2018年1月 英語絵本の会

2018年になって初めての英語絵本の会が、1月25日(木)にコスメイト行橋で行われました。今回は8名の参加でした。

今年も元気に英語絵本の活動を開始!

月に一度の集まりですが、年末年始を挟むとなぜか久しぶりにお会いする気持ちになります。そして何となく、一年の最初の月ということで、活気に満ちた雰囲気を感じたのは私だけでしょうか。

皆さんそれぞれの目標を胸に、集まったのだと思います。私も・・・ささやかな目標をひっそりと持って。みーんな完璧に同じ志を持つ必要はなく、「英語の絵本を楽しむ」を共通項に集まって何かすれば、一人で何かをするよりも楽しいことができそうな気がします。

今回読んだ英語の絵本を紹介

8名の参加だったので、2グループに分かれました。今日も面白そうな英語の絵本がありましたので、その中からいくつかを紹介します。

Barney’s First Snow ゆきのひのころわん

  

絵を一目見て「あ!もしやこれは?!」と思ったので、イラストレーターを見せてもらったらやっぱり黒井健さんでした。あの有名な『ごんぎつね』のときのイラストとはガラリと雰囲気が違っています。とてもかわいいイラストで、いかにも子どもが好きそうな。

子犬のBarneyは生まれて初めて雪を見ます。犬友達のCathy(こんなスペルだったっけ?)が外で遊びます。雪道を楽しんでいると、手袋が片方落ちているのを見つけます。二匹は持ち主探しを始めます。

動きがあって、それでいてストーリーが簡単で、絵を見て楽しめるので小さな子どもにおすすめです。読んでもらっているのを聞きながら、日本語で犬の名前はどうなってるかな~と思いました。BarneyとCathy。検索して調べてみると「ころわん」と「ちょろわん」でした。うーん、そうか(笑)。

Mother Bruce

Mother Gooseじゃなくて、Mother Bruce。もうここでちょっとニヤッとします。このお話は相当笑えますよ!Bruceはクマ。それもしかめっ面の。それがまたこの物語を面白くしています。

Bruceはガチョウの卵を取ってきてお料理を。ちゃんとインターネットでレシピを調べますよ。あ!薪が切れたので取りに外へ出ます。帰ってきたらえらいことになっています。

シーンが変わるたびにどこか面白くて笑っちゃう。2016年にエズラ・ジャック・キーツ賞を受賞しています。まだ日本語に翻訳されていません。

Snowflakes Fall

これは以前、紹介した英語の絵本です。下に詳しい紹介をした記事をリンクしておきます。2015年、アメリカのコネティカット(Connecticut)州にあるサンディフック小学校(Sandy Hook Elementary School)で起きた、銃乱射事件の犠牲者の遺族と学校の子ども達へ希望を届けるために描いたという絵本。

イラストレーターはスティーブン・ケロッグ(Steven Kellogg)、文章を書いたのはパトリシア・マクラクラン(Patricia Maclachlan)。ふたりは旧知の仲だそうです。そして二人とも有名なイラストレーターと児童文学作家ですね。私はパトリシア・マクラクランと美しく感動的な文章が大好きです。絵もとても素敵です。ストーリーは・・・この物語が生まれる背景を知っていると、涙が出てしまいます。子どもたちの将来を奪った事件。大人におすすめの英語絵本です。

https://eigosuki.net/?p=7447

The Man Who Walked Between the Tower 綱渡りの男

  

この物語の主人公は実在するフランスの大道芸人フィリップ・プティ。1974年8月7日に、現在はなくなってしまったニューヨークのワールドトレードセンターの2つのタワーの間にロープを張り、綱渡りして人々を驚かせました。映画にもなりました。

常軌を逸したパフォーマンスに、ただただ唖然とするばかり。絵本なので乏しい想像力を働かせてリアルに状況を思い描いてみました。ものすごく怖かったです。実際はそんな想像をはるかに超えていると思います。私が読んだ絵本ですが、この絵本との出会いをきっかけに、フィリップ・プティに非常に興味を持ち、YouTubeで彼の講演を見つけ、フランス訛りの流ちょうな英語を聞いたり、過去~現在のフィリップ・プティを追ってみたりしました。

こういうのも、私にとっては英語絵本の醍醐味です。私の興味と世界を広げてくれる英語絵本です。

英語絵本ミニ読み聞かせ会

同じ日の14時半から図書館の赤ちゃん絵本コーナーで、英語絵本のミニ読み聞かせ会をしました。今回は1組の親子に聞いていただきました。とっても寒い日だったので、子ども連れの人がいなかった><;!

読んだ英語絵本は、『Barney’s First Snow』、『Big Egg』の2冊でした。聞いてくれた女の子は、読み手にとってはすごーくうれしい反応をしてくれました。かわいかったー!

Big Egg

今回の感想

寒い日だったけれど、みなさん寒さに負けず集まってきました!そして面白い英語絵本を持ちよって、今回も楽しいひと時になりました。

昨年12月にのミーティングで、英語の歌や手遊びを練習したいとの意見があったので、さっそく今月から始めました。欲張らず、1曲ずつ。

会が終了し、強制じゃないので練習したい人だけでやりましょうと伝えたのですが、全員残ってくださいました。自ら音源を探してみんなに聞かせてくれる人、リズムに乗って歌う人、手の動きを右左まで確認してくれる人など、みんな真剣にそして和やかに練習をしました。

歌って、やっぱなんかいいな。大人の歌子どもの歌関係なく、みんなで歌うと楽しいです。今でも童謡を何気に家事をしながら口ずさむのですが、子どもが一緒に歌ってくれると「え?知ってるの?」という驚きと、一緒に声を合わせて歌える嬉しさ楽しさを感じます。英語も同じですね。

次回は2月22日(木)13:30-15:00、コスメイト行橋2階の視聴覚室です。事前の申し込みなどは不要です。どなたでも気軽にお越しください。見学だけでも大歓迎です。お問い合わせは行橋市図書館のカウンターまで。

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