2016年1月 英語絵本の会 in 行橋

新しい年を迎え、第1回目の英語絵本の会が1月28日(木)に行われました。皆さん元気で顔を合わせることができました!

会の冒頭に、連絡事項がたくさん

まず始めに、いくつかの連絡事項がありました。「みなさんこんにちは~。ではさっそく始めましょう。」というのではなく、いろいろな伝達事項があるということは、英語絵本の会として、内々だけの活動から、会の外とのつながりが増えてくる予兆のように感じました。考えすぎかもしれませんね(笑)。連絡事項の一つは、以前からご意見をいただいていたことをベースに、今年から読み聞かせ練習のやり方を少し変えますという話。その他は図書館に関する研修会のお誘い、なつかしい前任の国際交流員さんCheryl(シェリル)からのポストカードが届いたので、みんなで読みました。

小グループでの読み聞かせ練習&意見交換

やり方を変えたのは、読み聞かせの練習を小グループにて行うという点。3人ぐらいのグループを3つ作りました。そのグループ内で、読み聞かせの練習をしたり、絵本の中の英語でわからないところを聞きあったり、絵本について意見交換したりしました。国際交流員のAnnaさんには各グループをまわって、質問に答えていただきました。小グループでの練習はおよそ30分。そんなに長くないので、集中してぎゅっと練習しなくてはなりません。中だるみも出ない長さなので、短いかな~とも思えますが、丁度いいのかもしれません。状況によっては、もう少し時間をとってもよいかもしれません。

全体で読み聞かせ

会の大きな目的のひとつでもある「情報交換・交流」を果たすために、全体での交流も欠かせません。小グループ練習の後は、また全体で集まって各グループから一人ずつ、読み聞かせをしてもらいました。会に参加する人たちが、できるだけたくさんの英語絵本に出会うためにも、全体での交流はやはり必要な気がします。今回、みんなの前で読み聞かせされた英語絵本を紹介します。

Would You Rather …

洋書のタイトルは『Would You Rather …』。日本語のタイトルは『ねぇ、どれがいい?』です。私も大好きです、この絵本。いつか英語絵本の会で読み聞かせしたいなと思っていた1冊です。男性の力強い声で読んでいただきました。絵本のサイズは大きめで、読み聞かせにも良いと思います。
短文で、シーンの切り替わりも早く、就学前の子どもから小学生まで楽しめるのではないでしょうか。

The Foggy, Foggy Forest

洋書のタイトルは『The Foggy, Foggy Forest』。日本語のタイトルは『きりのもりのもりのおく』です。日本語のタイトルのほうが覚えにくいですね^^; 学校司書をされている女性が読んでくださいました。この絵本、すごく面白いのです。トレーシングペーパーのような紙質で、次のページが透けて見えるのです。それがいかにも森の中の霧という雰囲気を醸し出しています。
この絵本の購入時に注意すべき点は、ハードカバーだと透けた紙なのですが、ペーパーバックは普通の紙で、透けた感じが出てないらしいのです。かなり残念ですね。それと、日本語訳の絵本は絶版になっているので、入手が難しいそうです。Amazonには中古で販売されているようでした。そういう情報提供も、司書さんならではで、私達には嬉しい情報です。

Hug Time

洋書のタイトルは『Hug Time』。日本語のタイトルは『ハグタイム』です。お芝居をしている女性に読んでいただきました。この絵本はふんわり感があって優しくてかわいらしかったです。子ネコにハグされることを想像したら、思わず微笑んでしまいそうです。絵本を読んでくださっている間、連れて来られていた小さな男の子が、読んでいるお母さんの気を引こうと一生懸命でした。お母さんは集中して読めなかったかもしれないけれど、男の子もかわいかったです。

The Journey Home (The Good Dinosaur)

洋書のタイトルは『The Journey Home (The Good Dinosaur)』。ネイティブの子ども向けの読み物で、文字の習得レベル別になっています。この絵本はレベル2。この洋書の日本語版はないと思いますが、ディズニー英語になっていて、『アーロと少年』というタイトルの本があるようです。今回読んだ絵本は、『アーロと少年』の一部分のお話しだと思うのですが、どうでしょうね。この絵本は前任の国際交流員Cherylさんからいただいたものです。現国際交流員のAnnaさんが読み聞かせしてくださいました。

会の終わりに

今回は見学者がいませんでした。子ども1名、大人11名の参加でした。小グループになっての読み聞かせ練習は、数人に感想を聞いてみたところ、みなさん同じように「楽しかった」との声。少人数になったほうが、質問や意見交換がしやすいようです。私も同じように感じました。1冊1冊の絵本をじっくり見て話しができることがわかりました。また3名ぐらいの大きさだと一人が何回か読むことも可能ですね。国際交流員のAnnaさんには、各グループをまわってもらい、質問等に答えていただきました。小グループのメンバーは固定せずに、毎回ランダムに組み合わせるのがよさそうです。

今回はこれで楽しかったので、しばらくは同じスタイルで動かして行こうと思いますが、いつでも気がついたことやアイデアがあれば、その都度教えていただき、より楽しくよりためになる活動にしていきたいと思います!感じたこと、考えたことなど、お声をどしどし聞かせてください。

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