでの英語絵本の読み聞かせ
この日の図書館は、たくさんの高校生が試験勉強をしている姿を見かけました。14時半からの読み聞かせに、女子高生が2人と大人が1人で参加してくださいました!
そしてこの日の読み聞かせは、
- Poop(予告本)
- The Race
- Wake up, SLOTH!
来月の予告本は『Little Mouse’s Red Vest』です。
読み聞かせは10月24日(木)14時〜リブリオ2階のキッズスペースで行います。
大人の1人参加も大歓迎です。リラックスして一緒に楽しみましょう。お待ちしています。