2021年最後の英語絵本の会を、12月23日（木）にリブリオ行橋で行いました。例会には常連メンバー9名が集まり、好きな洋書を持ち寄り1時間ほど読み合いっこしました。この日は英語絵本のミニ読み聞かせ会も行い、子ども3名、大人2名にご参加いただきました！
イベントはなかったけれど、楽しめた英語絵本の会
コロナウイルス感染防止のために何度か会をお休みし、今年も英語絵本のおはなし会はできませんでしたが、集まれる月にみんなで集まり、英語絵本を楽しむことができました。人前で英語の絵本を読むことは、意外と緊張することなのです。だから完全にやめてしまうといざ始めようとなったときに、結構なエネルギーがいると思います。だから毎月でも集まって、知っている仲間内で声に出して読み合うことは、リラックスした中でも良い練習になっていることでしょう。
来年はどうするか、まだ決めていませんが状況を見て図書館の方とも話し合いながら進めていきたいです。
読んだ英語の絵本を紹介
この日読んだ英語の絵本のうち、いくつかを紹介します。
Hansel and Gretel
『Hansel & Gretel』Holly Hobbie（著）
出版社：Little, Brown Books for Young Readers (2015/9/29)
『ヘンゼルとグレーテル』は多くの人が知っているグリム童話の一つです。細かいストーリーまでみると、本によって少しずつ違っているのが面白いです。原作はどうだとか、別の終わり方はどうだとか、グリム童話は盛り上がります。この日持ってきてもらっていた絵本は上の本とは違い、もっと古い本だと思います。現代版のグリムはかなりソフトなストーリーになっているものもあるようです。ディズニー映画になっている『Tangled』（日本語タイトル：ラプンツェル）はとても美しく楽しいストーリーになっていて私は好きですが、原作の雰囲気はかなり違います。実は日本語版の原作を図書館で借りて読んだことがあります。興味のある方はリブリオ行橋で借りて、ぜひ読んでみてください。
Snow
『Snow』Uri Shulevitz (著)
出版社：Square Fish; Reprint版 (2004/10/6)
今の季節にピッタリの絵本です。雪がひとひら、またひとひらと空から落ちてきます。イラストもまた、雪が一つ二つ、目を凝らすと見えてきます。はらりはらり舞い落ちる程度の雪は誰も気に留めませんが、どんどん降ってきて、あたり一面雪景色。心落ち着く絵本です。
When sadness comes to call
『When sadness comes to call』 Eva Eland (著)
出版社：Andersen (2020/1/2)
「悲しみ」という感情がやってきたとき、まだ小さな子どもたちはどう対処していいかわからないかもしれません。そんなとき、こんな絵本があったらいいなと思える絵本です。悲しみは「感情」であり、目に見えないもの。だからわかりにくいし、どうしたらよいのかわからず混乱するかもしれません。この絵本では「悲しみ」を擬人化して、子どもにもわかりやすく伝えようとしています。
英語絵本のミニ読み聞かせ会
久しぶりに観客のいる読み聞かせ会をしました！見に来てくださったのは、母子2組と小学生1名の合計5名。ありがとうございました。
読んだ本は4冊です。
1冊目は上で紹介した『When sadness comes to call』。
2冊目以降は
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- The Three Little Kitten
Paul Galdone (著)、出版社：HMH Books for Young Readers; Illustrated版 (2011/3/21)
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- Is That you, Santa?
Margaret A. Hartelius (著)、出版社：Grosset & Dunlap (2011/6/18)
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- Tree: A Peek-Through Picture Book
Britta Teckentrup (著)、出版社：Doubleday Books for Young Readers; Illustrated版 (2016/2/9)
観客がいると、良い緊張感が保てて楽しいです。また来月、寒いかもしれませんがお時間があれば来てください！お待ちしています。
次回の予定
次回の英語絵本の会は、
1月27日（木）13:30からリブリオ行橋のスタジオBで例会を行います。読みたい英語絵本を1冊持って、声を出して読んでみましょう。
14時半ごろからは、2階のおはなしの部屋で英語絵本のミニ読み聞かせ会を行います。いずれもどなたでも参加自由です（無料）。
例会は見学だけでもＯＫです。お待ちしています！