英語の多読におすすめのOxford Bookworms Level1を読みました。
The Lottery Winner
洋書のタイトルは『The Lottery Winner』。Oxford Bookworms Level 1です。
レベル１なので、そんなに難しくない反面、物語は粗い感じがします。このようなGR（Graded Readers)は、レベルが高くなると、面白いものが多いのですが、レベル１ぐらいだと、どうしても心理的描写などは単純にならざるを得ないのでしょう。
その点、児童書はとても素晴らしい。ただ難しい言葉が結構出てきて、始めはとまどいます。でもストーリー性重視で多読を楽しみたいという方には、こういうGRではなくて、子供向けの洋書をおすすめします。
英語がスラスラ読めることを重視したいのなら、ある程度英語の読解力がつくまでは、GR中心に読むのがいいと思います。
さて、読んだ本のストーリーの紹介をします。
Emmaはひったくりに遭ってしまいます。カバンの中には宝くじが入っていて、なんとそれが大当り。ひったくりをした男性Jasonは、宝くじの結果を知って大喜びです。しかしEmmaが警察に届けたため、Jasonは警察に捕まってしまいます。
Jasonは素行が悪く、生活は荒れ、家庭も崩壊しています。Jasonはしぶしぶひったくりを認めますが、宝くじは自分が買ったものだと主張します。EmmaとJasonは法廷で争うことになりましたが、さすがは訴訟大国アメリカ。そのストーリー展開に驚きます。
YL2.2
総語数5,600