英語の発音に悩む人へ~発音がどんどん良くなる英語の発音練習のポイント5つ!

英語の発音を良くするために、がんばっている人は多いと思います。よく「大人になってから発音を良くするなんて無理よ」という言葉を耳にしますが、私はそうは思いません。現に私がコテコテの日本人英語の発音から、言ってることがちゃんと伝わるレベルの発音になれたから。

本格的に発音矯正に乗り出したのは40歳のときでした。それから今11年が経ちましたが、最近は発音の指導をする機会にも恵まれ、さらにもっと上手になりたくて再び発音の練習に力を入れています。今年の秋からは、アメリカ人講師で発音指導のスペシャリストの発音講座を受講しています。

この記事ではこれまで私が独学で発音の訓練をしていた内容をメインに書いていますが、発音のスペシャリストから新しく学んだ内容も、適宜盛り込んでいきたいと思います。

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なぜ日本人は英語の発音が苦手なのか

実は日本に限ったことではなく、他の多くの英語を母国語としない人も同じように英語の発音に関しては苦労しています。日本人であろうが、他の国の人であろうが、なぜ英語の発音が苦手なのかというと、母国語と音が全然違うからです。考えてみれば当たり前のことですよね。私がそれを知ったのは、オンラインで学べるアメリカ英語の発音に特化したコースを受講するようになってからです。世界中の受講者が英語の発音を熱心に練習している様子を見たからです。

私も多くの日本人と同じく、学校で英語を初めて学んでから、特に留学もせずネイティブの英語もあまり聞く機会もなく大人になりました。当然のようにカタカナ英語でした。ある時から、なぜ日本人は英語の発音に苦労するのだろうと考えるようになりました。発音のトレーニングを続けながら長年考え続けた結果、やっと自分なりの答えを見つけました。この答とは・・・。

日本語にない音を一番近い日本語の音に置き換えようとしているから。

英単語の上にカタカナのルビをふる人、今どき少ないと思いますがいると思います。発音を良くしたいのであれば、それは止めた方がいいでしょう。カタカナで表記しないとしても、頭の中で自分の知っている音に一番近い音に結び付けて発音していると、どうしてもそこから抜け出せなくなってしまいます。スクリプトを読んだらわかるのに、英語を聞くだけでは何を言っているのかわからないという人は、本当の発音が聞けてないということになります。

確かに初めて見る単語を覚えるために、知っている音に結び付けることでその時は覚えやすくなるかもしれません。でもその弊害のことを考えると、得策とは言えません。

では発音をよくするためにはどうすればよいのでしょう。実際に私がカタカナ英語から脱却できた第一の方法と、最近知った今の発音をもっと良くする方法を紹介します。

発音を良くするポイントその1 英語の音声だけを頼りに真似てみる

英語の発音を良くするために、真っ先にしなければならないことがあります。それは今までの自分の発音を捨てることです。捨てるなんて、これまでの苦労を無にするようでひどい事を!と思われるかもしれません。これまでの苦労は無駄になることは決してないのでご安心ください。一旦全部忘れる気持ちで取り組んでくださいということです。

でも忘れるなんて簡単に言えても、実際行うのは難しいです。癖のようなものですから、いきなり捨てろと言われてもできないのが普通です。そこで英語の音声だけを聞き、スクリプトを見ないで真似をしてみるのです。できれば何を言っているか聞き取れない英語の音声がベストです。

何を言っているか聞き取れてしまうと、たちまち今までの自分の発音になってしまうからです。正確に英語を再現しようとするのではなく、聞こえたままの音を自分の口で再現します。

この練習法は、私が10年程前に教えてもらった方法です。実は今年秋から始めたアメリカ人によるアメリカ英語の発音講座でも、スクリプトを見ないで英語音声を聞いてそのままを再現するレッスンがありました。初めは英語ではなく、聞いたことのない言語でやってみると良いかもしれません。

始めのうちは、英語音声を真似するときに言葉の意味を考えないようにしましょう。考えてしまうと、自分の発音に戻ってしまうからです。何を言っているかわからないけど、とにかく真似ようという気持ちでやると効果的です。大人が苦手とすることですが、そこをぐっとこらえて子ども心に戻って無邪気にやってみると良いと思います。

次の動画は、英語以外で全く知らない言語を真似てみる練習をしているところです。いろんな言語をやってみましたが、難しかったです。動画の中で真似ているのはロシア語です。ロシア語のわかる人には、どう聞こえるのだろうか・・・。

このように全く知らない言語や早すぎて聞き取れない英語で、聞こえたままの音を出す訓練をすると良いと思います。

発音を良くするポイントその2 「英語の音を聞いて真似る」をひたすら繰り返す

言葉の習得で最も大事なことは繰り返しです。私たちが日本語を自由に使えるようになったのは、毎日のくり返しだと思いませんか?英語も同じです。何回?というのではなく、何度も何度も繰り返します。数えきれないほど、数えるのが面倒になるほど繰り返しが必要です。はっきり言うと、この繰り返しが出来なければ英語を習得することは無理だということです。

それぐらい大事な繰り返し。毎日の生活の中に組み込んで、ルーチン化してしまうことです。私は英語を聞いて真似る練習(シャドーイング)を、何年間も毎日続けました。暇がなくてもできる練習なんですよ。頭を使わないので、というよりもできるだけ頭を空っぽにして、意味を考えないように英語の音を真似ることが必要なのですから、歩きながら、単純作業などしながらが良いのです。私は家事やお化粧、通勤など、毎日必ず行う行動とセットにして練習をしていました。

だからどんなに忙しくても、一日のべ1時間は必ず練習できます。週末になると私はまとめて家の掃除や庭の手入れなどをしていたので、それをしながら一日2~3時間ぐらい練習していました。そんな生活を何年も、飽きもせず続けていました。

このようなことを書くと、すごく努力が必要なのだと思われがちですが、私は自分を努力家とは思っていません。楽しんでいたから続いていたのだと思います。

続けるポイントは努力ではなく、楽しむことです。

発音を良くするポイントその3 英語を発声している自分を録画して聞いてみる

ある程度英語の音を真似ることに慣れたら、英語を発声している自分を録画して、その動画を見てみましょう。実はこの作業は想像以上に学びが大きいので、おすすめです。英語を発声している自分を動画を見ると、思っていたよりも実際は出来ていないことがよくわかると思います。

リアルタイムに自分の英語の発音を聞くのと、録画を見て自分の英語の発音をチェックするのとでは全く違います。まずリアルタイムに聞くと、その瞬間しか耳に入ってこず、くり返し聞くことができません。直すべき箇所があっても、それを確認することができないし、矯正後にどう変わったかを比べることもできないのです。

また自分が口を動かしている時と、動かしていない時とでは、不思議と声を聞いた時の感じ方が変わります。口を動かしているときは客観的に聞けません。さらにリアルタイムに聞いている自分の声は、あごの骨の振動が伝わって(骨伝導)聞こえているのであり、周りの人が聞く自分の声とは違います。

さらに動画を撮って見てみると、音の問題と口の動きの関係がわかるので、発音矯正には有効です。口の開け方に問題があればそれがよくわかるし、声の出し方の問題点も動画である程度わかります。英語を話すときの表情や動作なども、英語を上手に伝えるようになるためには大事な要素です。

普通、発音指導の先生がいなければ、発音は良くならないと思うのが普通だと思います。けれど本当は違います。発音も英作文も、練習すればするほど上手くなることは間違いなく、そこに先生がいるかいないかは大きな問題ではありません。練習を続けることこそが大事です。

現に私は最近まで、ずっと独学で発音を練習してきました。シャドーイングの仕方だけ教えてもらいましたが、あとはずっと自分で英語音声を聞いてひたすら真似をして、録音をして自分でチェックをして、どこが違うか、どうすれば音を近づけられるかを考えながら続けてきました。

確かに良い先生がいたら、かなり短時間でコツをつかめたかもしれませんが、練習はすればするだけ良いし、試行錯誤した分は決して無駄にはなっていないと実感しています。

添削してもらうから上手になるのではなく、たくさん練習するから上手になるのです。

発音を良くするポイントその4 どうしても出せない音はネイティブの口の動きを真似る

英語の音声を真似る練習をずっと続けていると、段々と英語らしい発音になってきます。でもどうしてもうまく発音できない音があります。そういうときにどうすれば良いのでしょう。

本当はネイティブスピーカーの口の中の動きまで見ることができれば良いのですが、なかなか見れるものではありませんよね。そこでまず簡単にできることは、発音できない音はネイティブの口元を見てみることです。唇の動き方、どれぐらい開いているか、閉じているか、緊張しているか緩めているか、すぼめているか、広げているかなどが、見るとわかると思います。

外から見てわかる部分を、まず真似してみましょう。口ばかりではなく、あごの動きや頬の緊張具合なども注意して見ると、より細かいことがわかると思います。真似するときは、必ず鏡を使って自分の口の動き、顔の動きを観察、確認しながら行いましょう。

私はずっとこの方法でやってきましたが、アメリカ人による発音指導のレッスンでは、口の中がどうなっているか見れるところは見せてもらい、残りは説明してくれるのでとてもわかりやすいです。外から見るだけではわからなかったこともあり、本当に些細な音の変化ですが、実際にやってみると自分でも変化に気づくことができます。

また、口の動きは真似出来ているのに、どうしてもネイティブと違った音と感じる時には、イントネーションやリズムにも注意を向けてみるとよいかもしれません。それからちょっと難しいのですが、声の出し方そのものも日本語と英語では違うので、そこのところも気づくことができれば改善すると、さらに良くなると思います。

発音を良くするポイントその5 英語の発音記号と自分の発音を合致させる作業をする

これは最後の仕上げです。これまでは耳で聞いて真似する方法で発音を覚えてきたわけですが、ある程度発音ができるようになったら、今度は覚えた音と発音記号を合致させる作業をします。これは細かいし根気のいる作業ですが、完璧にせよと言っているわけではありません。何事もほどほどが丁度良いと思います。

この作業をする目的は、今後発音がわからない単語に出会った時に、発音記号を見ただけでネイティブに通じるほどの発音がわかるようにするためです。私が学んでいるのは、国際音声記号(International Phonetic Alphabet:IPA)です。発音記号については、絶対にこれが良いというものはないようです。私がIPAを学んでいる理由は、現在受講している発音講座の先生が、IPAを使っているからです。

発音記号を覚えるというのではなく、知っている音と発音記号を合致させるということなので、あいまいになっている発音記号を一つずつ潰していくような感じですね。私の発音の先生は、まず発音記号と音の出し方を解説した後、サウンドボードでその音を持つ単語をたくさん練習させてくれます。何十個とある単語の中に、同じ音を確認しながら発音していくと、発音記号と音を合致させることができます。

細かい作業ですが単純作業なので、毎日の家事をしながら練習することが可能で、特別練習の時間を確保する必要はありません。とにかくできるだけたくさん練習することが大事だと思います。

次の動画は、発音講座で使っているサウンドボードで母音/ʌ/の練習しているところを録画したものです。これがすでに認識している音とIPAの記号を、頭の中で一致させる作業です。

同時にネイティブとの音の違いのズレも、出来る範囲で修正するようつとめています。動画を撮っておくと後でチェックでき、その時にわかっていなかった改善点がわかることがあります。鏡も置いて口の動きもチェックしながら行っています。画面左下のほうにちらっと鏡が映っています。ちらちら見ながら発音練習しているのがわかると思います。他にはイミテーションの訓練もするし、このように細かい作業もやりながらの発音練習を、今はしています。

努力家である必要はなく、楽しむ気持ちを持つことが大事であり、それがすべて!!

発音を上達させるには、それなりに時間がかかります。急にネイティブのようになることはありません。段階的に上手くなっていくので、時間がかかります。

その過程を楽しみながら、あせらず一歩一歩を楽しんで取り組む工夫が必要です。「楽しめないよ」という人もいるでしょうし、そんな気分になるときも人間だからあって当たり前です。

そんな時は何も考えず、淡々と練習をこなすことです。そのために生活の中に組み込んで、ルーチン化するのです。発音の練習は頭を使わないほうが良いので、何かをしながらすればいいだけです。例えば私は家事をするのがあまり好きではないので、今でも家事(洗濯、掃除、料理)の時間は私の発音の練習時間です。

今受講している発音講座は、音声だけをダウンロードできるので、パソコンの前に座る必要はないのです。先ほど紹介した動画は、初めて練習したときのものです。この後、音声だけダウンロードして家事をしながらほぼ毎日トレーニングです。同じ練習を繰り返し行っています。やるたびに気づくことがあるので、単純な練習ほど繰り返し行うのがおすすめです!

特別に発音の練習時間を取る必要なんて、全くないのです。そしてそのほうがずっとうまく行くし、無理なく続けられると思います。「ながら」プラクティス、はじめませんか?

最後に私が受講しているRachel’s English AcademyのURLを下に載せておきます。

無料の10日間コースもあります。ご興味ある方はどうぞ。受講前に私も10日間コースを受けたのですが、受講した感想を記事にしていますので、そちらも併せてご案内します。

これまで英語の発音には興味があっても、パーフェクトは目指さなかったし、どこの国の訛りであろうが気にせずに真似して取り入れてきましたが、今年に...
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