サクサク読める易しめで文字多め おすすめ Kindle洋書

総語数目安5,000語までの、文字が多めでもサクサク快適に読める、易しめの洋書

無数にあるAmazonのKindle 洋書の中から、総語数が5,000語までの、読み応えがあって英語レベルもそれほど高くなく比較的読みやすい洋書をピックアップ。全て私が読んでこれは面白い!おすすめできる!と思ったものばかりです。

ここでご紹介しているKindle 洋書を読むには、画像をクリックしてアマゾンのサイトでその洋書をダウンロードすれば、すぐに読むことができます。ダウンロード前に、価格をご確認くださいね。表示している総語数は、すべて概算です。

英語がやさしめだから、サクサク読めるおすすめの洋書

本の表紙画像をクリックするとアマゾンで購入できます。お気に入りを見つけたら、忘れないうちにご購入を。

『Calico Bear』
YL1.8、総語数1,020
かわいらしいクマのぬいぐるみを両親にプレゼントしてもらった男の子。いつでも一緒で、成長と共に、クマのぬいぐるみも薄汚れてきました。お母さんはその古びたぬいぐるみをキルトにしてお布団カバーに変えてくれるのです。素敵ですね。でもいつか物入れに入れられてしまい、時が流れます。そしてどれぐらい時間がたったのでしょう。再び手に取られたキルト。愛情のこもったストーリーです。最後にじわ~っときます。
『The Lion Who Liked Ketchup』
YL1.6、総語数1,025
動物園にいるライオンのSelby。どうしてもケチャップが食べたくて仕方がありません。もう他の物なんて食べる気がしないほどに。飼育係のMattは食事も摂らず、檻の中にうずくまっているSelbyが心配になりました。いったいどうしたのか、観察を始めました。一方Selbyは、Mattに自分の気持ちを伝えたいのだけど、どうやって伝えたらいいのか悩みます。そんな時にやってきたホットドッグ売り。事態が動きはじめます。
『JACKSON’S PLAN』
YL2.8、総語数1,035
広大な湿地帯に暮らすカエルのJacksonは、ある日、レンジャーを見かけます。彼らは湿地帯に住む生き物の写真を撮っていました。Jacksonは自分に気がついて、自分に向けてシャッターを押してほしいと思います。後を追いかけ、いろんなことを考えてみますが、Jacksonの思うようにはいきません。そして2週間後、またあのレンジャー がやってきました。写真ができたらしいのです。その写真には、撮影した本人も気づかなかった、ある光景が写っていたのです。クスリと笑えるほのぼのストーリーです。絵もとてもきれいです。
『Little One Inch』
YL2.0、総語数2,615
邦題『一寸法師』。懐かしい日本の昔話を、英語で読むとわかりやすいです。やはり物語の背景になじみがあったり、あらすじを知っているだけで、これだけ読みやすく感じるのですね。ところでこの物語、こんな終わりかただったかな?と思いましたが、後の解説を読んで納得です。この解説も日本のことについて英語圏の人にわかりやすく書いているので、読むと面白いです。
『The Emperor Who Built The Great Wall』
YL2.2、総語数1,260
中国統一を成し遂げた秦始皇のお話。万里の長城を作り始めることになったいきさつや、当時死後にもまた世界があると信じられていたので、秦始皇は自分の死後に持っていけるように巨大な墓にいろんなものを埋葬する準備もしていました。圧倒的な権力を持つが故の恐怖心も、見え隠れするストーリーでした。
『The Lion that Dressed as a Sheep』
YL2.4、総語数1,811
ある村に女の子と目の見えないお父さんが住んでいました。その親子も村の人も、ヒツジを飼って生活していました。あるときライオンが村に来てヒツジを襲うようになり、村人がライオン退治をしました。女の子は親を亡くした子どものライオンを見つけて、かわいそうになりこっそりと家につれて帰ることにしました。誰にもばれないように、ライオンを育てることができるのでしょうか。ひたすら隠す女の子と従順なライオンがおかしかったですが、この物語はその先の話がメインです。読後は気持ちがすっきりしました。
『The Swineherd』
YL2.6、総語数1,507
ある小さなお城の王子が、帝王のお姫様と結婚したいと思い、贈り物を渡しました。その贈り物とは、美しいバラと素晴らしい歌をうたナイチンゲール。王子が結婚を申し込むが、お姫様はまさかの拒絶。お姫様の価値観は読者の想像を超えているので、ちょっと理解に苦しむかも。その後王子がとった行動も度肝を抜かされます。帝王に頼んで、豚飼いとしてお姫様が住むお城で働き始めました。王子の狙いはいったい?アンデルセン著です。
『Guardian: Where a Dream Is Challenged』
YL2.8、総語数1,915
飛行機たちが廃棄場に放置されたままになっています。戦時中に活躍した飛行機たちは、今はさびや弾痕後がそのままに、鉄くずになるのを待っているのです。ただ1機、Guardianと機体の横に書かれていた飛行機だけは、希望を捨てずにいたのです。いつか自分は再び大空を飛ぶという夢を。戦争中に自分のパイロットだった若者がきっと、自分を迎えに来てくれるはずだと信じているのです。そんなGuardianを他の希望を捨てた飛行機たちはあざ笑います。けれどもGuardianは信じることをやめませんでした。くじけそうなとき、勇気がもらえる1冊です。
『The True Story of Mr. Wolf and the Three Piglets』
YL3.0、総語数1,158
『3ひきのこぶた』の本当の話を知っていますか?なぜオオカミがこぶたの家の中に入ろうとしたのか、なぜこぶたの家を息で吹き飛ばしてしまったのか・・・。
『A Christmas Tree Named Greenie』
YL3.0、総語数3,550
クリスマスが終わったある日、まだ5歳だった女の子が、道端に捨てられているモミの木を見つけました。どうしてこんなところにクリスマスツリーが?家に持って帰って庭に置きたいという娘に、始めは反対だったお母さんですが、あまりにも頑固だったので、持ち帰りました。それから長い年月を、この家のモミの木として家族と共に暮らしました。穏やかなストーリーの中に、印象的な思い出がちりばめられています。命はやがて終わりを迎えますが悲しいだけではないという思いと、木への深い愛情が伝わってきます。
Thought Soup 『Thought Soup』
YL2.4、総語数3,345
thought soupを作るという、見慣れぬ男。街の外からやってきたらしい。街の人々は皆、この男をうさん臭そうに眺めていました。スープに人々の頭の中にある「考え」を入れるというのですから!怪しみつつも、言われるままに頭の中にある「考え」を鍋に放り込んでいきます。そしてお味見。なんとめちゃくちゃまずい!男は拘置所へ入れられますが、男の願いにより、もう一度だけ午後にthought soupを作らせてもらうことに。今度は「おいしい考え」を持ってきてほしい、と人々にお願いするのです。人々はそれぞれ家に帰り、自分の頭の中、心の中を点検し始めるのです。とても興味深いストーリで、おすすめです。
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