The bells of Notre Dame
私が読んだ洋書のタイトルは『The bells of Notre Dame』なのですが、上のアマゾンの表紙画像の英語タイトルは違っていて、こうなっています→『Hunchback of Notre Dame』。まずはなぜ私が読んだ洋書と上の画像の洋書タイトルが違うのが興味深いので説明します。
アマゾンの表紙画像タイトルにある『Hunchback of Notre Dame』は、直訳すると『ノートルダムのせむし』になります。「せむし」という言葉は放送コードに引っかかるということで、日本語のタイトルを変えたそうです。そこで私が持っている洋書ですが、こちらは日本の出版社。だから日本語のタイトルを英訳してThe bells of Notre Dame』というタイトルしたのですね。
え?!放送コード?と思われましたか?この洋書、私は中古で買ったのですが、元々はCDがついていたらしいのです。多分その音声が問題になったのではないかと思われます。
私はこのお話がどんなものが、全く知らずに読みました。映画も観たことがありませんし、タイトルだけは聞いたことがありましたが、どんなあらすじかなど、予備知識ゼロでした。その私が読んだ感想は、予想外の展開で、読み終わった直後は何がテーマだったのかがわからなくなってしまいました。
それぐらい予想に反していて・・・。私の勝手な思い込みなのですが。あまり詳細に説明するとネタばれになってしまうので書けませんが、Quasimodoは昔、判事のFrolloによるジプシー狩りで殺されそうになるのですが、司祭の命令で育てることになりましたQuasimodoという名前はFrolloが名付け親なのですが(いい意味の名前ではないみたい)、まだ赤ちゃんだったQuasimodoを育てて、ノートルダムの鐘撞きをさせていました。
このQuasimodo、実は醜い容姿をしているのです。その上、Frolloに軟禁状態で育てられ、とても厳しい環境で生きてきたのです楽しみといえば、鐘楼からお祭りを見下ろすことぐらいでした。この設定だけでもだいぶ重いですね。
Frolloという人物がまた悪くってね、自分の邪魔をするものは容赦なく命を奪うという人なのです。
ある日、Quasimodoは美しい女性Esmeraldaと出会います。生まれて初めて自分のことを、一人の人間として扱ってくれたのがEsmeraldaでした。Quasimodoは彼女の美しさに惹かれていきます。当然ですね。
Quasimodoは容姿は醜くても、心はとても清らかなのです。そんな設定とくれば、そしてディズニー映画とくればもうね・・・。私は勝手に予想しました。この話の先を。ハッピーエンドでしょう!と。
ところがところが~。見事に裏切られ、読後、なんだかこのお話の意図が見えなくなってしまいました。そういう結末にするのなら、なぜあえてディズニーで描かなあかんかってんと。私が読んだ本はこども向けで、コンパクトにまとめられたストーリーなので、詳細が知りたくなりました。
というわけで、ネットで検索~♪
な、なんと!!このディズニーのお話は、原作とは違うらしいということが判明!原作に非常に興味が出てきました。原作もハッピーエンドではないらしい。あらすじを調べました。読みました。
ひぇ~。あわわわわ・・・・。ひどすぎる結末orz
ノートルダムの鐘って、本当はそんなお話だったのね・・・。
ノートルダムの鐘の原作はウィキペディアのサイトで読めます。