英語多読400万語~カラスと農夫☆主張ばかりでは解決しない

今日は図書館に行って、新しい洋書絵本を借りてきました!というわけで、行橋市図書館の洋書レビューです。易しい英語の絵本を楽しく読みながら、英語力を伸ばしたい方に、活用していただければと思います。それから・・・この洋書でコツコツ進めていた英語多読、400万語を達成しました。そのことは後半に書いています。

Six Crows

洋書のタイトルは『Six Crows』。Swimmyの作者、Leo Lionniの絵本です。いいですね、Leo Lionni。これは、小麦を作っている農夫と6羽のカラスのお話です。農夫が大事に育てている小麦を、6羽のカラスが食べに来るので、そのたびに追い返していました。きりがないので、かかしを作りました。そうしたらカラスもそれに対抗して、こわーい鳥を作りました。

それを見た農夫は恐ろしがって、対抗するためにもっと怖いかかしを作りました。カラスも負けてはいられません。もっともっとこわーい鳥を作ります。

この様子を見ていたのはフクロウ。フクロウは両者のもめごとの解決にひと肌脱ぎます。さて、どうやって?私はこの絵本の中のフクロウのセリフ"Words can do magic."がとても気に入りました。さっすがフクロウさん。

YL 2.0
総語数 540

400万語通過して思うこと

とうとう英語多読、400万語まできました。まだまだ衰えるどころか、もうすっかり生活の一部、いや私の人生の一部になってしまった多読。ここまでくれば、英語の本を読むことを止めるということはありえないと思います。なぜなら日本語を読むのを止めるというに等しい位置づけになっているからです。

私の中では、ここがひとまずゴールといえそうです。英語を読むことが特別なことではなく、当たり前になるという境地。けれども私が目指すのはここではありません。多読を始めたころに思い描いていた景色と、今見える景色は全然違います。経験したこともないものを想像しろと言われても、できないのと同じです。

英語を読めば読むほど、自分の目標がどんどん変わります。それでよいと思います。100万語の景色、200万語の景色、300万語の景色と見てきたわけですが、この景色は人により違うと思います。私の400万語の景色は300万語までの景色と違って、一人歩きをする自信がついた気がします。地図さえあれば、どこへでも行けそうだという勇気と自信がついた気がします。

ここでいう地図とは辞書のことです。辞書は使わない多読をしてきました。400万語あたりから、これまでと違って辞書を時々引くようになりました。もしも多読を始めたときに辞書を引きながら読んでいたら、多分今のような辞書の使い方は身につかなかったかも知れないと感じています。辞書を使わないことで、辞書の使い方がわかった!という気持ちです。これ、説明するのが難しいです><; またいつか・・・誰でもわかるように説明できるときがきたら・・・。

これで○○万語通過報告は終わり

400万語読んで、私はやっと読むことに自信が持てるようになりました。971冊読んできました。私の多読修行はまだまだ続きます。一生続くでしょう。そして気力の続く限り、記録を残していきます。そしてもちろんこのブログに、読書記録として読んだ洋書の中で特に面白かったものなどを紹介していきます。

でももう、語数カウントを毎回公表するのはこれで終わりにしたいと思います。ときどき気が向いたら、または何か発見があったときにはまとめ的にブログにて公開するかもしれません。

これからは何万語という数字に舞い上がらないで、ただ淡々と読んで楽しみたいと思います。1000万語読んだら、記念の記事を書こうかな^^

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