とても簡単な英語の本でリーディング力を伸ばす

英語が全くダメだった私、40歳にして英語の多読を始めた私でも、乳幼児が読むレベルの英語絵本から始めて、今ではペーパーバックも辞書なしで読めるようになりました。

学校でやったリーディングとは全く違った方法で、面白いほどリーディング力が上がり、ひいてはリスニング力、発音、スピーキング力にまでいい影響を与えてくれました。

英語が苦手な人でも、続ければ必ず英語に自信が持てるようになります!

始める年齢は関係ない!

私が英語の絵本を読み始めたのは40歳ごろでした。絵本には正直、抵抗がありました。けれども引き換えに英語力を手に入れられるのです。それに、心配ご無用。すぐに絵本が好きになります*^-^*

私は80歳で英語の勉強を始めて、英語の絵本を楽しまれている方を知っています。スラスラ読めて楽しいそうですよ!だから年齢なんて関係ない!「やろう!!」という気持ち一つで十分可能になります。

英語のレベルが半端なく低いけど?

これも全然大丈夫。何だったら、アルファベットも読めないレベルでも、読める英語の絵本があります!

英語を母国語とする家庭に生まれた赤ちゃん。まだ英語を知らない赤ちゃんが見る絵本があるじゃないですか!だからアルファベットを知らないというレベルだって平気です。

まだ英語を知らない乳幼児向けの絵本ってどんな本?

辞書は使わない?

母国語として英語を習得する感覚に近いといえるかもしれません。だから辞書も使いません。辞書はもっと先になってから使います。

考えてもみてください。私達が母国語(日本語)を習得したころのことを。就学前には話したり聞いたりはある程度できました。読むことも、速い子ならできていたでしょう。

読むことを本格的に学ぶのは、小学校へ行ってからです。入学した当初から辞書を使いましたか? 使いませんでしたよね。 なぜかというと、いきなり辞書なんて、使えないからです。

私達は英和辞書、使えていると思い込んでいませんか? 本当に使えているでしょうか? わからない単語を引いて、そうしたら魔法のように日本語でなんというか教えてくれる?

じゃあ、辞書さえあればどんな英語でも読みこなせる? 過去の私を思い出してみると、答えはNoでした。苦い思い出があるのです。職場で英語の文献を「これ読んで」渡されて、必死で辞書を引いて意味をつかもうとしたけれど、片っ端からほぼすべての言葉の意味を調べ上げたけれど、まったくお手上げでした。

辞書を使い始める前に、もっともっと基本的な文章を読んで理解できるようにならなきゃ、辞書を引いても徒労に終わったり、意味を違えて理解してしまうことが多いです。 これも全然英語ができなかった私の経験から学んだことです。

文法を忘れてしまったけど?

むしろ文法を知らないほうがうまく行きます!私はとことん英語ができなかったし、文法を忘れたといえるほども知らなかったので(笑)、多読を上手く進めることができました。

「文法を知らないほうがうまく行く」というと、語弊がありますね。知っていることが害なのではなく、文法を日本語で理解していることが害なのです。

それに私達が日本語を読んで理解し始めた頃、文法を先に覚えましたか? 違いますよね。始めは簡単な文章を読めるようになって、意味を理解していたはずです。

簡単な英語の絵本から始めるリーディングというのは、単語を知らなくてもいいし、文法もいらない。日本語に訳さなくてもいいのです。日本語に訳してちゃダメなんです。だって訳していたら遅いでしょ? 私が言う「英語を読む」とは、英語を見た瞬間に理解するという意味です。

日本で英語教育を受けても英語がスラスラ読んで理解できない原因は、いちいち英語を日本語に訳そうとするからなんです。「え?何それ?」と思いますか? 不思議に感じられるでしょうが、実は「これが英語学習だ」と思っていたことがことごとく崩されていく英語習得法なんですよ。

なぜ日本語に訳すとダメなの?スピード以外の理由

辞書が使い物にならないってこと、学校の英語が得意でぐんぐん力をつけていけた人は、経験したことがない感覚かもしれませんね。

一つ、面白いエピソードがあります。私は多読を始めて5-6年経過した頃、職場で私の専門分野について英語で書かれた文章を、日本語に翻訳をする機会に恵まれました。翻訳の勉強はしたことがなかったけれど、専門分野だからできたのでしょう。そのとき、私以外の人が翻訳してくれた部分を見て、愕然としました。「訳された日本語の意味がさっぱりわからん・・・。」 その人は学生時代、英語が得意だったそうです。

馬鹿にしているわけではありません。私も昔、学校で和訳をさせられましたが、あれが大嫌いでした。黒板に訳された日本語のひどいことといったら・・・。はっきりいって、意味不明の日本語文章だと思ったこと、何度もあります。国語では絶対に不可なその文章、なぜ英語の授業では可なんだ?という疑問、心の奥底へ押し込めていました。

そういうふうに英語を読んで理解した気になっているのって、どうなんでしょう。ちょっと発言が過激すぎましたかね(笑)

敵意も何もないのです。あるとすれば、私が苦しめられていた学校の英語・・・。それが今となってはいったい何だったのだろうと思うだけです。とにかく楽しく英語を学ぶこと、そして英語は何も難しいものじゃない。だからやりたいと思えば、誰だっていつからだって上手くなるんだということを伝えることができたら、とても嬉しいです。

今までなかったほどの英語学習の好環境

そして今は英語のはじめ時だってこと、ご存知ですか?

本屋さんの洋書の品揃えが増えた気がしませんか? 今幼児の英語教育も盛んです。ということは、幼児向けの英語教材、英語の絵本がたくさんあるってことです。

またなんといってもKINDLE(キンドル)の存在は大きいです!! ご存知ですか?Kindleの洋書の中には、無料で読めるものがあるってこと。難しい洋書ばかりではありませんよ。幼児向けの易しい英語で書かれた英語の絵本が無料で読めるのです!しかもKindleなので、本の置き場に困ることはありません。そして外出時にはどこでも持っていけます。

絵本はサイズが大きいのもあり、人前で開くのに抵抗があるかもしれませんが、Kindleなら恥ずかしくないですよね!覗き込まれると、何を読んでいるのかわかっちゃいますが(笑)

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