いつもなら、子どもたちにハローウィンの英語絵本を読んだりする10月。今年はコロナの影響で、読み聞かせを休止中です。
そろそろ再開を・・・というお声もかかっているので、状況を見つつ再開のタイミングを考えています。
今回は11人の参加者でした。いつもより少しだけ多く集まり、楽しい会になりました。
いつもここにいるから集まれる
月に1回ここで集まるから、生活パターンが変わったり状況が変わったりで英語絵本の会に毎月来ることができなくなっても、時間ができたときにひょっこり顔を出せる。英語絵本の会はそんな集まり。
今月は数年ぶりのひょっこりさん。ほとんどのメンバーはずっと古くからいるので、顔見知り。それもあって、久しぶりでも参加しやすいのでしょうね。
毎月参加しなくてはいけないということはなく、何か特別な参加条件があるわけではなく。ただ英語が好き、絵本が好きというだけで集まっているだけですが、いつも話は尽きずあっという間だったねと言ってお開きです。
リブリオの部屋で私たちの活動をたまたま見かけたと言って、ふらりと参加するのもありです。途中退室もOK。「図書館にあった英語の絵本がうまく読めないから、ちょっと寄ってみた」なんていう動機でもよいです。
いつでもお待ちしています。
今月読んだ英語の絵本を紹介
ではいつものように、この日みんなが持ち寄った英語絵本の中から、いくつかを紹介しますね。
Clay Boy
昔、おばあさんと暮らしていたおじいさんが、粘土で子どもを作りました。二人きりの生活は少し寂しかったのです。するといきなり粘土の子どもが声をあげ、動き出します。すごい食欲です。どんどん食べて食べて、どんどん大きくなります。そしてついに人や動物まで飲み込んでいくのです。ちょっとしたオカルトです(笑)
けれど子どもの絵本らしい展開がこの後に待っているので、ご安心を。
Blueberries for Sal
1970年代の英語絵本です。ストーリーはとてもシンプルですが面白い。人間の母子とクマの母子が、ブルーベリーの丘にやってきます。人間はブルーベリージャムを作る目的で摘み、クマはお腹を満たすために食べに来たのです。
それぞれ丘の反対側からやってきて、ブルーベリーに夢中。そのうちに人間もクマも、子どもがはぐれてしまいます。心細くなってお母さんを探しまわります。ちょうど丘の反対側からやってきた人間とクマが丘のてっぺんあたりで出会すだろうという読書の期待感。それをうまく利用しているな〜という構成です。
Click, Clack, Boo!
農場主のBrownさんはハローウィンが嫌い。え?嫌い?
そう、嫌いなんです。理由は・・・怖いから(笑) おじさんなのに怖い?もうそこの設定からクスクス笑えます。怖がり方が子どものようで、とてもかわいいおじさん。夜になってお化けを見なくて済むよう、準備もきっちりと。それでもやっぱり聞こえてしまいます。薄気味悪い物音が。でも読者にはその物音の正体は始めからわかっているので、Brownさんの行動にニヤけてしまいます。けれどBrownさんもただの怖がりではありません。ちょっとしたことから、何かに気付いたようです。外に出ると張り紙が。今までの怖がりさんはどこへやら?農場の小屋に向かいます。その時の音にも注意してください。細部までこだわりの感じられる絵本です。
11月の英語絵本の会
あっという間に11月。今年は英語絵本の会で何をやったっけ?と思うほど、特別なことをしていないので短く感じます。それでも3月からの事態を考えると、会が開けるだけでありがたいです。そして毎回、みんな元気で集まれるなんて、本当に幸せなことだと思います。
11月も第4木曜日にあたる26日の13時半から15時まで、リブリオ行橋に集まります。参加無料で、どなたでも参加できます。初めて参加される方は人数把握のため、できればフェイスブックの「英語絵本の会」のページからコメント入れていただくか、図書館に電話して参加の旨を伝えていただけると助かります。
お待ちしています。