6月23日(木)に、リブリオ行橋で英語絵本の会がありました。例会には9名が参加、14時半からの英語絵本ミニ読み聞かせ会には、女子高生2名と母子2名が参加。合計13名の参加となりました。
これから数ヶ月は、外を歩くと暑くて体力を奪われそうですが、毎月顔を合わせて元気に夏を乗り切りたいです。
そろそろやろうか、おはなし会
かれこれもう3年ほど、英語絵本のおはなし会をしていません。いきなり3年前に戻ってパワー全開で再開とまではいきませんが、10月に20分程度の小さなおはなし会をしよう思い、準備を始めています。
まずは毎月、リブリオ2階にある「おはなしの部屋」で3冊程度、肩の力を抜いた、ゆる〜い読み聞かせ会を再開しました。読み手もコロナ前と勝手が違い、マスク着用で表情をお見せできないということもあり、試行錯誤です。何よりマスクをしていると、息苦しくてなかなかハード。
10月27日(木)に短い時間ですが、英語の絵本を読んで楽しい時間を一緒に過ごせたらと考えています。平日ですが、ご都合のつく方はぜひお越しください。おはなし会のお知らせは今後随時行っていきます。
今回読んだ英語絵本を紹介
この日持ち寄った英語絵本の中から、数冊を紹介します。
My cat likes to hide in boxes
E Sutton (著)、出版社:Pearson Education Limited (1999/2/8)
積み上げ歌であり、韻を踏んでリズムも良い、楽しい絵本。積み上げ歌というのは、はじめに出てきた文章の上に、どんどん文章を重ねていく言葉遊びのことです。
我が家のネコは箱に入るのが好きなのだけど、各国のネコたちは?ということで、例えばFranceのネコはDanceが好き、NorwayのネコはDoorwayに挟まって動けないなど、違う単語で語尾が同じ音の単語が続き、心地よいサウンド。イラストも素敵。
The Kissing Hand
Audrey Penn (著), Ruth E. Harper (イラスト), Nancy M. Leak (イラスト)、出版社:Tanglewood; Stk版 (1993/10/15)
学校へ行くのを嫌がる子どものアライグマに、お母さんはおまじないをします。母子のやりとりに共感、または実際に体験したことのある親子は多いかも?かわいいおまじない、まだ小さなお子さんがいる人におすすめしたい1冊です。
Amelia Bedelia and the Surprise Shower
Peggy Parish (著), Barbara Siebel Thomas (イラスト)、出版社:HarperCollins; Revised版 (1994/10/7)
AmeliaはRogersさんの家で働くお手伝いさん。元気で明るく、真面目に働くのは良いのですが、言われたことを勘違いしておかしなことをしてしまいます。嘘みたいな勘違いで、読者もびっくり大笑い。絵本の中でAmeliaは怒られてしまうのですが、最後はいつもハッピーエンド。一つの言葉にいろんな意味があるんだよと教えてくれるお話。子ども向けですが、英語を学ぶ大人にも勉強になります。
上手くなくても英語の絵本は読んでいい
英語の絵本は完璧な発音、流暢にサラサラ読まなければいけないって思っていませんか?いろんな考え方はありますが、完璧じゃなきゃ人前で読んではいけないんだったら、生活の中に英語絵本を読む場が非常に限られたものになってしまいます。そんなことよりも、身近な誰かが声を出して英語の絵本を読んでいるシーンが普通に目にするようになる方が、楽しいと思います。子どもにとっても英語が生活の中で聞こえてくるようになり、もっと身近に英語を感じられるのではないでしょうか。
私たちは英語を教えているわけではなく、英語を一緒に楽しむ場をできるだけたくさん持ちたいと思います。気負う必要は全くなく、自分の今のあるがままで、愉快に楽しく英語の絵本を開いてみるのもよいでしょう。
今回もリブリオ2階の「おはなしの部屋」で英語絵本のミニ読み聞かせ会をしました。定期試験中だったので図書館で勉強していた女子高生2名と、親子2名が参加してくれました。
聞いてくれる人がいると、私たちも楽しいです。たまたま通りかかった人も、ちょっと覗いていただけると嬉しいです。次回もやりますので、ぜひお越しください。
7月28日(木) 14:30から15分くらい@リブリオ2階「おはなしの部屋」