主婦だからこそできる♪ 英語スキルアップで夢をつかもう!その1

<夢を実現する>主婦だからこそ!時間を有効に使って英語のスキルアップ<子育てしながらでもできる必殺テク公開!>

目次

主婦のための英語レベルアップ術 家庭内でスキルアップ!

元英語おちこぼれ主婦、木村あゆみです。2014年6月に、主婦の友社から link 『ピーターラビットで学ぶ!英語イメージ楽読術』 を出版しました。

英語の勉強が大嫌いだった私でしたが、今では英語が大好きで洋書を読むことが楽しくて仕方がありません。この大変身、そもそもは2005年8月末に洋書の多読を始めたことが始まりでした。

私が学生時代の英語力はほぼゼロに近く、社会人になってからもしばらくは、英語から逃げていました。そんな私の英語歴に触れつつ、私が実践してきた主婦&子育て中ママのための楽しい英語レベルアップ法について、ご紹介していきたいと思います。

英語を勉強しても、身につかない訳

英語が好きで、勉強して英語力を伸ばせていける人ならいいのですが、そうではない人がいます。英語が大嫌い。辞書が嫌い。だって辞書を引いても英文の意味がわからないし、それにわからない単語がたくさんありすぎて、一つ一つ調べるのが面倒。文法も大嫌い。文法説明読んでも、さっぱり意味不明。余計にわからなくなるし、余計に嫌いになる。はい、これ全部、過去の私のことです。

そんな私でも、英語ができたらいいな~という憧れは持っていたのです。そしてその憧れる気持ちは、英語の上達には絶対必要な要素だったのです。

前置きはそのくらいにしましょう。本題です。英語が身につかない訳。それは・・・

「好き」という気持ちが、今の勉強法ではうまく引き出せていないから。
「情熱」が傾けられていないから。
「夢中」になりきれていないから。

自分の「やる気」を上手く引き出せていないということなのです。もっと簡単に言えば、楽しめていないからです。英語のレベルアップのためにしている学習に、夢中になれていないからです。

欲を言えば、この学習の結果どうなりたいか(ゴール)を設定することが望ましいのかもしれません。でもそんなものがなくても、夢中になれる学習法を見つけることができれば、始めのうちはそれだけでいいのです。

私の例で言うと、英語が伸びなくて悩んでいるときは、かなり意欲的に英語の通信教育に取り組んでいました。当時は会社でも英語が必須の環境で、英語ができない私はまさに必死の思いで英語の勉強をしていたのです。通信教育は短くて3ヶ月のコース、長くて6ヶ月のコースがありました。

社内で半年に1度の頻度で、通信講座のパンフレットが配られていたのです。半年に一度、その中から一つずつ講座を受けていました。どの講座も期間内に課題を提出していました。期間内に修了し、一定以上の成績をとると、会社が半分ぐらいだったかな?全額だったかもしれませんが、費用を負担してくれていたのです。その恩恵を受けるために、真剣に受講していました。

それでもダメでした。なぜでしょう?

理由は簡単なことです。

興味が持てなかったのです。課題をこなすことが主目的になっていて、学習の内容を楽しむことが全くありませんでした。いつまでにこの課題を終わらせる、ということだけに興味があったというわけです。しかしこの現象は、他人事と思ってみるとバカバカしい話ですが、意外とこの罠にはまっている人は多いと私は感じています。真面目な人ほどその傾向があります。

興味が持てないというだけではありません。課題を期間内に終わらせる、または計画通りに学習を進めるということに喜びを感じているだけで、肝心の英語そのものへの興味が薄いということはあり得る話です。しかも当の本人が気づいていないことがあるのですから、要注意です。

この罠にはまっていないか、自覚がなくても確かめる方法があります。100%的中させることは無理ですが、いくらか役に立つと思います。やり方は簡単。以下の質問を、自分に聞いてみるだけです。

  • 英語の学習が続かない
  • 英語の勉強を開始する前、気が重い
  • がんばらなくちゃと、いつも思っている
  • 英語ができても誰も評価してくれないし認めてくれないなら、やる気が失せる
  • いかがですか?一つでもYesがあったら、要注意ですよ。

    楽しくて夢中になれる英語学習とは?

    では興味が持てる、やっていて楽しい、夢中になれる英語学習とはどんなものなのでしょうか。実はそれは人によって異なる、というのが正解でしょう。ある人が「この方法で英語学習すると、こんなにできるようになりました」と言っても、別の人では全く効果がないこともあるということは、経験的に誰でもわかるのではないでしょうか。

    そういうわけですから、私が「これがいい」と言っても向き不向きがあるということをご理解ください。自分もやってみよう、このやり方が信じられそう、と感じたらぜひ実践してみてください。

    その点を説明した上で私がおすすめするのは、洋書を読んで英語を学習する方法です。なぜおすすめなのかを以下、説明します。

    ストーリーが面白いと、英語を読むことに夢中になれる

    洋書と言われても、そんなもの読んだことなければ無理!と思うかもしれません。だからとても簡単な洋書絵本から読むのです。確かに内容が幼稚だと感じるかもしれません。始めのうちはストーリーに夢中になるというよりも、英語が読めている自分に感動するでしょう。

    始めは薄っぺらな洋書絵本ですが、読了した洋書を2冊4冊8冊と積んでみると・・・達成感♪ 実はこういう小さな喜び、とても大事です。このようなちょっと楽しい、嬉しい、達成した満足感などを毎日積み重ねていきます。

    次第に文字が多く、ストーリーに深みのある洋書が読めるようになってくると、続きが気になってどんどん読んでいけるようになります。感動で泣くこともあるでしょうし、おかしくて笑ってしまうこともあるでしょう。洋書を読んでいると、そういうことも体験できます。

    ストーリーに夢中になってくると、辞書を引くなんてまどろっこしいことをしたくなくなります。どんどん先を読んで行きたくなるのです。わからない単語は文脈から理解して補います。夢中で読むうちに、気がつけば先を予測しながら読むようになります。

    本当に「気がつけば」なのです。なぜなら、母国語ではそうやって読んでいるからです。こうなったらあとは楽しむだけです。楽しむだけで英語力がどんどん伸びていきます。

    以上が洋書をおすすめする理由です。面白い、楽しいという気持ちが、どんどん引っ張っていってくれるのです。それが「やる気」という牽引力。夢中になれたら英語が伸びるという、魔法の力の正体です。

    英語に夢中になれたら、必ず英語力が伸びる

    人は誰でも、楽しいことはやりたくなりますよね。英語は関わった時間だけ、自分の英語力となって身につくのです。

    ここで一つ、難所ありです。楽しいと思える洋書に出会うことです。洋書探し自体を楽しめたらいいのですが、普通、主婦は忙しいものです。このサイトには link「おすすめ洋書」 をたくさん紹介しています。そちらのページでお好みに合った洋書を探すのも良いかと思います。紙の洋書、Kidleの洋書、また英語のレベルも幅広くご紹介しています。

    家庭内で英語学習 忙しくてもできる秘密とは

    私は元英語おちこぼれですから、当然留学経験はありません。洋書の多読に出会って、英語が好きになったと前述しましたが、それはアラフォー。40歳を目前にしたある日の出会いでした。当時は子どもはいませんでしたが、主婦でした。正社員として働いていました。

    主婦で何かしら仕事を持っていると、忙しいですね。そんなことを言うと、最近の子ども達だって、塾に習い事に遊びに忙しいという話しも聞くので、主婦だから時間がないというわけでもないかもしれません。しかし主婦になっちゃうと、掃除、洗濯、買い物などなど、家のことを自分が中心になって切り盛りしなくちゃいけないという女性は多いと思います。子どもがいたら、それこそ大変ですよね。私は子どもが生まれた後も、ずっと洋書の多読を続けています。本当に好きなことなら、どんなことをしてでも時間を作れるのです。

    後で詳しく書きますが、育児中に英語学習を作ることに積極的であっても、育児をおろそかにはしません。他方、空いた時間ができたら英語学習をするという受け身な姿勢では、おそらく英語学習の時間はどんどん短くなっていくでしょう。そこは知恵と工夫で乗り切ります。

    英語学習のために家事や育児がおろそかになったら、英語をすること自体に罪悪感を感じたり、家族から反感を買うことになってしまうかもしれません。それでは英語学習も家庭もうまくいきません。両方を上手く回していくことは、実はそれほど大変なことではありません。どちらかに手が回らない状態をとるか、両方が相乗効果を及ぼしあう状態をとるかは、自分が決めることです。決めたら必ず実行できます。その一つの方法として、私の実体験に基づいてご紹介していきます。

    <主婦向け> 忙しくても英語学習の時間を確保する必殺テク

    私は自宅で仕事をしていますが、中には会社務めの女性や専業主婦の女性もいらっしゃると思います。すべての主婦に共通な部分に重点を置いて、忙しい中、どのように英語の学習時間を確保していくかについて書いていきます。

    学習時間確保のおすすめNo.1 早起き!

    もっとも簡単に時間が取れることといえば、朝早く起きることです。簡単といっても、朝に弱い人もいらっしゃるでしょう。夜遅い就寝だと、早起きが難しいでしょう。

    低血圧? 私も低血圧で、朝が大嫌いでした。会社員のときは朝はだいたい不機嫌でした。けれど今は4時から5時には起きています。なぜ起きられるようになったかというと、本当にやりたいことのために起きるからです。子どもの頃、遠足が楽しみだったり、休日が嬉しかったりして、早く起きていた経験ありませんか?それと同じです。

    「え~勉強するのが嬉しくて起きるなんて無理!」と感じる方は、苦痛を強いられる勉強に陥ってる可能性があります。早くやりたくてたまらない内容に変えると上手くいきます。何時に起きるかは、生活パターンによって変わりますが、朝早く起きるのならば、1時間ぐらいは学習時間に充てられるような時間に起きることをおすすめします。

    あまり欲張って(がんばって)早い時間に起きようと決めてしまうと、続かないので注意してください。継続できなければ意味がありません。無理のない時間設定が成功のカギです。睡眠不足は頭の回転を鈍らせます。自分には最低何時間の睡眠が必要かを把握しておくといいでしょう。

    それから睡眠の質にも気を使ってください。例えば飲食後すぐに寝ないとか、飲酒は控えるとか、快眠できる環境づくりなどです。それから昼間、睡魔に襲われた時の解消法も知っておくとよいと思います。

    私の解消法は、動く作業をに切り替えて目を覚ますことと、短時間の仮眠です。15分から20分と決めて、絶対にそれ以上寝ないようにしています。寝ると決めたら心配事などは忘れ、寝ることに集中できるよう切り替えすることもとても大切です。仮眠前のカフェイン摂取はとても効果的です。カフェイン摂取後、約15分で覚せい作用が現れるので、私はその作用を利用して仮眠をしています。

    学習時間確保のおすすめNo.2 「ながら」学習!

    主婦は朝も夜も忙しいですね。食事の準備に後片付け、洗濯、掃除、子どもの世話など。しかしそんな時でも、やろうと思えばできてしまう英語学習。私は食事の準備や後片付け中、洗濯物を干すとき、お化粧しているとき、車の運転中、歩いているときに英語を聞いていました。「ながら」聞きです。一見簡単そうですが、落とし穴があります。

    それはせっかく聞いていても、英語が右から左へただ抜けていくだけという状態になる危険性をはらんでいることです。そうならないための策があります。

    1.読んだことのある(内容を理解している)英語の音声を聞く
    2.聞くのではなく、シャドーイングをする
    3.英語の歌にして、自分も一緒に歌う
    4.すべてを聞き取ろうとしない

    おわかりでしょうか・・・普段から英語に慣れ親しむような生活をしていないと、できないことがあります。1と2そして4が特にそうです。

    1は普段から洋書などを読んで、好きな洋書の朗読を選ぶと聞き入ってしまうほど。ただ決められた教材だからといって聞くのとは、熱の入り方が違います。2はシャドーイングというものを理解して、実践できなければ無理です。

    私が発音矯正のためだけに開発した「テキトーシャドーイング」というメソッドがあります。これは何かしながら行うことにとても向いているのです。全神経を英語に傾けない。どちらかというと、反射的な神経が鍛えられるのかもしれません。私はこれで、発音矯正に成功しました。カタカナ英語だったのが、留学していたか外国に住んでいたかと思われるほどになりました。

    4はこだわりを捨てるというか、完璧主義を脱することが必要で、またその考え方は英語力を伸ばすのにも役立ちました。

    「ながら」学習はまだまだあります。聞くことの他には読むことですね。「ながら」読みです。まず、バッグの中には必ず洋書など、好きな英語の読み物を入れておきましょう。忘れたときのショックは、お財布を忘れたときに匹敵するぐらいの意識で。

    外に出ていると、意外とボーっとする時間があるものです。電車やバスなどに乗る時間、病院や銀行や人との待ち合わせなどの待ち時間。忘れちゃいけない昼休み。満員電車などで、洋書を広げられない時には英語を聞きます。だからバッグには洋書などの読み物と同時に、音声が再生できるものも入れておきましょう。

    乗り物の中で本を読んでいると乗り物酔いすることがあります。私も時々ありました。そんなときは潔く本を閉じましょう。でも気分がよくなったら、また懲りずに本を開けます。それだけ好きなのです。バスは特に揺れるので酔いがちですが、私はへこたれずに酔っても酔っても読み続けていたら、酔わなくなりました。電車も結構酔うほうでしたが、これも克服できました。

    今は自家用車の中でも、運転しない時は洋書を読んでいます。夜の車内でもKindleなら灯りなしでも読めますし、字を大きくすると読みやすいので気に入っています。

    Kindleを毎日愛用している私の視点で、Kindleの使い心地についてまとめているページがあります。Kindleのことを全く知らない人にも、わかりやすく説明していますので、参考にしてください。

    多読がもっと快適になる!Kindleについて

    学習時間確保のおすすめNo.3 テレビを見ない!

    テレビを見ない!と書くと、おそらく多くの方から「そんなの無理」と言われそうですが・・・。テレビって本当に必要ですか?ちょっと考えてみましょう。

    英語の夢をかなえる準備よりも大切だったり、ちょっと息抜きに必要なら、見てもいいと思います。私が危惧しているのは、何となくテレビをつけて、何となく座って見てしまい、それで大切な時間を消費してしまわないかということです。

    ちなみに我が家には、テレビがありません。そもそも家にテレビがない理由は、英語とは関係ありませんでした。私の夫はテレビが好きで(私も好きでした)、テレビがついていると会話がなくなってしまうのです。

    私は夫婦の間の会話をとても大切に考えていたし、夫が仕事で帰宅が夜遅くなるために、テレビがあると全く話しをしなくなるのではないかと恐れました。それでテレビを置かないことにしたのです。始まりはそんな理由からですが、今から思えばテレビがなくなってから、忙しいなりにもしたいことができる時間を持つことができるようになりました。

    こんなサイトを持っている私、英語をコツコツやって、子育てしながら英語の本を出版した私のことを、意思の強い人間と思われるかもしれませんが、私は意思が弱いと自覚しています。だからテレビがあると、何となく見てしまう人なのです。さびしいからといって、スイッチを入れてしまう人なのです。

    何もテレビを家から追い出さなくても、いい方法はあります。それはテレビ番組をリアルタイムで見ないと決めることです。見たい番組を全て録画します。そして自分のスケジュールに合わせて、空いた時間に見るのです。するとどういうことになるかというと、

    1.何となく見ることがなくなる 見たいもの以外は見なくなる
    2.自分が主体で時間管理できる テレビに振り回されない、テレビに時間を奪われない、自己嫌悪に陥らずに済む!

    こういう良い事があります。録画で見るときに、必ずしなければいけないことがあります。それはCMを飛ばすことです。見たい部分だけを見る。すると早く見終わりますよね。しかも集中できますし。私は家にテレビがあるときは、そういう見方をしていました。

    目的意識と時間の使い方 英語力アップのためには必須!

    目的意識を持って毎日を過ごす

    一日はあっという間に過ぎてしまうものです。気がつけばやり残したことがたくさん・・・ということにならないために、目的意識を持って日々を過ごしましょう。それは別に大変なことではありません。ちょっとした心がけ程度のものです。ちょっとしたことで時間の使い方、考え方ががらりと変わるのなら・・・やってみたくないですか?

    目的意識を持つためにも、To Do Listは必須

    To Do Listは、今日することの箇条書きですね。

    私は自分の手帳に書いています。毎年同じ手帳を購入しているのですが、この手帳、結構気に入っています。「ほぼ日手帳」といいますが、人気商品なのでご存知の方が結構いらっしゃるでしょうね。1日1ページなので、その日やるべきことを箇条書きしておきます。

    私は自宅で仕事をするので、「カズン」というA5サイズの結構デカくて重い手帳を使っています。机の上に置いて、仕事上のちょっとしたメモなんかにも使っています。右写真が私の愛用カズンです。

    link ほぼ日手帳のホームページ(購入できます)

    今日が始まる前に、今日やることを考える習慣をつける

    前日でもいいですし、朝いちでも構いません。今日やることは何かを考える習慣をつけましょう。これにより、やるべきことの優先順位の確認ができます。まずはとにかく項目を思いつくままに、ざっと書いてしまいます。

    すると今日一日ではやりきれないと思ったら、優先順位をつけるとともに、遅らせてもよいことや、やらなくてもよいことが見えてきます。反対に、時間が余りそうだと感じる時があります。そのときには、いつもより多く英語学習の時間に充てられます。

    こうして毎日To Do Listを書くことによって、毎日自分が目指す位置を確認できます。自分の夢を実現するための方向性を、毎日自分が書く項目を見て確認します。出来た項目には☑を入れて、出来なかった項目には×をつけます。
    次の日以降、×がついているものをListに入れていきます。

    To Do List そのためには目的意識は欠かせない

    この作業を毎日繰り返すことで、毎日自分は何のためにコレをするのかという意識が自然に芽生えてきます。私がここ数年必ずしていることは、年頭に達成したいことを箇条書きします。そしてそれを愛用の手帳に貼っておき、すぐに見れるようにしておきます。

    すると目指すところを見失わずに、日々暮らすことができます。もう一つ、達成したいこと=夢を書きだして、常にそれを意識しながら毎日の自分の行動を考えることで、夢の実現に必要な情報やチャンスをつかみやすくなるような気がしています。不思議なようで、実はこれは当たり前のことだと私は思います。

    意識して生活しているかしていないかという、一見些細な違いのように見えても、生み出される結果は大きく変わります。

    家事の効率化で自分のための時間を作る!

    家事はやってもやっても終わりがありませんね。掃除、食事の支度に後片付け、買い物、洗濯などなど。動物を飼っていたり、庭いじりが好きだったりすると、お世話、お手入れする時間も必要になってきます。子どもがいるお家では、それはもう大変です。

    そこで家事を効率よく済ませることによって、いくらかの時間を作ることを考えます。絶対に無理はいけません。毎日続けられることを考えてくださいね。何も考えずに毎日のルーチンワークをこなしているだけでは、状況は変わりません。家事をこなしながら、常にクオリティをそれほど損なわずに時間短縮できないかを考えるのです。

    しかし熱心に考え込む必要はなく、ただぼんやりと頭で考えながらでいいのです。いつもぼんやりとでも頭の中にあると、あるときハッと閃くことがあります。その時は必ずやってみるという手間は惜しまないことが肝心です。

    私が実践している、時間を作り出すための家事効率化

    やってみて「これはいい!」と思って、ずっと実践していることをいくつかご紹介します。それぞれに事情が異なりますので、参考程度にしてください。

    1.買い物は週に一度だけ 1週間に一度のまとめ買いをします。無駄な物は買わなくて済むし、経済的です。計画性も身についてきます。

    2.買い物リストを作る 週に一度の買い物に買い忘れがあっては困るので(また買いに行く時間がもったいない)、必ず買い物リストを作ります。買い物前にリストを作るのはNG。それは時間の浪費です。使い切ったものがあれば、その都度(忘れる前に)リストに書き加えます。リストは冷蔵庫に貼っておくのがおすすめです。書き写す時間がもったいないので、ちぎって持って行けるメモ用紙は必須。

    3.掃除しやすい部屋にする 掃除時間の短縮につながります。掃除がしにくいので、棚の上などには物を極力置かない。物をどけながら掃除する時間がもったいないです。どけるのが億劫でたまにしか掃除しなくなると、1回あたりの掃除時間が極端に長くってしまい、これも時間がもったいないです。対策は無駄な物は買わない、置かない。シンプルな生活がおすすめ。お金の無駄遣いも減ります。

    To Do List項目、やる順序も大事 徹底的に効率を考える!

    今日やることはTo Do Listにすべて書き出します。小さなことでも、忘れてはいけないことは必ず書き出します。そうすることで、手帳に書いたリストを見るたびに思い出せますが、実はもっと大事なことがあります。

    隙間時間の活用 ジグゾーパズルのように

    その大事なこととは、隙間時間を最大限に活用できることです。今日一日でやるべきこと中には、時間がかかることから、短時間で終わることまでありますよね。まずはリストをパッと見たときに、メインの仕事あるいは用事をピックアップして、それをいつするかを決めます。

    午前とか午後という大枠でもいいし、時間が決まっているならば、そこは固定できますね。残りの時間にその他をはめ込んでいきます。そう、まるでジグソーパズルをはめ込むような作業です。

    小さなことでも忘れてはいけないことを書きだすことが大事だという理由は、ちょっとした隙間時間ができたときにそこにはめ込むことができるからです。何となく過ごして、あっ!と気がついたときにするよりも、計画的に事を運んでいるときにフトできる隙間時間にサッとはめ込むと、時間を有効に使えます。「ちょっと疲れてきたな、休みたいな」というときに、座ってリラックスしていてもできることであれば、休憩がてらその用事を済ませてしまいます。

    私はTo Do Listをいつも見る手帳に記すようになってから、時間を無駄に使うことがなくなったように思います。出来なかった項目には×をつけて、明日以降のTo Do Listに再度書きます。×がついても気にしないことです。常に×が多いということは、一日にすべきことを詰め込みすぎているか、時間の使い方が上手くないかです。詰め込み過ぎのときは、少しゆとりを持たせたListを作るとよいですね。

    To Do Listの中には、当然洋書を読むことなど、英語学習に関することも書きましょう。

    私の場合 ある一日の過ごし方

    では私がいったいどんな一日を過ごしているのか、ある一日を切り取ってご覧いただきましょう。いつ英語学習、「ながら」学習をしているのかがわかりますよ。

    私が子育てと仕事をしながらも、学習時間や好きな読書時間が確保できているのは、早起きと工夫です。みんなが寝ている時間に起きれば、作業を中断せずに集中できます。工夫というのは「ながら」学習です。

    うさぎの世話や料理をしながら英語を聞いています。聞くための英語素材選びは、意外と大事です。私がやってみてよかったのは、一度読んだことのある英語であって、かつ興味のある内容のものを聞くことです。

    私の場合は洋書を読むのが大好きなので、読んだ洋書の中からとても感動したものを選んでYouTubeで音声を探したり、ない場合にはCDを購入したりして、何度も繰り返し聞きます。何度も繰り返すことが肝心です。

    なぜなら「ながら」なのでそんなに集中できません。断片的に聞き取れるようになる箇所が、回数を重ねるたびに増えてくるのです。そのうちにそんなに集中していなくても、ある程度の英語は聞き取れるようになります。

    「ながら」学習で忘れてはならないのが、待ち「ながら」洋書を読むこと。外出時には必ず洋書をかばんに入れます。私の場合は、子どもの病院での待ち時間に洋書を読んでいます。保育園のうちは特に、病院通いが多いですね。うちの子は半年近く、毎週耳鼻科通いをしています。混むときは1時間以上待たされます。病院に行くときは、仕事時間を削っていくのですから待ち時間を無駄にはできません。

    始めのうちは通院がストレスでした。しかし待ち時間に洋書が読めると思えば、楽しみがひとつ増えることになります。我が家は病院通いが多く、子どもの他私が月に一度通院しているし、介護うさぎがいるために少なくとも月に一度は動物病院へも行っています。私はそのような用事で発生するちょっとした時間を、すべて「ながら」学習に充てています。

    また、お気づきになったかもしれませんが、「英語学習」という項目はたったの30分です。この「英語学習」の中身は、その時々の目標によって異なりますが、例えばTOEICの勉強とか、語彙強化のための学習です。

    英語に触れる時間が一日30分しかないというのであれば、一日30分の英語学習は少なすぎるでしょう。しかし私は「ながら」学習や洋書の多読をしています。隙間時間には必ず洋書を読んでいます。ですから今の私には、一日30分でも十分だと感じています。30分だけ、問題集を解いてみたり、何か新しいことを覚えるための時間にしています。この30分、実は信じられないほどの威力があります。

    夢と目的を忘れない 大事なものを守るため

    誰もが幸せになりたいと思っています。夢も持っていたい。でも現実は、毎日の家事育児と仕事に追われる日々。こんなに忙しいのに、夢とか言ってる場合じゃない!

    ・・・なんて、誰が言いました?おそらく自分自身がそう決めつけているだけではないでしょうか。もしもこのイライラやストレスが、何かのせい、誰かのせいだと思っていても、本当はどこかで気がついているのかもしれない。本当は自分へのイライラだということを。

    イライラするだけのエネルギーがあるのなら、そのエネルギーを自分の内に込めるのではなく、形を変えて外に解放したらいいのかもしれない。夢を見てはいけないとは、誰も言っていません。「こうなりたい」という自分を大切にして、そうなるために「今」できることを少しずつ始めるのです。焦る必要はありません。焦ってくじけるよりも、ゆっくり確実に夢に近づいていきましょう。

    あなたが夢を大切にして、日々「こうなりたい」という憧れに向かっている間は、心が満たされていて、とても素敵な表情をしているはずです。家庭のある女性は、子どもや夫にとって太陽のような存在でいたいと私は思います。

    仕事で疲れて帰ってきた夫が、妻のキラキラした笑顔で癒されるかもしれません。子どもなりにいろいろな不満があるでしょうけれど、お母さんのキラキラした笑顔で気持ちが安らぐかもしれません。こういう女性、お母さんは、家庭の中でとても尊い存在なのではないかと私は思います。

    大切なものとは・・・当たり前に今あなたの、私の周り、そして自身の中にあるものではないでしょうか。家族だったり、健康だったり・・・自身の中にある精神そのものが、大切なもの。これらを健やかな状態に保つためにも、自分自身が心身ともに充実していたいものです。

    自分自身が充実していて満たされていているから、素敵でキラキラした表情が生まれます。むっつりしている妻やお母さんが家にいるよりも、朗らかで生き生きした妻、お母さんが家にいるほうがいいですものね。

    完璧を目指す必要はないのです。喜怒哀楽があっても構わない。落ち込むこともあるでしょう。人間だもの。でも最後には必ずまた、起き上がって前進する。笑顔を取り戻す。こういう精神があれば、大切なものを守り通せる気がします。それは夢をかなえたいと強く思う気持ちと、行動力につなげてくれる目標で支えられている気がします。

    その1 終わり

    主婦だからこそできる♪ 英語スキルアップで夢をつかもう!その2の目次

    その1に続く記事です。目次は以下のとおり。

    3.何も犠牲にしない考え方
    4.考え方を変えると夢が現実的な目標に変わる
    5.周りの批判的な声に揺らがない強い気持ちを持つ
    6.子育て中の主婦はダブルで良い事がある!

    主婦だからこそできる♪ 英語スキルアップで夢をつかもう!その2

    最新情報をチェックしよう!

    その他の最新記事8件