10月24日(木)13時半から15時まで、英語絵本の会の活動をしました。やっと秋らしくなってきたと思ったら、もうハロウィーンの季節です。
学びの多い例会だった
昨年夏以降から、2名ものレギュラーメンバーが増えました!ときどき新しい人が加わると、新鮮でいいですね。
メンバーが固定してしまうより、こうして新しい人が入ってきて、違った目線で選書して読み聞かせてくれるのは楽しいです。
ブラジルの妖精「Saci(サシ)」については、先月に続き別の絵本を紹介してもらいました。ブラジルの知らなかったことがいろいろわかりました。
長い間日本で読まれて、英語に翻訳された『Little Daruma and Little Tengu』(だるまちゃんとてんぐちゃん)。有名な絵本ですが、読み手によって印象が変わりますし、言語が変わっても受ける印象が違います。
いずれも去年~最近、英語絵本の会に来てくれるようになった人たちが読んでくれました。
読んだ絵本の中から数冊紹介
Little Daruma and Little Tengu
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Satoshi Kako (著), Peter Howlett (翻訳), Richard McNamara (翻訳)
出版社 : Tuttle Pub; 第1版 (2003/1/1)
だるまちゃんは、仲の良いてんぐちゃんの持ち物を欲しがります。家に帰ってお父さんに「こんなのが欲しい」と説明しますが、てんぐちゃんの持っている物と同じのはありません。そこでできるだけ似たような物をだるまちゃんに持たせると、だるまちゃんはとても嬉しそうに、てんぐちゃんに会いに行きます。子どもはお友達が持っている物、次から次へと欲しくなりますね。それをお父さんが上手に受け止め、満足するだるまちゃんの関係が微笑ましい絵本です。
Ghosts in the House
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Kazuno Kohara (著)
出版社 : Square Fish; Reprint版 (2010/7/6)
著者は日本人ですが、イギリス在住の絵本作家です。日本語版が出ていますが、別の人が訳者です。この絵本は絵がとてもかわいくてきれい。
町はずれにある大きな家に、女の子が移り住みました。実はこの家にはおばけがいたのです。ところが女の子はただの女の子ではなく、魔女でした。
片っ端からおばけを捕まえて、キッチンへ行き、そして…
おばけが出てきますが怖いお話ではなく、きっと「そんな使い道があったか!」(あるいは共生?)と驚く内容です。
Shh! We Have a Plan
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Chris Haughton (著, イラスト)
出版社 : Candlewick (2014/9/9)
イラストがなんとも言えないかわいらしさ。癒し系?ストーリーもほっこりする内容です。
鳥を捕まえようと、作戦を練っているのは表紙の4人組。そーっと鳥に近づきますが、逃げられてしまいます。「ひみつの作戦!」「しー!」というのですが、鳥にはお見通しのようです。一番のちびっこだけは何か違う。一番小さいから、いつも一番後ろでついていくだけなのですが、大きな子たちにはないものを持っていそうです。
キッズスペースでの英語絵本の読み聞かせ
大人2名、子ども1名が参加。
ハロウィーンということで、1冊は上で紹介したかわいいおばけの絵本を読みました。
この日読んだ絵本は4冊です。
- Little Mouse’s Red Vest(予告本)
- Ghosts in the House
- Maisy’s Big, Maisy’s Small
- Shh! We Have a Plan
来月も第4木曜日の14時半から、キッズスペース(リブリオ2階)で読み聞かせをしますので、ぜひお立ち寄りください。