洋書Dustbin Babyから児童虐待まで

ジャクリン・ウィルソンの『Dustbin Baby』を読んでいます。いつもは読んだ後の感想を書いているのですが、今日は途中経過報告です。

子どもへの虐待について書かれた本 洋書&和書

Dustbin Baby

このお話、すごいです。主人公の女の子は、産まれたときにゴミ箱に捨てられていたのです。お母さん、お父さんが誰だかわからないし、その上ゴミ箱の中で発見されたという事実が彼女をずっと苦しめます。養子縁組をして、幸せになるかと思いきや、不幸が訪れます。彼女の心の闇というか、苦しさが語られているのですが、読んでいて心が苦しくなって仕方がありません。

この本、児童書なんですよ!すごくないですか?子供たちが読む本にしては・・・。この著者であるジャクリン・ウィルソンは、社会問題なんかを取り上げて、児童向けの小説を書いているのだそう。

新 凍りついた瞳(め)

ところで私、図書館でぽこさんの絵本を借りるついでに、自分の本も1-2冊借りているのですが、今読んでいるのが「新 凍りついた瞳(め)」という本。これは児童虐待について書かれた本です。実際にあったことをもとにかかれてあって、非常に重たい内容です。現在の法律では、子供に必要な特定の大人に対する愛着心が育つ環境を作れない、という不都合も初めて知りました。

虐待される子供は悲惨ですが、虐待してしまった親はいったいどういう気持ちだったのでしょうか。苦しかったんじゃないかな・・・って思うんです。でも虐待なんて、許されるわけありません。

子供を持つ親となった今、子供が虐待されている様子が書かれた本を読むことはとてもつらいです。でも自分は絶対にしない、という保証なんてありません。いつ何時、そんな精神状態に陥ってしまうかもわからないと思うのです。だからよく知っておきたいと思い、図書館で思わず手に取りました。

実は私も物心ついたときには、虐待されていました。虐待っていうとギョッとしますが、命の危険にさらされるほどの状態ではなく。昔のよくありがちな光景の部類か、それよりちょっと過激な程度です。でも今振り返っても恐ろしい記憶。なぜ母はあんな風だったのか、子ども時代に他界したため、今となっては聞くこともできません。

毎日の育児でイライラすることもあり、そのたびに母との対話をしています。今だから理解しようと思えばできることもあり、昔ほどの負の感情はもうありません。だから余計に子どもへの虐待に対する関心が高くなるのは仕方のないことなのかもしれないです。

今読んでいる本が英語も日本語も、子供がかわいそうなことになっているお話しで、私の頭の中は今、そういうことでいっぱいの状態・・・>-<; でも大丈夫^-^ ぽこさん、かわいい*^-^* 癒しです。

Dustbin Babyは、読んだらまた読後感想を書きたいと思います。明日から15日まで、旦那さんの実家へ帰省しますので、コメントくださる方への返信が遅くなると思います。必ず返信しますので、お待ち下さいね。帰ったら、また英語のお話しの続きを書きたいと思います。

では行ってきます~^0^/

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