英語リスニングに~ワイヤレス骨伝導ヘッドホンの使い心地と使い分け

英語学習に欠かせないリスニング。外出中に英語を聞くにはイヤホンが必須ですね。私はほとんどを家の中で過ごしますが、基本的に家事をしながら英語を聞くのが習慣なので、ワイヤレスのイヤホンが便利です。今回、ワイヤレスのイヤホンを買い替えることになり、以前から気になっていたワイヤレスの骨伝導ヘッドホンを買ったので、レビューも兼ねてリスニングに最適のイヤホン・ヘッドホンとはどんなものかについて思っていることを書くことにします。

安いワイヤレスイヤホンはすぐ壊れた

英語を毎日聞きたい私には、ワイヤレスのイヤホン・ヘッドホンは必需品。今まで使っていた安価(3,600円)で購入したワイヤレスのイヤホン(下写真)は、わずか2年で左側の耳に入れる部分のキャップが外れるようになりました。使えることは使えますが、イヤホンを外すとキャップだけが耳に残ります。また、音飛びが頻繁に起きるようになりました。やはり安物はそれだけの物だと思い、イヤホンを買い替えることに。

2年で音飛びと部品が壊れたわけですが、私の場合は使用頻度がわりと高く、一日に平均2~3時間くらい毎日使っていました。計ったことがないので正確にはわかりませんが、家事をしている時間はほぼ英語を聞いているので、それぐらいだと思います。私が使っていたイヤホンのメーカーは聞いたことないような会社で、中国製だったと思います。

アマゾンで購入し届いた商品は、かなりうるさい異音がして使い物にならなかったので交換してもらいました。再度届いたイヤホンにも実は不具合があったのですが、気にならない程度だったのでそのまま使うことにしました。

普通なら二度目も不良品が届いたら返品するのでしょうが、私の場合は耳に合うイヤホン選びが非常に難しく、このイヤホンの形が絶対合うと思ったし、他にこの価格でこの形のワイヤレスが見つからなかったから、不安を感じつつも返品する気持ちになれませんでした。私の耳は穴も耳介も小さくて、耳に入れるタイプのイヤホンは一番小さいサイズにしても耳が痛くなって1時間もはめていられないのです。

今回、2年使ったこのイヤホンが壊れたことで(まだ今も使ってる)、骨伝導にしようと思った理由の一つが耳の大きさでもあるのです。その他の理由は、周りの音が聞けるということと、私は子どもの時から耳の聞こえが少々悪いので、鼓膜を酷使したくないということもありました。

骨伝導ワイヤレスヘッドホンの紹介

骨伝導のヘッドホンは、振動により鼓膜を介さずに直接内耳へ音を伝えます。そのため普通のイヤホン又はヘッドホンと違い、音が鳴っている間はずっとブルブルと振動しています。振動する部分を耳の横に当てると音が聞こえる仕組みです。

骨伝導のワイヤレスヘッドホンはいろんなメーカーが出していますが、どこの国のメーカーなのかよくわからない商品とか、あまり聞かないメーカーに対してかなり懐疑的になっていたので、まずはメーカー探しを始めました。上を見たらきりがないので、予算の範囲内で一番信頼できそうなメーカーを調べました。

アマゾンのレビューの数や星の数に騙されてはいけません。何千というレビュー数かつ高評価であっても、疑ってかかるべきです。むしろ何千というレビューは疑うべきでしょう。それで私がここなら安心かなと思ったのがAfterShokz®、アメリカの会社のようです。アマゾンで購入しました。

骨伝導ワイヤレスヘッドホン AfterShokz TITANIUM

詳しい仕様についてはアマゾンのサイトか、AfterShokzのオフィシャルサイトを見てください。小雨の中のランニングOK程度の防水性があるようですが、お風呂の中は無理っぽいですね。10,000円が出せる上限だったので、予算以内で買えました。

どんな機能があるのか、同梱されていた説明書の写真をシェアするので見てください。一枚目は本製品の仕様です。

下の写真には、ヘッドホンにある3つのボタンの場所が示されています。

下の写真は3つのボタンのうち、Aのボタンの使い方について書かれています。

下の写真はBとcのボタンの使い方の説明です。

下の写真は2台のデバイスを同時に接続する方法などの説明です。

ボタンA、B、Cがある場所が手探りの操作になるため、始めは操作しにくいですがすぐに慣れます。英語を聞いているときに電話が鳴ると、このヘッドホンで受けることに未だ抵抗があるのと、大概がパパからなので子どもにも代わる都合上ヘッドホンを使わず、通常通りiPhoneで取っています。その場合ヘッドホンを何も操作しなければ、ヘッドホンが接続されたままでもiPhoneのスピーカーとマイクが有効になります。再生中の音は、電話が鳴ったときに止まります。電話を切った後再生ボタンを押すと、再生が始まります。

もっと予算があれば、下のヘッドホン(↓)もおすすめです。上で紹介したものよりも強い防水性能があり、水深1mの水中に30分の水没にも耐えらるみたいです。これだったらお風呂でも使えそう。iPhoneに防水カバーしてたら、そもそもイヤホン入らないのでしょうけれど(笑)音漏れもこちらのほうが抑えられているようです。

AfterShokz Aeropex 骨伝導ワイヤレスヘッドホン 防水bluetooth5.0

骨伝導ワイヤレスヘッドホンの使い心地

骨伝導ワイヤレスヘッドホンを使い始めたのは、2019年10月からです。この記事を書いているのは2020年2月なので、4か月使ってみた感想・使い心地について書きます。

ヘッドホンが振動する

初めて骨伝導のヘッドホンを使った時は、違和感しかありませんでした。電源を入れたらブルッという、思っていた以上に強い振動が手に伝わりました。ヘッドホンを装着したときの違和感もありました。耳の前に振動部分が来るのですが、初めての感触にびっくり。そして意外とクリアに聞こえることにも驚き、感動しました。

どんなとき耳栓が必要か

骨伝導ヘッドホンには耳栓が付いていました。いったい何のためだと思いますか?骨伝導ヘッドホンは耳を塞がないので、周りの音が聞こえます。これは骨伝導ヘッドホンの良いところですが、掃除機をかけるときには掃除機の音がうるさいためにヘッドホンからの音が聞こえにくくなります。そんなとき、ボリュームを上げるのではなく、耳栓をすれば良いのです。

耳に入れるタイプのイヤホンだと、掃除機をかけるとイヤホンからの音が聞こえにくくなるので音量を上げていました。でも骨伝導ヘッドホンの場合は耳栓をすると、イヤホンの音量を上げなくてもしっかり音が聞こえるので、耳への負担は少ないのではないかと思います。ただ、耳栓をするときとしないときとでは、音の聞こえ方が変わります。耳栓をすると、頭の中で音が響くような感じになります。私は気になりませんが、音質にこだわる人にとっては気になるポイントかもしれません。英語を聞く分には、聞き取りにくいなどの問題は全くありません。

骨伝導ヘッドフォンが邪魔になる場面

家事をするときは邪魔にならないのですが、お風呂から上がって髪を乾かすときや朝お化粧するときには、ヘッドフォンが邪魔になります。私は家事や身支度をする時間に英語を聞いていますが、洗顔・お化粧でヘアバンドを使うときや、お風呂上りにドライヤーで髪を乾かすときにヘッドフォンが邪魔になります。下はヘッドホンをした時の写真です。

周りが静かなら、ヘッドホンを使わずにスピーカーから音を出せば問題ないのですが、お化粧する時間帯は大概洗面台のすぐ横にある洗濯機が動いているし、お風呂上りに髪を乾かすときは夜遅く、子どもがもう寝ているのでヘッドホンをして英語を聞いています。
そういう理由でお化粧と髪を乾かす時には、私は邪魔にならない耳に入れるタイプのワイヤレスイヤホンを使っています。

今なんとか使えているイヤホンの音飛びがさらにひどくなり、いよいよ使えなくなったらまた同じタイプのイヤホンを購入すると思います。これまで説明してきた通り、骨伝導だけでは使えないシーンがあるからです。
ところでなぜワイヤレスかという説明もしておきます。家事をしていると、コード(線)が邪魔になるのです。掃除機がけやキッチンで作業しているとき、コードをクリップでコンパクトにまとめて洋服に留めていても、引き出しの取っ手などにコードが引っかかってしまい危ないのです。

毎日のリスニングにはイヤホン・ヘッドホンの使い分けが便利

どんなに忙しくても、家事をする時間、通勤時間、朝の支度時などを有効に使う事で、英語学習の時間は確保できます。私は15年ぐらい、リスニングは椅子に座って集中して聞いていません。常に何か作業をしながらリスニングをしています。それをしなければ、私の今のリスニング力は得られなかったでしょう。

リスニング力を鍛えるためには、耳がヒマしてる時間を見つけてその時間に耳を使うことです。それともう一つとても大事なことは、リスニングだけしていてもリスニング力は向上しないということです。聞くだけじゃなく、読んだり話したりすることが大事です。特に読むことはリスニング力を上げるためには必要です。多読と多聴は車の両輪のようです。両方のバランスが取れていると、相乗作用ができると思います。

そして毎日の英語リスニングを快適にするために、シーンに最適なイヤホン・ヘッドホンの使い分けがおすすめです。

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