11月のKindle洋書を紹介・総語数とYLあり

11月のKindle洋書を紹介

週ごとに私が読んだKindle洋書を紹介していきます。今回は初めてということで、10月最後の週から、何冊かおすすめの洋書をご紹介します。
洋書の表紙画像をクリックすると、AmazonのKindleストアのページが別窓で開きますので、値段を確認してからダウンロードしてください。紹介した洋書については、後日YL(読みやすさのレベル)と総語数(概算)と私からの簡単なストーリー紹介や感想と評価(☆1~5:5が高評価)をアップします。

10月27日のKindle洋書から

『Pick Me! Pick Me! The Story of the Magic Pumpkin』 ★★★★★ YL 1.7 総語数 390
ハロウィンの準備のため、農場へかぼちゃを取りに出かけます。かぼちゃと家族の出会いがあります。ナイフでくりぬいて種を出して、ろうそくを入れたら新しい命に変わります。一晩だけの命。そのためにかぼちゃは種を失うけれど、また来年会えるから・・・。子どもっぽすぎないハロウィンの絵本でした。
『Jane Has a Halloween Dream』 ★★★☆☆ YL 1.2 総語数 375
易しい英語の絵本です。ハロウィンのためのかぼちゃを取りに、女の子がネコと出かけます。家でかぼちゃをくりぬいて、ベッドの横に置いて寝ます。その日の夢はハロウィンらしい夢でした。大人がストーリーを楽しむというよりは、易しい英語を読む練習におすすめです。
『A Cat Named Mouse』 ★★★☆☆ YL 1.2 総語数 485
ネズミという名前のネコがいました。名前を名乗ると大笑いする犬。ネコは他の動物にも陽気に声をかけ、自分の名を名乗ります。すると自分のように変な名前をつけられている仲間が見つかりました。やがてネコの名前を聞いて大笑いした犬の秘密をつかむネコ。単純で愉快なお話しでした。
『Now I Am Paper』 ★★★★☆ YL 1.6 総語数 265
森の中に一本の立派な木。子どもの木登りや、吹く風、自然を木の視点で綴っています。ある日、木が切り倒されてしまいます。すっかり姿を変えてしまった木を手に取るのは・・・。命のつながりが感じられました。

11月第1週のKindle洋書

『We Played In The Sun.: Growing up In the 70s and 80s.』 ★★★★☆ YL0.4 総語数133
70年代、80年代に子ども時代を過ごした者たちの回想的な絵本。カラーも少しあせた色をしているのが、雰囲気を醸し出しています。回想・・・と思いきや、遊びが何気にありえないほどエスカレートしていくのが面白いです。けれど遊び心にあふれたこの絵本、意外と大人がハマるかもしれません。
『Judy’s Adventures in Taif』 ★★★★★ YL0.7 総語数415
サウジアラビアに住む女の子が、週末にお母さんとターイフという街まで遊びにいく話です。サウジアラビアを舞台にした絵本は、めずらしい気がします。しかも普通の女の子の視点で描かれた観光。ロープウェイに乗ったり、おサルさんを見たり、薔薇園に行ってバラ水とバラのオイルを作る工程を見学したり。全く知らなかった世界を垣間見れた気がしました。
『Santa’s (Zany, Wacky, Just Not Right!) Night Before Christmas』 ★★★★☆ YL1.3 総語数780
サンタさんがイブの夜、そりに乗って子どもたちの下へ向かうときのこと。衣装が赤と白ではなく、紫と白になってしまいました。もう時間がないので、その服で出かけたのですがおかしなことばかり起こります。優しい絵に癒されます。

11月第2週のKindle洋書

『Merry Christmas, Little Hoo!』 ★★★★★ YL0.5 総語数181
小さなフクロウ、Little Hooは、クリスマスイブの夜、物音が気になります。あ、あの音は何?トナカイが歩く音?あ、あの音は?ソリの音?あの音は?あの音は?想像を膨らますHoo。実際は何の音だったのでしょう?絵が可愛らしくて、人気のある絵本です。
『Amy and Samantha Discover a Magic World』 ★★★☆☆ YL2.0 総語数2,870
AmyとSamanthaは仲のよい姉妹。家の側の野原で遊んでいました。両親からはこの野原より遠くへは行かないように言われているのでした。ところがある日、一匹の犬に出会い野原の向こうの世界を見ることになりました。そこから2人姉妹の世界がどんどん広がっていきます。
『Lily White and the Horrible Dwarves』 ★★☆☆☆ YL4.0 総語数14,725
白雪姫のパロディ。小人達が悪い悪い。Lily Whiteは白雪姫とはかけ離れたキャラクター。それを楽しむのもよし。けれどあまりに下品な場面もあり、パロディとはいえ品格のなさが大きなマイナス点でした。おすすめした責任から全部読みましたが、私の評価としては痛恨の★二つ・・・。ごめんなさい><;

11月第3週のKindle洋書

『The Little Blue Digger』 ★★★★☆ YL0.5 総語数281
工事現場で働く車達。その中に小さな青い車両がありました。他の大きな工事車両のように働きたいのに、仕事がありません。しょんぼりと走っていると、仲間の危機に遭遇します。自分にもできること・・・と考えて行動したら・・・。小さな子ども向けの洋書絵本ですが、日常生活によく使う単語や、工事車両の簡単な名前が覚えられます。易しい表現でこんなことが表現できるという気づきがあるでしょう。
『Daddy, Help me get dressed』 ★★★★☆ YL0.6 総語数318
まだまだ甘えん坊のDanny。お母さんにお風呂に入れてもらい、お父さんに服を着せてもらいます。「お父さん、お着替え手伝って」というDanny。お父さんの意外な対応にDannyは?どちらがconfuseしてるのかな?面白いやりとりでした。
『WHY DO LLAMAS WEAR PAJAMAS?』 ★★★☆☆ YL0.5 総語数287
なぜラマは昼間にパジャマを着ているの?なぜヤギは遊んでるときもコートを着ているの?などなど、ページをめくるたびに奇想天外なシーンが。じゃあなぜ子どもたちは・・・?心が自由になるストーリーでした。
『The Rain Boat』 ★★★★☆ YL1.6 総語数680
ある雨の日、お兄ちゃんに折り紙のボートを作ってもらい、家の前にできた水溜りにボートを浮かべます。水溜りは雨のために川のような流れになっています。小さな男の子の冒険が始まりです。

11月第4週のKindle洋書

この週はいつもよりも「大人が楽しめる」ような洋書を選んでみました。楽しみ方はいろいろですが、懐かしい物語、シリアスな物語、美しい写真のある洋書などなど。易しい英語表現の宝庫で、「なるほど!」な目からうろこの学びが得られるでしょう。

『Three Little Pigs』 ★★★★☆ YL1.6 総語数865
『3びきのこぶた』の物語です。知っている話を英語で読むと楽なので、おすすめです。どんなお話だったか忘れた人も、読みながら思い出すかも。3匹の子ブタがそれぞれに、違う材料で家を建てます。そこへオオカミがやってきて、中にいるブタを食べるために家を壊しにかかります。
『Travelling Seeds』 ★★★★☆ YL0.8 総語数253
おいしそうな洋ナシの実が、どのようになってその実の中にある種が芽を出すのか、簡単なストーリーで示しています。これも日常生活によく使う単語ばかり。絵があるので辞書を引かなくてもある程度察しがつくので、楽しく読めます。
『The Nature Book』 ★★★★☆ YL1.2 総語数400
美しい自然、厳しい自然の写真が豊富にあります。英文での説明は簡潔で、使われる語彙はとても易しいです。幼すぎない内容で、大人でも十分楽しめます。
『Fun facts about Egypt』 ★★★★☆ YL1.5 総語数800
古代エジプトの神秘を洋書で。とても読みやすい英語なので、今ある知識を持って読めばかなり楽に読めると思います。写真も豊富で、本文以外に写真の説明文もあって、そちらも興味深いです。
『How Skunk Got His Stripes』 ★★★☆☆ YL1.4 総語数605
スカンクの背中にある白い二本の線はなぜあるのか?相当ずるいキャラクターで登場するスカンクです。「どうして○○は××なのか?」という昔話シリーズ、よく洋書絵本でも見かけます。内容は難しくないけれど、語彙が意外に豊富です。
『The Christmas Present』 ★★★★★ YL3.7 総語数9,280
お母さんとGabriel、二人で過ごすクリスマス。Gabrielは家を一人飛び出します。クリスマスなんて嫌い。サンタなんていない。街中や窓越しに見えるきらびやかなクリスマスに比べて、自分の家のさびしいクリスマスが嫌で仕方がないのです。Gabrielの足は、お父さんが新しい家族と暮らす街に向かっています。あそこに行けば、愉快な気持ちになれる気がして。誰にも見つからないように・・・。見つかると家に連れ戻されそうで。すると森の中からGabrielに語りかける声がしました。いったい何者?冒頭から読者を惹きつける文章。家族のあり方について、子どもの目線から感じさせてくれる物語でした。
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