3月の英語多読 おすすめの洋書 2016年

2016年2-3月に読んだKindle洋書と紙の洋書から、特に面白かったものをピックアップしました。

英語初心者向けから中級者向けまで、レベルはいろいろ。ジャンルもいろいろです。実際に私が読んだ中から、読みやすい英語表現の洋書を優先的に★★★★☆以上の評価をつけた洋書だけを選びます。

本の表紙画像をクリックするとアマゾンで購入できます。お気に入りを見つけたら、忘れないうちにご購入を。

注意:「YL●●●」は絶対的な基準ではありません。参考程度にお考えください。また、総語数できりのよい数字のほとんどは概算です。

YL0.0-1.0 簡単なレベルの洋書で英語がスラスラ読める感覚を体験しよう

英語がスラスラ読めて嬉しいと感じる経験は、想像以上に英語に対する姿勢を前向きにしてくれます。

『Max Has A Fish』 紙の洋書
YL0.3、総語数79
シンプルなイラストと文章。Maxは飼っている魚ができることを挙げていきます。できないこともあります。それはダンス。どうにかして一緒に楽しみたいMax。どんな展開になっていくのか、ちょっとわくわくしながらページをめくりました。
『Cat Days』 紙の洋書
YL0.3、総語数109
短編が3話。これもシンプルですが、リズムが変化するので音読が楽しそうです。どうやって読めばいいか考えて音読してみるのがいいかも。
『My Tooth Is Loose!』 紙の洋書
YL0.5、総語数302
Georgeは歯がグラグラし始めたので、友達にどうしたらいいか訪ねます。いろんな友達が来て、自分の体験を話すのですが、Georgeは友達と同じようにするのは怖くていやだと思いました。同じパターンの展開が何度も繰り返し、結末が気になってきます。単純なストーリーだけれど、面白かったです。

『Dagnabbit Rabbit』 Kindle洋書
YL0.6、総語数285
畑を荒らすうさぎに困り、いろいろ対策を立てるのですが、どれも失敗。どうしてうさぎは畑を荒らすのか?うさぎのテリトリーはここじゃないだろうと、うさぎ達に教えようと草原の中に行ってみると・・・。実際にある深刻な問題を、ここまで愉快にかわいらしく描いているのがとても面白かったです。
『Madeline And Her Dog』 紙の洋書
YL0.8、総語数255
絵は同じ雰囲気ですが、あの『Madeline』(げんきなマドレーヌ』)とは著者が違います。Madelineはどこへ行くにも大好きな犬のGenevieveを連れて行きます。Genevieveは街を好き勝手に散策します。ゴミ箱をあさったり、川に飛び込んだり。そのうちに身体が汚れてしまい、臭い匂いを放つ犬になってしまいます。先生が子ども達にGenevieveをお風呂に入れるよう言います。さあこれが大変。ドタバタと楽しいストーリーです。

YL1.1-2.0 易しい物語の裏にある深いテーマ、大人だから読み取れる

絵本は子どものためだけの本じゃないことが、洋書多読をすることでわかります。今さら読めないと感じる絵本も、英語なら・・・。

『World Cutest Baby Animals』 Kindle洋書
YL1.3、総語数1,445
動物の赤ちゃんの写真がかわいいです。赤ちゃんのときの呼び方、女の子、男の子で呼び方が違う動物もいます。草食動物、肉食動物、雑食動物、冬眠などの英語がたくさん出てきます。
『Grasshopper on the Road』 紙の洋書
YL1.4、総語数1,980
Frog and Toadの著者、Arnold Lobelの作品です。Frog and Toadとはかなりテイストが違い、風刺的な内容です。それでもどこか温かみが感じられるのは、Lobelの絵のなせる業。道を歩いて旅をするGrasshopperに、いろんな虫達が話しかけます。どの虫もGrasshopperとは考え方が違います。そしてどちらも頑固に自己を貫きます。子ども向けというよりも、大人が深読みして楽しむ洋書。
『Richard Scarry’s Best Storybook Ever』 紙の洋書
YL1.5、総語数10,870
Richard Scarryの楽しいストーリーがたくさん入っています。お話とお話の間に、絵で物の名前や数を楽しく学んだり、マザーグースがあったりと、バラエティに富んだ内容で小さな子どもから楽しめます。どのページもイラストがすごく細かくてユーモアもたっぷり。文章もどこか笑えてユーモアセンス抜群です。
『Come with Me』 Kindle洋書
YL1.5、総語254
美しい自然と動物の写真とともに、読み手に語りかけるような文章が素敵です。大人向けな感じがします。動物の動きに関する単語がいろいろ出てきます。知らなかった単語に出会ったとしても、似たようなパターンが繰り返されているのと写真とで、意味の推測も可能です。
『Mommies Going Natural』 
Kindle洋書
YL1.5、総語870
ある夜、呼んでも返事をしない娘Aishaの部屋をのぞいたお母さん。娘はファッション雑誌を見つめていて、部屋に入ってきたお母さんに、私もこのモデルさんやお母さんのようなまっすぐな髪にしたいと言いました。お母さんは困ります。子どもが自分のもともとの髪を好きではないということに不安を感じます。けれどもお母さんが娘にそのことを伝えても説得力がありません。なぜならお母さんも娘と同じ巻き毛なのに、ストレートパーマをしているから。お母さんは悩んだ末、娘と一緒に美容室を訪ねました。自分を好きになることは、美へとつながるのかもしれないと思いました。
『What Are Cells, Anyway?』 Kindle洋書
YL1.7、総語1,536
細胞について、英語で学べます。しかもとてもわかりやすいたとえなので、もしかしたら日本語の教科書よりもわかりやすいかも。わかりやすいイラストから、電子顕微鏡の写真まであります。語数のカウントはTime to reviewの前まで。
『Billy Bear Runs Away』 Kindle洋書
YL2.0、総語1,430
子グマのBillyは好奇心旺盛。ちっとも両親の言うことを聞きません。他の兄弟たちは、両親の言うことをよく聞いて、冬が来るまえの準備から冬眠と、学習していきます。ところがBillyはこんな面白い時期に眠るなんてと、洞穴から飛び出して行きました。みんなが眠った後にBillyは外へ飛び出しました。夜に外出したのは初めてです。さらに雪景色を見るもの初めてのこと。食べるものもなく、寝る場所もない・・・途方にくれていたときに出会ったのは恐ろしいクマでした。Billyはどうなるのか。ストーリーはシンプルで、英語も読みやすいです。
『Giant Kite』 Kindle洋書
YL2.0、総語1,285
Stanleyが外で遊んでいたときに、空に赤い凧が飛んでいるのを見つけました。凧の方向へ走っていくと、糸がたれていたので、糸を引っぱって凧を降ろしていきました。なんとその凧は家よりも大きかったのです。糸の終わりに丁度Stanleyが乗れるほどの大きさの木がついていて、それに乗ると凧はふわりと空へ飛び立ちました。意識があるかのような凧とStanleyのストーリーです。
『The Frog , the Mermaid and the Fly』 Kindle洋書
YL2.2、総語1,980
親のいない孤児Sir Gavinというカエルがいました。自分のことを王子様で、両親が自分のことを探していると信じています。そんな話をしても、誰も相手にしてくれませんでしたが、一人だけAllieという名のハエが友達になってくれました。カエルとハエなんて、食べるものと食べられるものなのに。二人の友情は強い信頼で結ばれていましたが、あるとき人魚が現れます。人魚はどこで聞いたのか、カエルは魔法をかけられている人間の王子だと信じていて、このカエルの気を引こうとたくらみます。そのたくらみを知ったAllieは気が気ではありません。誰が何でどうなるのかという視点で見ると、なかなか面白かったです。意外な展開でした。
『Willow and the Dragon』 Kindle洋書
YL3.0、総語数3,500
村のはずれに不思議な家があって、そこに不思議な住人が住んでいました。髪は白いけれど背丈は8歳の子どもぐらい。ボロボロの服を着ています。あるとき村の子どもが二人、この家の前に偶然やってきました。そしてこの住人と話をすることに。なぜ一人で住んでいるのか、何をしているのか、質問するうちになにやら深いわけがあることがわかります。そこで子ども達は話を聞かせて欲しいと頼むと、白い髪の不思議な人は泣きながら話してくれたのでした。

YL2.1-3.0 英語の文章でストーリーを楽しむレベル

チャプターブック。絵本とは違い、所々に挿絵がある程度です。選んだ洋書はどれも読みやすい英語です。

『Beauty and the Beast』 Kindle洋書
YL3.2、総語数4,985
『美女と野獣』の原作をリトールドしたものです。コンパクトにまとまっていていながら、内容がわかりやすいのでおすすめです。美女と野獣の始まりがこんなストーリーだったとは、知りませんでした。
『Samantha Collection 1, 2 & 3』 Kindle洋書
YL3.5、総語数30,450
動物好きの8歳の女の子Samanthaと妹や友人が、動物の赤ちゃんを育てる物語。Samanthaのお母さんが獣医さんということで、飼育に必要な知識を教えてもらいながら育てます。こういう物語に触れて、子ども達も生き物を育てることに興味を示すのかも。周りの大人がみんな素敵で、伸び伸びと成長するSamantha。語数は本編の最後にあるFun Factsも含んでいます。クイズは含みません。
『Fables』 紙の洋書
YL3.6、総語数5,376
Arnold Lobel著。短編が20話収載。擬人化された動物が登場し、最後に教訓が記されています。イソップ物語と同じ寓話ですね。見開きの片側にショートストーリー、反対側にイラスト一枚という構成です。イラストはLobelの面白おかしくそして繊細なタッチで素敵。ストーリーは皮肉や風刺たっぷりで面白いです。
『Discovering Harold』 Kindle洋書
YL3.7、総語数9,920
森に住むシカの親子がいました。お母さんはいつも危険を察知して、子ども達を守ります。人間は怖い生き物と、子ども達には教えています。あるとき、人間が森に入ってきてシカの親子に襲い掛かりました。子ジカのJonathanが倒れて、意識を失います。目を覚ますとまだ自分は死んでいなかったのだと気がつきますが、恐ろしいと教えられた人間に助けられていたのでした。子ジカのJonathanと人間の家族の関係、大人になっていくJonathanと次第に変わっていく人間との関係、本能の目覚めをリアルに想像できるストーリーでした。

YL3.1-4.0

今回このレベルはありません。

YL4.1 以上 古いアメリカのお話しはいかがですか?

「大草原の小さな家」シリーズ。『Little House in the Big Woods』が第1作目で、こちら『The Little House on the Prairie』は第2作目です。1作目がかなり前に読みました。人気のシリーズですね。

『The Little House on the Prairie』 紙の洋書
YL5.0、総語数51,311
大きな森の小さな家に住んでいた一家ですが、森に住む人間が増えてきたことから、別の場所へ移りすることに決めた父。ミシシッピ川に張った氷が溶ける前ぎりぎりに川を超え、たどり着いたのは草原。そこに家を建てる一家。大自然のなか、オオカミや家事やインディアンなど、さまざまな危険や緊張を経験します。最後はインディアンとの緊張がほぐれた後、安定するかに思えた矢先のこと、ワシントンから退去の命令が下ります。素朴な生活ぶりが堪能できます。

来月もおすすめ★4以上を紹介していきます。お楽しみに!

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