感動ストーリーをKindle洋書で

総語数5,000語以上 読み応えありのおすすめKindle洋書

無数にあるAmazonのKindle 洋書の中から、読みごたえのある総語数5,000語以上のおすすめできる面白い洋書を集めました。当然、全て私が読んでこれは面白い!おすすめできる!と思ったものばかりです。

ここでご紹介しているKindle 洋書を読むには、画像をクリックしてアマゾンのサイトでその洋書をダウンロードすれば、すぐに読むことができます。ダウンロード前に、価格をご確認くださいね。表示している総語数は、すべて概算です。

英語で物語を読んで、深く感動してみたい

本の表紙画像をクリックするとアマゾンで購入できます。お気に入りを見つけたら、忘れないうちにご購入を。

『Secret Garden』
YL7.0、総語数80,538
常に0円でイラストなしです。両親がコレラで他界し、一人になったわがままでひ弱な娘のMaryはYorkshireの叔父の家に引き取られます。そこで屋敷で働く人や庭、自然に触れるうちに、心も体も健康的になってきます。屋敷には秘密がありました。一つは庭。そこは叔父の奥さんが亡くなった時に閉鎖されたのでした。そして男の子Collin。彼は叔父の息子で、心も体も弱く、長生きしないと思われていました。Maryはこの屋敷の2つの秘密を見つけます。叔父の庭と息子に対する秘められた想い、生きる気力を失った息子Collin、横柄で誰からも好かれなかったMary。彼らが生き物が持つ神秘の力と天使のようなDickonとの交流により、強く優しい心が目を覚まします。庭は彼らにとって、命の源であり、母の愛そのものだったのかもしれません。
『Walk Two Moons』
YL5.0、総語数50,279
Salという女の子が祖父母と共に、母がたどった道のりを旅しながらいろんなことを振り返り、感じ、そして過去を乗り越えていく物語です。ニューベリー賞受賞作品であり、読者の評価が高いのもうなずける。非常に深みのあるストーリーでした。Kindle多読コースで教材として取り上げた1冊です。
『A Horse Called September』
YL5.0、総語数32,885
農場主の娘Anneと、農場で働くお父さんの娘Maryは馬が大好きで、幼いころから一緒に馬に乗ったりして遊んでいました。隠し事のない二人の仲を引き裂いたのはAnnaのお父さんが娘を一流のショージャンパーにするために入れた有名な学校。そこで懸命に環境になじもうとするほど、Maryとの距離を感じずにはいられませんでした。MaryとAnnaの溝は深まる一方。そんな折、Anneの愛馬の怪我がきっかけで二人の運命が大きく変わっていきます。乗馬のテクニック、馬への愛情、経済力、人間力がこのストーリーの軸となり、読者の心を揺さぶってきます。
『Heart of a Hero』
YL4.5、総語数24,100
1942年、アメリカは戦争のために人々は苦しい生活を強いられていました。若者が兵士として戦場へ行き、残されたものは家を守るために必死で生きていました。そういう時代に生まれた猟犬、アイリッシュセッターのLadyの物語です。お母さんはとても優秀な猟犬でした。Ladyは縁があってCarlという若い男性にもらわれていきました。そして幸せな暮らしをするのですが、間もなくCarlは戦場へ行く決意をします。彼の帰りを心待ちにしていたLadyに、残酷な知らせが届きます。そしてLadyは戦争の渦中へ飲み込まれていきます。Ladyの勇敢さ、賢さ、忠誠心が飼い主が変わるごとに深みを増していきます。戦場で追った心の傷、愛した人との別れを乗り越えながら、凛として生きるLadyの姿に感動しました。
『My Monster Burrufu』
YL4.0、総語数15,510
作家であるお父さんと娘のOliviaは二人暮らし。都会を離れて田舎町で暮らすことになりました。家は広くなったのですが、不気味な感じ・・・そう、モンスターがいそうな雰囲気です。ある夜、予感的中。Oliviaとモンスターがリビングで鉢合わせ。女の子とモンスターの愉快でちょっぴり苦い思い出話しです。
『Lily’s Wand』
YL4.2、総語数9,895
いつもの日曜日、お母さんに付き合わされる蚤の市。嫌々でも、ついて行かなくてはならない状況にしぶしぶ・・・。しかしこの日がLilyの運命を変える日になろうとは。蚤の市で不思議なおばあさんに出会います。小さな杖をもらったのですが、どうやら魔法の杖らしいのです。後日、嫌いないとこが泊まりに来ました。いとこに魔法の杖を見つけられたくないLilyでしたが、運悪く見つかってしまいます。
『FING』
YL3.4、総語数6,675
生まれつき膝がない男の子Ulrichは、不運なことに両親がアフリカで人食い族に食べられてしまったと聞かされます。さらにショックなことに、とてもいじわるなおばさんがUlrichの世話をするというのです。いじわるどころか、Ulrichの命を狙っているたくらみを偶然耳にしてしまったから大変!それと時を同じくして、Ulrichはクローゼットの中に住むモンスターFingと出会います。初めは恐ろしかったのですが、とても仲良くなります。そしてFingと出会ったことで、お母さんが言っていたように、前向きに生きていく気持ちが戻ってくるのです。しかしおばさんの魔の手は緩むことはありません。どう立ち向かうのか、Ulrich。
『Alex The Cat』
YL3.2、総語数5,220
街の裏路地に、ネコの家族が住んでいました。食べ物は十分になくても、家族で幸せに暮らしていました。ところが不運が一家を襲います。一人ぼっちの野良猫になってしまった子ネコは街をさまよいます。
『Girl Perfect』
YL4.5、総語数29,000
“cleft lip and palate”(口唇口蓋裂)という生まれつきの障がいを持って生まれたElinは、13歳の女の子。赤ちゃんの頃から手術を繰り返し、裂けた唇と口蓋は閉じられたものの、一目で顔の傷がわかってしまいます。Elinは過酷ないじめや異質なものを見る目に耐えながら、自分を守るために殻に閉じこもります。ところが同じクラスの男の子の酷いいじめに、感情が爆発。そんな毎日に変化が起きます。少しずつElin自身が変わっていきます。Elinの悲しみや苦しみは、家族の悲しみ苦しみでもありました。Elinの閉じていた心の目が開いたときに見えたものとは?「奇形」は誰もが経験として理解できるものではありませんが、テーマは万人に共通するものがあり、十分に感情移入できるストーリーでした。
『Mickey and the Plow Horse』
YL4.5、総語数20,850
喘息の持病があるために、運動をしたことがなく、いつも家に閉じこもって音楽を聞いたり本を読んだりゲームをして過ごしていたMicky。両親がMickyを心配して、もう少し外に出て友だちを作るきっかけになればと思い、嫌がるMickyをキャンプに送り出します。キャンプには同じ年ごとの子ども達がアメリカ各地から集まっていました。Mickyは夏休み中そこで過ごすことに激しく反対し、2週間で切り上げてMickyを迎えに行くという約束をしました。こうして嫌々参加したキャンプでしたが、想像もしなかった世界が開けていたのでした。感動のストーリーです。ハンカチのご用意を。
『Beyond the Lady’s Garden』
YL4.0、総語数28,550
Rosalindというとてもきれいで親切で謎めいた女性が住んでしました。街の若い男性は続々と結婚を申し込みますが、断られます。理由は結婚しているから。けれど街の誰も、その女性のだんな様を見たことがないのです。Rosalindは時々、子どもたちを家に招いてお茶会をします。この物語は3話から成っていて、それぞれ話しの中心になる子どもがいます。Rosalindはその子どもと関わるのですが、とても面白くて不思議で少し怖いのです。おすすめしたい1冊。
『Anne: The Green Gables Complete Collection』
YL7.5、総語数102,888
『赤毛のアン』。孤児だったAnneが、手違いでクスバート家に引き取られることからストリーが始まります。Anneのおしゃべりとは正反対の寡黙なクスバート家。けれどAnneの豊かな想像力と表現力とほがらかさによって、氷が解けるようにクスバート家に春をもたらします。Anneが教師として働く前までのお話です。このKindle洋書、シリーズ全10話収載。置き場に困らないKindleだからこそ、全シリーズ揃えたいですね。
『A Bear Called Paddington』
YL5.5、総語数23,122
『くまのパディントン』。暗黒の地ペルーから密航でイギリスにやってきたPaddington。偶然電車の駅にいたBrown夫妻に声をかけられ、そのまま一緒に暮らすことになりました。一生懸命に覚えた英語、人間社会のルールにとまどいながら、明るく楽しく暮らす様子がとても面白いです。Brownファミリーのあたたかさ、良い友人、それとは反対に良くない人間もでてきます。Paddingtonの天然キャラがたまたま上手くはまったのか、はたまた実はものすごい計算による言動なのかはわかりませんが(笑)、決して相手に飲まれることなく上手にピンチを切り抜けます。Brownファミリーの懐の深さにも感動。長い間読み続けらる理由がわかります。
『Window Boy』
YL6.0、総語数48,750
Samは車椅子生活。いつも部屋の窓から見える学校で学生がバスケットをしているのを見るのが好きでした。Samは脳性まひで学校へも行っていないのでした。けれども願いがかなって、いつも見ていた学校へ通うことに!けれど言葉を上手く話せないために、理解されないことに苦しみます。母親ともすれ違いがあり、Samは心も生活環境も不安に押しつぶされそうになります。あとがきまで読むことをおすすめします。徐々にたくましくなるSamに声援を送りたくなります。
『How to Win Friends and Influence People』
YL7.0、総語数70,754
内容が素晴らしかったです。邦題は『人を動かす』。ビジネスに限らず、家庭でも同じ考え方で人間関係を良好にするためのヒントがたくさん見つかります。人の批判をしないという主張には、100%共感できます。批判からは何も良いことは生まれない。批判された人がすることと言えば、自分の正当性を示すために反論されるだけのこと。批判されて改心したり反省したりしない。相手を褒めることとお世辞は月とすっぽん。お世辞を言われた相手は必ず心化の賛辞でないことを悟る。誤魔化しで生きるのではなく、澄んだ心と相手を尊重する態度を貫くことが、人と良好な関係を作るために必要なのだろうと思いました。
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