7月のおすすめ洋書 2016年

2016年7月に読んだKindle洋書と紙の洋書から、特に面白かったものをピックアップしました。
英語初心者向けから中級者向けまで、レベルはいろいろ。ジャンルもいろいろです。実際に私が読んだ中から、読みやすい英語表現とストーリーの面白さで★★★★☆以上の評価をつけた洋書だけを選びます。

本の表紙画像をクリックするとアマゾンで購入できます。お気に入りを見つけたら、忘れないうちにご購入を。

注意:「YL●●●」は絶対的な基準ではありません。参考程度にお考えください。また、総語数できりのよい数字のほとんどは概算です。

YL0.0-1.0 シンプルな英語こそ、たくさんインプットしたい

シンプルな言葉で豊かな表現を見につけるためにもおすすめです。意外に知らなかったことが学べたりして面白いです。

『Do Dinosaurs Fly?』 Kindle洋書
YL0.5、総語数125
恐竜の絵本。かなりリアルな恐竜が描かれていて、まるで写真のようでした。恐竜の時代に空を飛ぶのがいましたが、あれは恐竜だと思っていたら、実は違うのですね。爬虫類だそうです。え?恐竜は爬虫類じゃないの?という意見もありそうですが、違います。恐竜は爬虫類が進化した生き物とされています。そこまではこの本には書かれていませんでしたが、学びのきっかけとなりました。子どもレベルの本と言えど、読み方によっては大人も勉強になります!
『The Little Blue Digger and the Very Muddy Day』 Kindle洋書
YL0.7、総語数268
幼児向けのお話ですが、絵が可愛くて楽しめました。工事現場で工事車両が働いていますが、この日は雨。みんな泥だらけです。1台、赤くてピカピカのボディをもつ車両は働いて泥だらけにはなりたくありませんでした。そこへ農場でトラブル発生を知らせにくる友人。工事車両たちはみんなで駆けつけることに。
『The Family of Fourteen On the Move』 紙の洋書
YL0.7、総語数300
日本語のタイトルは『12ひきのひっこし』です。日本語が原書で、こちらは英語版。野ねずみ14匹の大家族のお引越しの日です。大移動が始まり、新しい住処をみつけます。みんな一緒に働いて、快適な家を作りあげます。みんなが力を合わせて1つのことを成し遂げるのは気持ちがいいものですね。
『The Little Leaf』 Kindle洋書
YL1.0、総語数466
大きな木に大きな葉が茂っています。その中に1つだけ、兄弟達よりも小さな葉がありました。小さな葉はみんなのように大きくなりたいと思っています。始めは自分の力で大きくなるようにがんばりました。けれどもうまくいきません。大きくならないのです。そんなとき、優しい声がアドバイスをくれます。自分の力だけではどうにもならないとき、他人の力がなくてはうまく行かないのだよというメッセージが込められた物語。

YL1.1-2.0 古典文学から新しい物語まで

読みづらい古典文学も、リトールド版なら読みやすいです。最近書かれた新しい物語もたくさんあって、飽きません。

『Rabbit, Jump! Jump! Jump!』 Kindle洋書
YL1.2、総語580
海のお城の王様は、娘が病気になってしまったので、家来たちにどうにかするように命令します。そのうちに娘の病を治すには生きたうさぎの心臓が必要とわかり、カメに生きたうさぎの心臓を持ってくるように命令しました。カメはうさぎを騙してお城に連れて行きます。うさぎは真実を知って、ある嘘をつきます。うさぎの運命やいかに?!
『Little Red Riding Hood』 Kindle洋書
YL1.4、総語数153
日本語のタイトルは『赤ずきんちゃん』。リトールド版で読みやすいです。イラストはWalter Crane。細部まで手を抜かない絵は見ごたえあります。
『On Market Street』 紙の洋書
YL1.8、総語1,145
男の子が市場へお買い物に出かけます。AからZまでのお買い物をします。AはApples、BはBoooks・・・という具合に。イラストがとても面白くて見入ってしまいます。
『Tea with the Queen』 Kindle洋書
YL1.5、総語635
ネズミのおばあちゃんが100歳のお祝いに、イギリスのバッキンガム宮殿に招かれます。ネズミの女王様から、お茶会に招待されたのでした。田舎から都会にある宮殿へ出かけていく方法は、なんとガチョウの背中に乗る!危なげな旅のはじまりです。それにしてもネズミの100歳って・・・。それにしてはおばあちゃん、しっかりしていました(笑)
『A Glass Full of Rumors』 Kindle洋書
YL2.0、総語1,232
Michaelは友達のMyaがなぜ噂話を聞いてはいけないか、広めてはいけないかをソクラテスの3つフィルターテストを実践して教えてくれました。哲学者ソクラテスの教えと言われていますが、真偽は不明。けれどもこれを知らなかった私にとっては、とてもよい学びになりました。
『Fred and Anabel』 Kindle洋書
YL2.0、総語1,276
ネコのFredと野生のガンAnabeはいつも一緒。仲のよい友達でした。けれども冬が訪れる前にAnabelは越冬のために旅立たねばなりません。別れを惜しむ二人。それぞれが違う場所で過ごす冬でした。離れている間の二人の様子に癒されます。
『Earl the Elephant Saves Christmas』 Kindle洋書
YL2.0、総語1,350
クリスマスは人間だけではなく、動物園に暮らす動物にも楽しみな日です。ところが動物園で1頭だけ、気難しい顔をしている動物がいました。休みたいのに動物達はにぎやかにクリスマスを迎える準備。完全に孤立状態のゾウのEarl。イブの日にEarlは意図せず大変なことをしてしまいます。どうにかしなくてはと焦るEarl。動物園の動物達も一緒に手伝ってくれます。
『Goldfish, Goldfish, I Wish For?』 Kindle洋書
YL2.0、総語880
貧しくボロ小屋に一人の妻と住んでいる漁師がいました。漁に出かけますが、海草しか取れません。何度も網を仕掛けていると、見たこともない魚が網にかかっているのを見つけました。その魚は言葉を話しました。海に逃がしてくれたら望みを叶えると言うのです。漁師は望みも言わずにその魚を海に返しました。帰宅して妻に話すと妻は漁師を罵倒します。なぜ魚に願いを言わないのだと。言われたとおりに願いを言うために、漁師は海に戻っていきます。人間の欲深さがよく現れた物語でした。
『A MILLION GOLD COINS』 Kindle洋書
YL2.0、総語1,020
農夫が二人、鳥を助けたところ、それぞれに何でも望みを叶えようと言われました。一人は袋いっぱいの金を望みました。これで大金持ちだと農夫は大喜び。もう一人の農夫は、必要なときにはいつも十分なお金を手が手に入るようにと望みました。それを聞いた金をもらった農夫は馬鹿じゃないかと思うのでした。必要なときに必要なお金が手に入るようにという願いは、本当に馬鹿なのでしょうか。この話の結末は?

YL2.1-3.0 幅広いジャンルを読んで語彙を広げる

易しいストーリーの中で、新しい言葉を覚えるのは意外と簡単なのです。

『Hannah’s Tree』 Kindle洋書
YL2.3、総語数1,615
木が大好きな女の子Hannahは、家族とフランスへお引越し。新しい土地でとても大きな木に出会いました。すぐに木と心を通じ合わせたHannah。家を建てるためにこの木が邪魔なため、木を切る相談をしていた大人たちに気がつき、猛反対します。木の根が年月とともに成長して延びてきたときに、家がダメージを受けるからと言うのですが、そんなことはHannahにとって木を切っていい理由にはなりません。大人の言い分をわかった後に、Hannahは大人を納得させるためのいい考えを思いつきました。
『The Cat Who Was Afraid of Christmas』 Kindle洋書
YL2.3、総語1,485
クリスマスイブの日、みんなが楽しそうにしている中、ネコのKaiは沈んだ様子。友達の犬Billyがどうしたのか訪ねると、クリスマスが怖いというのです。訳をなかなか教えてくれなかったのですが、ようやく口を開いたKai。どうやら今年、いつもとても親切にしてくれる家族に、かなりひどい悪戯をしてしまったというのです。そしてそのために自分のところにはサンタさんからのプレゼントが届かないと思っていたのでした。本当にそうなってしまうのでしょうか。人間の子どもも良い子にいていないとサンタさん来ないわよ、なんて言われたりしていますよね。
The White Cat (Picturemacs)
テキストリンク
イラスト:Errol Le Cain
『The White Cat』 紙の洋書
YL2.4、総語1,255
ある国の王様が、息子3人を呼び、この中から次の王を選ぶ考えであることを明かします。王になるための課題を息子3人に与え、1年の時間を与えます。3人の息子達はそれぞれ思う方向へ向かいました。古いお話しのようですが、リトールド版で英語は読みやすく、イラストがきれい。
『The Little House』 紙の洋書
YL2.5、総語1,335
丘の上に素敵な小さな家が建ちました。家族が住んで、大事にされていた家でした。これから先、子ども、孫、ひ孫の代までこの素敵な自然に囲まれた小さな家を大切に守っていくはずでした。ところが時代の流れとともに、家の周りの環境が変わっていきました。憧れていた都会。都会ってどんなところだろうと、家は夢見たものでしたが、いつの間にか小さな家は都会の混雑の中に、まるで取り残されたかのように存在していたのでした。家に住んでくれる人はなく、荒れ放題。時の移り変わりとともに変化していくさまが、少し物悲しくもありました。
『Blue Beard』 Kindle洋書
YL2.5、総語1,715
日本語タイトルは『青ひげ』。青いひげをたくわえたお金持ちの男がいました。周りに住む住人からは、その青いひげゆえに恐れられていました。あるとき、結婚相手を探そうと男は思い立ちました。結婚の申し込みをしても、受けてはもらえませんでした。そこで作戦を練って、それが功を奏し、お目当ての女性と結婚できました。女性はもともとは男には好意を持っていませんでした。けれども優しいところもあると思いなおし、結婚したのでした。ところがあることが原因で、女性は見てはならないものを見てしまいます。それに激怒した男が、狂気に満ちた姿に変貌します。Walter Craneのイラストが繊細で見事です。
『JUMANJI』 紙の洋書
YL2.8、総語1,800
両親が外出から戻るとき、お客さんを連れて帰るから、家を汚さないようにと言って、出かけていきました。JudyとPeterは外に遊びに行き、細長い箱にJUMANJIと書かれたすごろくのようなゲームでした。家に持ち帰り、どうせもうやり飽きてしまった類のゲームと同じと、高をくくってゲームを始めました。このすごろくには、必ず一人がゴールに達するまでは止めてはいけないという決まりがありました。ふたりはゲームを始めてすぐ、その決まりの本当の怖さを知るのでした。
『Rumpelstiltskin』 Kindle洋書
YL2.8、総語2,010
日本語のタイトルは『ルンペルシュチルツヒェン』。グリム童話です。粉をひく仕事をしていたお父さんが、王様に嘘をついてしまうことからお話しがはじまります。この嘘のために、娘が王様のお城に連れて行かれ、無理難題を吹っ掛けられるのでした。できなければ命がないと言われた娘はもう、泣くしかありません。そこに助けの手を差し伸べたのは、小さなおじいさん。ストーリーはこのままきれいに収まっていくのかと思いきや、あらぬ展開に首をかしげてしまいます。これもグリム童話ならではの面白さでしょうか。リトールド版です。
『Remembering Mrs. Tittlemouse』 Kindle洋書
YL3.0、総語900
Beatrix Potter作です。(注:Kindle本表紙の著者はPotterではなく、編集?した人の名前になっています。)ねずみのMrs. Tittlemouseは、異常なほどのきれい好き。住まいにしている地面の穴にはいくつもの部屋があります。そして呼んでもいないのにいろんな生き物が侵入。そのたびにMrs. Tittlemouseは雑巾やほうきで足跡や汚れを取り除きます。侵入する生き物も個性的で、どこかほのぼのするのですが、Mrs. Tittlemouseのせわしなさとは対照的。威勢のよさというか、侵入者への冷たい対応が面白いです。
YouTubeで音声が聞けます。
『The Smart Owl’s 30 Useful English Proverbs for Kids』 Kindle洋書
YL3.0、総語2,675
英語のことわざの学習です。対象年齢は英語ネイティブの小学生ぐらいだと思います。英語が外国語の私達には、大人でも十分楽しめる内容です。覚える必要はないと思いますが、読んでわかるようになりたいですね。始めにことわざ30のリスト、簡単な解説、例文と続きます。最後にクイズもあって面白いです。

YL3.1-4.0 とばし読みでもOK

語数が多くなってくると、多少とばし読みしても十分ストーリーを楽しめます。全部わかることよりも、楽しむこと優先で!

『Brambly Hedge Spring Story』 紙の洋書
YL3.5、総語数1,600
Brambly Hedgeにすむネズミたちのストーリー。ある春の日、子ネズミのWilfredの誕生日です。村のネズミ達が集まってお祝いをしてくれます。絵がとても細かくて、かわいいです。

YL4.1 以上 ちょっと手ごわいと感じた時の作戦は・・・

YouTubeで検索してみましょう。音声を聞きながら、英語を目で追うのを聞き読みと言います。自力で読むよりもテンポもよくてラクです。補助輪つけて自転車に乗る、もしくは電動アシスト自転車に乗るような感じです。

『Remembering Pigling Bland』 Kindle洋書
YL5.0、総語3,429
Beatrix Potter作です。(注:Kindle本表紙の著者はPotterではなく、編集?した人の名前になっています。)8匹の子豚がいました。すごい食欲、ひどいいたずら。子ども達はたくましく生きていました。あるとき子豚たちは農場を後にすることに。Pigling BlandとAlexanderは市場へ向かいました。ところが警察に呼びとめられ、ライセンスが見つからないAlexanderだけを連れて行ってしまいました。残ったPigling Blandは、一人で旅を続けなければなりませんでした。Pigling Blandは、本当は市場へなんか行きたくないのです。どこかの畑でじゃがいもを育てて生活したいと思っていたのでした。ふとポケットに手を入れると、Alexanderのライセンスが入っていました。急いで警官を追いかけようとしたけれど、道に迷ってしまいます。
YouTubeで音声が聞けます。

来月もおすすめ★4以上を紹介していきます。お楽しみに!

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