ディズニーの英語コレクション2
本のタイトルは『ディズニーの英語コレクション2』です。大阪の図書館で借りてきました。音声CD付きだったので、聞き読みをしました。英語のレベルは、そんなに難しくはないレベル。でもとびきり易しいというわけでもありませんでした。音声はゆっくりめのスピードで、はっきり発音されていて、聞きやすかったです。
3話収載されていました。
『Finding Nemo』
『Monsters, Inc.』
『Lilo & Stitch』
どれもとても面白かったです。2話目のモンスターズインクは、映画を観たことがなく、ストーリーも知らなかったのですが、かわいらしくて心優しいモンスターが出てくるんですね。
ファインディング・ニモでは、お父さんがニモを心配する気持ちは、お母さんのこともあるし、とてもよくわかります。でもラストにニモにかける言葉に、聞き読みしていてちょっと胸が熱くなりました。
スティッチも家族がテーマですよね。これも最後にホロリときますね。
モンスターズインクは、モンスターの役割と、モンスターが考えている子ども像がユニークですね。一見怖いけど、心は優しい、というパターンは結構好きです。どんなにワンパターンでも好きです。
最後に「聞き読み」について説明します。「何それ?」と思われた方もあるかもしれません。CDなどの朗読音声を聞きながら、それに合わせて自分も黙読しながら追っていくことです。
聞き読みは自分で読むより楽ですが、楽な分、すぐに眠くなるので注意です。気がつくと音声が終わっていた、とか、どこまで行ったのかと、探すことになる可能性大ですね。眠くないときにするのがおすすめです。
それともう一つ。この本で面倒だった点は、ストーリーの途中で数回、「フレーズチェック」と「文法チェック」のコーナが始まるところ。いい感じで英語の物語に入っていたら、いきなり日本語で「フレーズチェックです」とか言い始めて、若干冷める・・・。
当然私は全部飛ばしましたが、いちいちボタンを押すのが>面倒でした。多読・多聴の考え方からいくと、こういうのはやらなくてもいいです。やりたくて仕方ない人だけ、やればいいと思いますよ。
これが嫌で洋書から遠ざかるよりは、いくら役に立つフレーズと言ったって、やらないほうがいいです。GRなどのリーダーもそうです。最後にクイズがあるけど、私は一度もやったことないです。そんな時間があったら、別の洋書を読んでいました。
触れる英語は少なくても、きっちりかっちり勉強して、覚えていくのが好きな人は、最後のクイズもするのかな。完璧を目指さず、とにかく大量に英語に触れながら身に付けるのが好きな人は、問題とか暗記とかあまり意識しなくてもいいのではないかと思います。