『残念な人』シリーズ、英語勉強法とは

『残念な人の英語勉強法』  山崎将志著、冬幻舎。このシリーズは英語のほか、思考法や仕事の習慣などのテーマでも出版されています。著者が英語学習において、「残念に思う人」とはどんな人だろうと思ったので読んでみました。この本を読んだ私の感想は、私の別ブログ「Just the way I am.」にも書きました。

link残念な人の英語勉強法?|Just the way I am.

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英語ができない理由をまず考えてみる

著者は英語の勉強をしているのに、伸び悩んでいる人に対して

できないと感じるのは、本当に英語力のせいですか?

と問うています。

また、

基礎力がないのに、いきなり難しいことをしようとしていませんか?

とも問うています。

できないのは英語力のせいかどうか

まず一つ目「できないのは英語力のせいかどうか」について。英語が全然できなかった私の過去を振り返ってみると、英語学習につまづいたとき、その原因が英語力にあるのかどうかをちゃんと見極めていなかった気がします。日本語でも苦手なことは、英語でも苦手であるのが普通であることを見落としていたのです。

私の場合は外資系企業で働いていた時期、ビジネスで英語を使うことに慣れてきても、どうも飲み会やパーティーで気軽に英語を話すということが苦手でした。でもよく考えてみると、実は日本語でも人の集まるところでの人との会話が大の苦手だったのです。私は昔、極度の人間嫌いのコミュニケーション下手で、母国語であっても日常会話が苦痛だし、第一何を話していいかわからないから、人が集まる場所が苦手でした。そしてあまり人とは話しませんでした。隅っこに一人でじっとして、早くこの会が終わらないかと待っているタイプですね。

だから英語でも、そういうことができないのが当然。でも当時は「英語で」の日常会話は苦手だなと思っていました。いや、もちろん苦手なのですよ。でもそれは英語力によるものであるというよりはむしろ、キャラクターの問題であったことに気がつきました。英語で日常会話を楽しむためには、まず日本語でも人と話すことを好きにならなくてはならなかったのです。

今はあれから20年近くたち、人が好きになり、知らない人ばかりの集まりにも一人で参加できるようになりました。人と話すことが楽しくなりました。英語の勉強だけしていても、どんな場面でもペラペラになれるわけではないのだということですね。

基礎力がないのに難しいことをしようとしていないか

次に二つ目「基礎力がないのに難しいことをしようとしていないか」。たとえば洋書が英語力アップによいと知り、語彙力もあまりなく英文も読み慣れていないのに、辞書を引きつついきなり難しい本を読もうとするというような場合ですね。

こんなのは、ほとんどの人が挫折しても不思議ではありません。洋書が読めるようになるためには、初めは自分の実力以下の本から始めるほうがうまくいきます。それに辞書を引きながら読むという面倒なことをしていると、すぐに嫌気がさし、疲れて途中でやめてしまう可能性大です。

英語の基礎を固めるために、何が必要か

著者は基礎力をつけるためには、中学・高校の文法書をきっちりマスターせよと書いています。出来る人はしてください。出来る人にまで止めろとは、さすがに私は言いません。

文法ができなくても、それだけであきらめる必要なし

けれどもそれ(文法をマスターすること)が出来なかったとしても、あきらめなくていいのです。私は文法書なんてきちんと勉強しなくても、英語を身につけることができました。

その代わり、洋書をたくさん読みました。子どもが読む絵本から、焦らずじっくり読みました。英語の基礎力をつけるために、まず文法から固めるというのではなく、英語のテキストの類よりは洋書絵本など実践的な読み物をたくさん読んで、英語に慣れていく方法もあるということです。慣れていくうちに、自然と文法もある程度わかるようになります。

効率的な方法(英語の文法)ではなく、量をこなす方法もある

私はこの記事を書いている時点で、洋書を800冊以上読んでいます。英語を使わなくてもよい仕事をしていたときでも、英語を使う環境を自ら作るために自分で翻訳の仕事をかってでました。

翻訳経験ゼロでしたが、その分野の専門知識があったことと洋書多読経験のおかげで、思った以上の成果を上げることができ、次第に自信もついてきて翻訳も上達し、職場の信頼も得ました。外国の取引先との英語のメールも、当時パートタイマーでしたが社員さんの変わりに書いていました。その返信も要約したり翻訳して、社員さんに返していました。

文法書を一から勉強してマスターすることだけが、語学習得の道ではないことを、私が実践し証明しています。文法書や単語集、問題集だけでは学べないことが、実際に英語を使う環境を作っていくことで、学ぶことができます。留学なんて必ずしも必要ではありません。難しい文法書や問題集も、必ずしも必要ではありません。どんな拙い英語でも、使えば必ず上達します。

実践で得られる達成感は、学習で得られるそれよりも大きい

使えば楽しいし、英語を実践で使って得られる達成感・充実感は、勉強で得られるものと比較にならないほど大きいです。そしてその達成感・充実感が、英語を学び続ける強い動機につながるのです。語学習得のために、強い動機を持つことは絶対に有利です。

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